転職の相談は誰にするべき?不安・悩みの適切な相談相手について解説!|求人・転職エージェント

メニュー

転職エージェントに関するFAQ

転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!

更新日:2024-04-26

転職の相談は誰にするべき?不安・悩みの適切な相談相手について解説!

この記事のまとめ

  • 転職の相談を上司や同僚にすると、思わぬトラブルに発展するケースもある。
  • 転職への悩みは経験者に相談するのがベター、最良の相談相手は転職エージェント。
  • 本当に転職したほうがよいのか熟考し、後悔のない転職を目指そう。

転職相談をしたいと思ったとき、誰に相談したらよいのか迷うこともあるでしょう。普段は親身になってくれる上司や同僚でも、転職となると話は別です。転職を成功させるには適切な相手に相談することも重要です。

現在の職場に不満や不安がある、未経験職種に挑戦したい、本当にいま転職が必要なのか知りたいなど、一人ひとりの悩みは異なります。転職の相談をするのにふさわしい相手を見極めて、悩みを解消しましょう。この記事では、転職の相談相手の選び方、転職前の準備などについて紹介します。

目次

いったん近くの知り合いなどに相談したいと考えている方は、以下をご一読ください!

転職の相談相手って誰がよい?NG例と正解例をご紹介

転職の相談を誰にするかは、とても重要なポイントです。相談相手を間違えると、誤った方向へ誘導されてしまったり、その後の転職活動の妨げになってしまったりしかねません。相談相手は慎重に考えましょう

株式会社マイナビの転職動向調査 2023年版(2022年実績)によると、転職の相談相手として「参考になった」と答えた割合は以下のとおりです。

転職の相談相手 相談したうち、参考になった割合(%)
家族(配偶者・子ども) 79.9%
現在の仕事に関連した業務に就いていた友人・知人 73.3%
転職エージェント・ 人材紹介会社 68.1%
両親・親族 68.0%
現職の 上司・同僚・友人 65.7%
現在の仕事にまったく関係のない 友人・知人 65.2%
現在の職場で働いていた 友人・知人 64.8%
転職サイトのWEB相談窓口 63.8%
前職の上司・同僚 ・友人 63.3%
職業安定所(ハローワーク)の職員 59.8%
ネット上のお悩み系サイト 59.4%

転職の相談相手として、約8割が家族(配偶者・子ども)に相談して参考になったと答えています。また、転職サービスの中では「転職エージェント・人材紹介会社」が約7割と高い数値でした。ここでは、転職の相談を誰にしたほうがよいのか解説します。

参照:転職動向調査 2023年版(2022年実績)|株式会社マイナビ

避けたほうがよい相談相手

避けたほうが良い相手

その1.会社(現職)の同僚や上司

現在の職場関係者への相談は、避けたほうがよいでしょう。どれだけ信頼できる相手であっても、思わぬところから情報がもれてしまう可能性があります。波風を立てずに転職活動を進めるためには、現在の職場に近い方に対し転職を匂わせる言動をするのは禁物です。

黙って転職を検討するのは心が痛みますが、ご自身のためにも会社のためにも、現職の同僚・上司への相談は避けることをおすすめします。

その2.友人・家族・恋人

友人や家族、恋人は、親身になって相談にのってくれる上、情報がもれるリスクも少ない相談相手です。ただし、「転職についての悩みや愚痴を吐き出して発散したい」という場合は相談相手として適切ですが、「建設的な意見が聞きたい」といった場合は注意が必要です。

友人や家族は転職のプロではないため、アドバイスをうのみにしてしまうと、転職活動の方向性を見誤ってしまう可能性があります。個人の主観ではなく、冷静な市場分析などを基にしたサポートを得たい場合は、友人や家族は相談相手として不適切な場合があります。

おすすめの相談相手

その1.退職した同僚や前職の同僚・上司

退職済みの同僚や前職の同僚は、よい相談相手といえるでしょう。OBOGなどの元同僚は、似たような環境や経験をして転職をした可能性があります。転職についての経験談を聞くことで、転職活動についてのアドバイスをもらえたり、退職してから気づく自社のよかった部分などを教えてもらえたりします。自分だけでは気づけなかったことが分かれば、転職活動を有利に進められるでしょう。

