「新入社員あるある」第2回<br>学生時代の友人の大切さに気付く

「新入社員あるある」第2回<br>学生時代の友人の大切さに気付く

新入社員の時にやってしまった、あんな事、こんな事...皆さんも、ご経験がありますよね。本連載はそんな「あるある」をご紹介していきます。

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新社会人になること。それは新しいコミュニティとの出会いでもあります。一日の大部分を過ごす場所が会社になるわけですから、「気の合う友達ができたらいいなあ」なんて、淡い期待をしつつ入社する新卒社員も少なくありません。

もちろん、会社での人間関係は、友達感覚では成り立ちません。新卒社員もそれは理解していて、社会人としての付き合い方を模索し始めます。上司に気を使いつつ、同期とも適切な距離感で接するようにして...。こうして働いていくうちに「会社で友達を作るのは難しい...」と、悲しくも悟るのです。仕事も落ち着いてきたころ、ふと思います。

「学生時代の友人ってめちゃくちゃ大切...」

気が付けば、プライベートで同じ時間を過ごすのは学生時代の友達ばかり。

「こんなバカな話、このメンツでしかできないよ〜」
「会社の飲み会とか、仕事だもんね」
「「「ね〜...」」」

などと居酒屋でぼやいている集団がいたら、それは同じ学校を出た新卒社員の可能性が高いです。こうした友達はこの先できないだろうと思うからこそ、利害関係もなく、素の状態で付き合える関係性の大切さを改めて噛みしめます。

この関係性がいつまで続くかはわかりません。しかし、新卒社員はこれまでとは違う人間関係に直面して落ち込むたびに、気の置けない友達と励ましあいながら、社会人の階段をまた一歩上っていくのです。

(イラスト:ConChan)

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※「新入社員あるある」バックナンバーは以下からご覧ください。

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