新入社員の時にやってしまった、あんな事、こんな事、、、皆さんも、ご経験がありますよね。本連載はそんな「あるある」をご紹介していきます。
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新しいコミュニティでは、誰だって第一印象を良くしたいと思うもの。入社直後のイメージはこの先の会社人生をも左右します。特に新入社員は、スタートダッシュが肝心だ!と学生時代以上に気を張って過ごします。
会社や取引先の人の至極どうでもいい話を真面目な顔で聞き、相槌を絶妙なタイミングで入れる、寒~いギャグにも爆笑する。経歴自慢なんてされた日には顔も死にますが、どうにか耐え忍ぶ...。自分が悪くないと思っても、ありがとうとごめんなさいはタダ経典を胸に「自分がいたらないばかりに申し訳ありません」「ありがとうございます、助かりました」と呪文を唱える。
そうして日々を過ごすことで、
「素直で別け隔てなく感じがいい、よくできた新入社員」
の称号を獲得し、社内の環境を整えるのです。
しかし、別け隔てなく愛想良く接していると、思いもかけない事態に陥ることがあります。
「○◯さんって、ほんと優しいですね」
そんな社交辞令の褒め言葉とともに現れるのが、勘違いする男性(もしくは女性)社員です。
学生の頃は「特に理由はないが何となく」くらいの感覚で異性から避けられてきた彼(彼女)。社会人ともなれば誰もが、どんな相手とでもそこそこの関係でいられるよう接するのが常識で、ある程度誰にでも愛想をふりまくもの、というのは頭ではわかってはいますが、ことそれが異性間となると、
「いつも笑顔で自分を見つめてくる。きっと自分のことが好きに違いない(わ)!」
と勘違いフィルターを発動してしまうのです。
だからといって、同期や同僚の場合、露骨に邪険にすることはできないですから大変です。
社会に出ると本当にさまざまな考えや感性を持った人がいますから、ある意味仕方がないことです。勘違いされているようだと感じたら、うまく距離を置くことも大切。それも社会人としての成熟度を上げてくれることでしょう。
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(イラスト:ConChan)
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※「新入社員あるある」バックナンバーは以下からご覧ください。
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