必ずしも同じような境遇に進めるとは限りませんが、自分だけでは気づけなかったことが分かれば、転職活動を有利に進められる可能性が高まります。

その2.ハローワークや厚生労働省運営の無料相談窓口

ハローワーク(公共職業安定所)とは、国が運営する転職サポートサービスです。転職を希望する方は無料で利用でき、相談窓口で転職に関する相談や、履歴書・職務経歴書の添削など、さまざまなサポートを受けながら転職活動を進められます。担当相談員からの客観的な目線で自分を見直すこともできるでしょう。

また厚生労働省運営の無料相談窓口は「ハローワーク」だけでなく、「ジョブカフェ」や「就職支援センター」「しごとセンサー」などの各自治体が設置している窓口もあります。業界や職種などの詳しい動向を知りたい方は転職のプロがいる転職エージェントと併用して相談するのもよいでしょう。

その3.転職エージェント

転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントとは、転職先を紹介するサービスのひとつです。求職者が抱えるさまざまな悩みに寄り添い、満足のいく転職ができるようサポートします。転職エージェントは、業界や転職市場についての最新の情報や転職ノウハウを豊富に保有しています。数多くの転職事例を知っているプロであるため、適切なアドバイスを提示できる点が強みです。

転職についての正確なアドバイスを得たいのであれば、転職市場に詳しい転職エージェントへの相談がおすすめです。転職エージェントサービスのひとつであるマイナビエージェントでは、「そもそも転職をすべきなのか」といったところから相談を受けつけています。転職活動全般のお悩みもぜひお伝えください。

また、企業の人事担当や上層部とのパイプを持つキャリアアドバイザーも在籍しているため、求人票からは読み取れないリアルな企業の内部情報をお伝えできます。

現在、マイナビエージェントでは、通常の来社面談に加え、電話やメール、Webツールなどを利用したリモート面談も行っています。平日の面談時間は夜20:30までです。拠点によっては土曜日も9:30〜17:30で面談対応をしています。

忙しい方や働きながら転職活動を行いたい方にも相談しやすくなっています。気軽にご活用ください。

キャリアアドバイザーに相談する3つのメリット

キャリアアドバイザーに相談する3つのメリット

転職エージェントは、転職のプロであるキャリアアドバイザーが、転職に関するサポートを実施するサービスです。転職の理由や新たな転職先に望むことは人それぞれ。キャリア面談ではそういった細かな事情までくみ取っていきます。ここでは、転職に悩む方がキャリアアドバイザーに相談するメリットを3つ紹介します。

転職のことからあなた自身のことまで何でも相談できる

転職成功のかぎは、自分に合った企業に転職できるかどうかにあります。キャリアアドバイザーに相談すると、自分がやりたいことは何なのか、どのようなスキルを強みにできるのかといった点がはっきりと見えてくるでしょう。あなた自身の「棚卸し」が自分に合った企業への転職へとつながります。

キャリアアドバイザーは転職市場に詳しく、志望業界・職種の求人動向や競争率も把握しているため、転職のタイミングや強みのアピールの仕方など、具体的なアドバイスを受けられるでしょう。

企業の詳細情報を手に入れやすい

自分に合った転職先を見つけるためには、業種や職種、給与や待遇だけでなく、業務の具体的な内容、社内の風土、ビジネスビジョンまで理解したうえで転職先を選ぶことが重要です。しかし、求人情報から企業の内情を知ることは容易ではありません。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、採用担当者に加え、現場担当者や上層部とパイプを持っていることがあります。そのため、企業が望む人物像や働き方、社内の雰囲気などの情報を詳しく教えてもらうことができ、ミスマッチを防止できます。

