「新入社員あるある」第5回<br>ビジネス書や自己啓発本を薦められて、<br>サラリーマンになったことを実感する

連載・インタビュー

新入社員の時にやってしまった、あんな事、こんな事、、、皆さんも、ご経験がありますよね。本連載はそんな「あるある」をご紹介していきます。

☆☆☆☆☆☆

新卒社員は何かと意欲に満ちあふれています。これから始まる社会人生活をより充実したものにしていくため、いそいそとスキルアップに励んだり、プライベートを充実させたりと自己投資に意識が向きがち。

一方で、会社としてもせっかく採用した新卒社員ですから、ピカピカの状態から研修を通してきちんとスキルアップをさせたいところでしょう。

そんななか、先輩が新入社員に薦めるのが「自己啓発本」や「ビジネス書」です。

「自己啓発本」や「ビジネス書」を薦められた新入社員ですが、それらの本に対して、大学時代に論文を書く際に読んだ学術書のようなアカデミックな本とは異なった俗っぽさを感じとり、「あーサラリーマンになったんだなぁ」と実感する瞬間でもあります。上司との付き合い方やビジネスに関する思考法...。うーん、はっきり言ってあまり興味がないなぁ...。

そうは言っても、せっかく薦められた本なので、とりあえず読んでみますが、薄々「こんなの本当にみんなやってるの?」と突っ込みを入れたくなります。

ただし、入社してしばらくたち、社会人ならではの壁にぶつかった際、これらの本を読み直すとあら不思議、「なるほど」「なるほど」と納得しながら読み進めていくケースが多々あります。「だから先輩はこれを薦めてくれたんだなぁ」と実感し、「サラリーマンって意外と奥が深いかも」と感じた時、あなたは社会人としての新たな一歩をすでに踏み出していることに気づくのです。

(イラスト:ConChan)

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※「新入社員あるある」バックナンバーは以下からご覧ください。

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