「新入社員あるある」第9回<br>初めて先輩に怒られ、先輩に謝りながら泣きじゃくる

連載・インタビュー

新入社員の時にやってしまった、あんな事、こんな事、、、皆さんも、ご経験がありますよね。本連載はそんな「あるある」をご紹介していきます。

☆☆☆☆☆☆

仕事に慣れて、「社会人生活意外に順調~」と思い始めた矢先、多くの新入社員が、ちょっとした試練に直面します。

人によってタイミングはもちろん違いますが、それは突如としてやってきます。
そう、「先輩社員からのお叱り」です。

それまで優しかった先輩や、上司が鬼の形相に変わる瞬間を目の当たりにし、目の前が真っ暗になった...そんな経験をするはずです。

「はじめてやらかしちゃった(泣)間違えちゃった(泣)」

自分がミスしたことよりも、「先輩を怒らせた上に迷惑をかけて私は一体何をやってるんだろう(泣)」と自分を責め、自己嫌悪に陥るのです。

「申し訳ありませんでした」。

そうやって後で先輩のところに行くと、目から大量の涙が、、、

筆者ももちろん経験があります。ホテルで勤めていた際、初めて先輩から怒られたことが記憶に鮮明に残っています。

お客様から頂くお金を、間違えて実際よりも少なくもらってしまった時のことです。気づいたときにはもうお客様の姿はなく、探しても見当たりませんでした。

フロントバックへ先輩からの呼び出しがあり、
「だからあれほどお金の事は気を付けてって言ったでしょ!」

その一言で、驚きと焦り、自分はやらかしてしまったんだという感情で頭が真っ白になりました。他の先輩社員の人たちから、「次は気を付けような」。そう言われているときも目は涙でいっぱいで。。

怒られた後って、しばらく時間が経たないとなんか肩身が狭いというか、、すごく仕事がやりづらいですよね。

勇気を振り絞って、仕事終わりに、もう一度先輩社員に謝りに行くことにしました。
「〇〇先輩、先ほどはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでしt。。(´;ω;`)ブワッ」

先輩からその時言われたのが、
「あ~気にしないでね~ほんとに!泣かなくても大丈夫~やっちゃったことはしょうがないし、次気を付ければいいだけだからね!!そうやって失敗しながら覚えていくもんよ~」

泣いた自分が不思議に思えるほど、あっさりしたそんな回答が返ってきたんです(笑)

新入社員なんて、失敗してなんぼの世界。失敗した経験から数多くの事柄を学ぶものなので、最初は切り替えられなくても、結果的に、次は間違えないように頑張るだけなのです!
仕事で間違えて、先輩に怒られたでも、その時は落ち込むと思いますが、それを引きずる必要はありません。

みんなが通る道と割り切って、同じ間違いをしないように細心の注意をしながら、日々の仕事をこなしていくのが一番です。

(イラスト:ConChan)

(文:hoco)

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※「新入社員あるある」バックナンバーは以下からご覧ください。

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