伝えづらい条件交渉も代わりに担当してくれる

転職エージェントの仕事は、「転職先が決まれば終わり」ではありません。スムーズに転職できるよう、内定後にも給与や残業時間などの条件交渉、退職時のアドバイスとサポートは続きます。印象を悪くしてしまうのではないかという不安から、条件交渉に二の足を踏む方もいるでしょう。しかし、気持ちよく仕事を続けていくうえで、条件交渉は欠かせません。

自分では言いだしにくい内容も、キャリアアドバイザーに任せられるのは大きな安心ポイントになるでしょう。退職時の引き留めや不当な扱いなど、トラブルが発生した場合もすぐに相談できます。

転職エージェントに相談された方の声

マイナビエージェントに相談された方の声

実際に、マイナビエージェントに相談して転職された方のリアルな感想を紹介します。転職を考えたきっかけや転職への不安など、転職時の思いをキャリアアドバイザーと共有しながら転職活動を進めていった様子を知れるでしょう。自身の転職活動の流れを想像しながら参考にしてみてください。

ご利用者1(営業職 27歳 男性)

率直に、こんなに良いとは思っていませんでした。
出来ればやりたくないですが、今度もし転職をするとなった時もお願いしたいなと思えたので、転職を希望している知人がいれば是非紹介したいと思います。

ご利用者2ITWebエンジニア 25歳 女性)

転職するかどうか悩んでいるときから相談にのっていただき、急かすことなく、私の中で決意が固まるのを待ってもらえたのがうれしかったです。
良くない点はそのままフィードバックいただく一方、良い点は照れ臭くなるほど褒めていただいたのがうれしく、モチベーションの維持につながりました。ありがとうございました。

ご利用者3(設計・施工管理 22歳 女性)

担当のエージェントさんがとても良かったです。求人の紹介も転職のアドバイスも、全て私の気持ちを汲んだ上でして下さったところがとても良かったです。
また、メリットばかりではなくデメリットもきちんと教えて下さり、信頼できました。
そして「9月までに内定もらって、10月から働き始めよう!」と具体的なゴールを設定して下さったので、ダラダラと転職活動をすることにならず、大変助かりました。

転職相談でよくあるご質問

転職相談でよくあるご質問

Q.転職で給料をアップさせたいのですがどうしたらよいでしょうか?

十分な実務経験を積んできた方、専門的なスキルや知識のある方、実績や能力を示せる方であれば、持っている強みを活かして給与アップを実現することも難しくはありません。実力や実績を評価してくれる企業を見つけることはもちろん、給与水準の高い業界へ転職する、職種のキャリアアップを図るなど、方法はいくつもあります。

転職活動の前に仕事をしていない期間が続いている方や、未経験の職種に転職する方の場合には、残念ながら年収が下がる可能性もあります。希望年収に近づけるためには対策が必要です。キャリアアドバイザーが情報と経験を駆使し、具体的なアドバイスをしながら転職方法をご提案します。

Q.現職の残業時間(休日出勤)の多さを改善することはできますか?

自分の望む働き方ができるかどうかをしっかりと確かめてから転職先を決めることは重要です。残業時間や休日出勤はライフスタイルにも影響を与える重要な部分であるため、ぜひとも確認しておきたいポイントと言えるでしょう。とはいえ、「求人情報には書かれていなかった実態を転職後に知ることになった」というケースも少なくありません。

転職エージェントは企業と定期的な面談を行っており、残業時間や休日出勤などの実情がリアルタイムで分かります。採用担当者の人柄や社内の雰囲気も把握しているのが強みです。

転職エージェントを活用すれば、求人情報からだけでは知り得ない企業のリアルな働き方の情報が得られるため、希望する働き方を実現できるでしょう。

Q.転職を考えているが、やりたい仕事がないです。

やりたい仕事がないのは、「自分のことが分かっていない」ことが原因のひとつとして考えられます。自分の向き不向きや適性、強み、将来のビジョンなどが見えていないと、転職の方向性を定められないため、たとえ転職できたとしてもミスマッチが起こる恐れがあるでしょう。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、あなたの持っているものを棚卸しし、企業にアピールできる「強み」を見つけてくれます。自分の気づかなかった特性や適性に気づかせてくれるでしょう。可能性のある業界や業種についての情報を共有してくれることから、やりたい仕事が少しずつ見えてくる場合があります。

