「新入社員あるある」第17回<br>「経費精算」の仕組みが分からないまま、<br>領収書を半年分をためこんでしまい...

連載・インタビュー

新入社員の時にやってしまった、あんな事、こんな事、、、皆さんも、ご経験がありますよね。本連載はそんな「あるある」をご紹介していきます。

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学生と社会人とでは環境が大きく異なります。新入社員になってから初めて接するルールっていろいろありますよね。たとえば接待や飲み会ルールなどビジネスマナー的なものから、出張や営業、給与形態などの業務に関する仕組み的なものまであります。

ですが、こういった仕組みって言葉で説明されても意外と理解できないもの。接待ひとつにしても、する前はどんなものなのか、イマイチ想像がつかないし、社内システムを使った申請なども全く操作がわからず、実際に必要になって使うことで初めて分かるようになるものです。

そうしたルールの中で、ちょっと面倒な仕組みが「経費精算」。業務上で自分が立て替えて支払ったお金が申請後に戻ってくる仕組みですが、そもそも業務自体に慣れていない新入社員にとっては、どこまでが経費なのかもわからず、「これは精算していいもの?」と悩みます。また、うっかり領収書をもらい忘れるケースも。

そして、研修で説明されているものの、実際に経費精算するころには研修すら遠い過去の話になっているために、社内の経費精算ソフトの使い方がわからない状態に。

「働けど働けどなおわが暮らし楽にならざり...あ~っ!財布に領収書しか入ってない!」とある日突然気がつくのです。

毎日上司と一緒にタクシーを使って営業に繰り出し、自分がタクシー代を払っていた場合、気がついた時には立替費用がとんでもない額になっていることが。

実際に、半年間、経費精算をすっぽかし続け、タクシー代の領収書だけで数十万円分溜め込んでいた強者がいたというエピソードが。3カ月分の家賃+光熱費が余裕で払えそうな額だったそうです。

基本的に経費精算は、毎月の給与計算の締日にあわせて精算しないと怒られるもの。もちろんこの半年領収書を溜めてしまった新入社員は、上司にコッテリ絞られました。でも無事精算出来たという話ですが、中には締日を過ぎたら精算すらさせてもらえなくなる場合もあるとか...

新入社員にとって初めての「経費精算」はなかなかに緊張するもの。でも、お金にまつわるところは、シビアな部分です。自分が損しないためにも、きっちり精算ですよ!

(イラスト:ConChan)

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※「新入社員あるある」バックナンバーは以下からご覧ください。

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