Q.現職の人間関係に悩んでおり、環境を変えたいです。

人間関係が原因で転職を考える方は少なくありません。まずできることは、同僚や上司といった身近な人や人事に相談する、異動の希望を出すといった直接的な対策です。

できることをやっても状況が改善しない場合は、転職を検討しましょう。心身に不調を来しているケースであれば、早めの行動が大切です。転職エージェントでは、同じ問題を繰り返さないよう、トラブルの要素や転職先企業の雰囲気などを考慮したうえで転職サポートを行います

Q.未経験でも新しい業種(職種)へチャレンジできますか?

未経験業種や職種に転職する際には、これまでの経験やスキルをいかに新しい職場でも活用できるかをアピールする必要があります。つまり、転職希望先の企業情報や業界知識を押さえることが欠かせません。それらを押さえれば未経験でも新しい業種(職種)へのチャレンジが可能です。

マイナビエージェントは未経験業種や職種への転職成功事例が豊富にあり、転職のプロであるキャリアアドバイザーがあなたのスキルや経験にぴったりの企業を紹介できます。さらに、転職先の仕事内容や雰囲気などの情報を詳しくお伝えするため、転職後のミスマッチをできるだけ防ぐことが可能です。また、はじめての転職で戸惑いがちな面接時間の調整や職務経歴書の作成などのサポートもしております。

Q.企業(業界)の将来性や安定性についても教えてもらうことはできますか。

転職エージェントでは、あなたの興味のある企業・業界の最新情報や動向などもお伝えしている場合もあるでしょう。特に安定を求める場合は、企業としての規模が大きく、中途入社の社員を教育する余裕や制度が整っている企業がよいといわれています。

また、会社情報が掲載されている雑誌や書面を見れば、企業の離職率が確認できる場合があります。あまりにも離職率が高い会社や業界は、「もしかすると入社してもすぐに辞めてしまう人が多いのかもしれない」と推測することも大事です。離職率だけでその会社の良しあしを判断できませんが、検討材料のひとつとして確認しておきましょう。

マイナビエージェントでは求職者一人ひとりに業界専任のキャリアアドバイザーがつくので、「将来性の高い仕事に就きたい」「転職活動を最後にしたい」という場合でも親身にサポートしております。ご相談のみでも気軽にご連絡ください。

転職相談前によくあるご質問

転職の相談前によくあるご質問

Q.転職を決めていなくても相談だけは可能でしょうか?

マイナビエージェントは相談だけでもご利用いただけます。転職の意思や方向性が定まっていない状況でも構いません。少しでも現職や転職に対する悩みを抱えている方は、無料の会員登録をお申し込みください。

会員登録後は面談の日程を取り決め、面談の際にご相談内容をお伺いします。その場で求人への応募を強制することはありませんので、気軽にご相談ください。マイナビエージェントが、ほかでは聞けないリアルな転職事情をはじめ、さまざまな観点から親身にサポートさせていただきます。

Q.相談は無料でできますか?

無料ですべての転職支援サービスがご利用いただけます。転職エージェントのご利用には費用は一切かかりません。マイナビエージェントは企業から支払われる「紹介手数料」によって運営されています。ご登録から転職に至るまで一切費用はいただきません。

Q.相談はどこでするのでしょうか。対面?電話?オンライン?チャット?

対面、お電話、オンライン(Web)など、転職エージェントを利用する方に応じた選択が可能です。遠方に住んでいるなど来社が難しい方は、キャリアアドバイザーに直接会わずに転職サポートが受けられるリモートでの面談をご活用ください。

現在マイナビエージェントではWeb面談を推奨しています。音声だけでなく担当者の顔を見ながらやりとりできるため安心です。気兼ねなく転職に関するお悩みをご相談ください。

Q.転職エージェントはなぜ無料なの?仕組みは?

利用登録さえすれば、誰でも無料で転職支援を受けられる転職エージェント。利用手数料が0円となっている理由は、「企業から報酬を受け取っているから」です。一般的に、企業が求人を行う際に発生する費用は、大きく2つのパターンに分けられます。

  • 転職サイトに求人を掲載し、掲載費として月額固定費を支払う
  • 転職エージェント経由で募集をかけ、採用した場合に成功報酬を支払う

転職サイトの場合には掲載費としての支払いとなるため、応募があってもなくても費用は固定でかかります。一方、転職エージェント経由での募集は、何人応募があったとしても採用にいたらなければ費用は無料です。ただし、採用した場合には、高額な手数料を支払うことになります。

転職エージェントに会員登録した場合、利用者はキャリアアドバイザーと面談のうえで自分に合った転職先を紹介してもらい、希望に合えばキャリアアドバイザーをとおして応募してもらうといった仕組みが基本です。転職エージェントは転職サイトとは違い、一般には公開されない非公開求人を紹介してもらえる可能性があるのも特徴です。

Q.転職エージェントは土日・休日も対応してくれますか?

一般的には、大手の転職エージェントほど対応可能な曜日や時間が多く、都合を合わせやすい傾向があります。土日もしくは平日の夜遅くなど、自分が利用できる時間に対応可能な転職エージェントであるかをまずは確認しましょう。

とはいえ、日曜日に対応可能な転職エージェントは少なく、選択肢が狭まってしまうのが難点です。「どうしても日曜日でなくては都合がつかない」というケースを除いては、土曜日か平日の夜遅くに利用するイメージを持って転職エージェントを選択するのがおすすめです。

マイナビエージェントでは、平日なら夜の20:30まで、土曜日も9:30~17:30まで営業しています。来社面談に加え、電話やメール、Webツールなどを利用したリモートでのサポートも実施しています。また、忙しい方にもご利用いただけるよう、休日の面談(※)も実施しています。
※支社によって実施状況が異なりますので、詳しくはご登録後にお問い合わせください。

Q.転職エージェントを利用した転職の流れを知りたいです。

転職エージェントを利用した場合、転職活動開始から転職先への入社とその後のフォローまでのおおよその流れは、以下のとおりです。

  • 転職エージェントへの登録
  • キャリアアドバイザーとの面談
  • 求人紹介
  • 応募
  • 面接
  • 内定
  • 入社
  • アフターフォロー

平均的な転職活動期間は3ヵ月ほどです。多くの場合、在職中に転職活動を始め、転職先が決まってから退職しています。

転職の相談前に準備しておくべき3つのポイント

転職の相談前に準備しておくべき3つのポイント

転職の相談をする前に、まずは現状の悩みや転職を考えたきっかけを整理してみましょう。それを基に、今後どのような働き方をしたいのかをできるだけ明確にすると、もやもやが晴れて転職活動のモチベーションにつながりやすくなります。

ポイント1.悩みを具体的にする 

転職を考えるきっかけが何なのかを明確にして、自分自身の気持ちを理解しておくことが重要です。株式会社マイナビの転職動向調査 2023年版(2022年実績)によると、転職活動を始めた理由として多いのは以下のとおりです。

転職の理由 割合(%
給与が低かった 12.5%
職場の人間関係が悪かった 9.3%
仕事内容に不満があった 6.6%
会社の将来性、安定性に不安があった 6.5%
休日や残業時間などの待遇に不満があった 5.5%
会社倒産やリストラ・ハラスメント等の非自発的理由があった 4.5%
新しいことに取り組みたかった 4.1%
身につけたスキルを活かす仕事がしたかった 3.7%
雇用形態(正社員/契約社員/派遣社員など)を変えたかった 3.6%
成長できる環境が整っていなかった 3.5%

上記から、給与に対して不満を抱き、転職している方が多いことが分かります。現在の職場で給与アップに尽力するよりも、年収水準の高い職場に転職したほうが早いケースもあるでしょう。

現状への不満が出てきたら、自分自身にインタビューするつもりで、なぜそう思ったのかを具体化していくことで、あなたの仕事に対する考え方や優先度が分かります。それを転職エージェントに伝えれば、あなたの本心が的確に伝わるため、適した企業を見つけやすくなるでしょう。

参照:転職動向調査 2023年版(2022年実績)|株式会社マイナビ

ポイント2.本当に転職したいのかを考えてみる

一時の感情で、衝動的に転職を決意する方も少なからずいます。退職することを企業は拒否できません。民法と労働基準法で定められているためです。

簡単に辞められる一方で、転職先を探し入社に至るまでは、相当な労力を要します。退職してから転職活動を始めると空白の期間ができ、そこは面接の際にもよく尋ねられるポイントです。その期間に何をしていたかで、面接官への印象も大きく変わるでしょう。本当に転職したいのかどうかは、しっかりと確認することをおすすめします。

マイナビエージェントでは転職のサポートだけでなく、現状を伺ったうえで転職すべきなのかについてのご相談も承っております。ひとりで悩むのではなく、転職のプロであるマイナビエージェントにご相談ください。

ポイント3.転職の軸・譲れない条件を決める

転職先に求めることは、給与や待遇の向上、働きやすい労働環境、ストレスのない人間関係、ライフスタイルに合った働き方などさまざまです。しかし、すべての希望をかなえられるケースは多くありません。そのため、譲れない条件、転職の軸を決めておくことが重要です。

譲れない条件は、新たな職場で長く働くために必要な要素という観点で選び出していきます。給与や待遇だけに注目してしまうと、また同じような問題を抱えて退職するという結果にもなりかねません。仕事に対する取り組み方や今後のビジョンなども考え併せて決めるとよいでしょう。転職の軸が決まっていれば、転職エージェントが希望に沿う求人を紹介してくれます。

転職相談で失敗するよくあるケース

転職相談で失敗するよくあるケース

ケース現職の上司や同僚に相談したら転職しづらくなった

転職は珍しいことではなくなったとはいうものの、やはりデリケートな問題です。上司や同僚に相談してしまい、思わぬトラブルに発展するケースもあります。人の口に戸は立てられません。信頼して相談した同僚がうっかりほかの同僚に話してしまい、聞かれたくなかった上司に知られてしまうということもあるでしょう。

上司は、貴重な人材を失いたくないという思いから引き留めを始めるかもしれません。それを振り切って転職活動を進めることで関係がうまくいかなくなり、転職できても後味の悪い思いをするケースもあります。

ケース内定後の報告になり、実際に転職できなかった

転職の相談は誰かれ構わずするとトラブルの原因になります。一方で、誰にも相談せずに転職を進めるのも危険です。家族、特に配偶者やパートナーにも内緒で転職を決めた方の中には、せっかく内定を受けたのに転職できなかったというケースも見受けられます。転職先が決まってから初めて伝えた結果、強い反発を受けてしまうことも少なくありません。

転職は給与や生活リズム、場合によっては住居環境の変化をもたらすことさえあります。家族やパートナーがいる場合には、自分だけでなく大切な人の生活にも影響するでしょう。そのため、事前に説明して転職理由をきちんと理解してもらうことが大切です。新たな転職先に望むことを相談しながら決めておけば、力強い転職のサポーターになってくれます。

転職を考えだしたらマイナビエージェントにご相談ください

マイナビエージェントのキャリアアドバイザー

新型コロナウイルスの感染拡大以来、業界や勤務先に不安を覚える方からの転職相談が急激に増えています。リモートワークやフレックス制度の導入、面接をオンラインで行うなど、新しい働き方に合わせた求人や企業は増えており、転職活動も始めやすくなっています

マイナビエージェントでは、対面だけでなくWebや電話での相談にも対応しています。忙しくて来社が難しい方や感染症を心配して迷っている方も、マイナビエージェントを気軽にご利用ください。あなたの持つスキルや強みを洗い出し、仕事に対する価値観とマッチする企業を紹介します。

各業界・企業情報に精通したプロのキャリアアドバイザーが多数在籍しており、応募書類の書き方や徹底した面接対策など、転職活動をトータルでサポートします。まずは気軽にお問い合わせください。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

転職を検討されている方は
マイナビエージェント
ご相談ください

転職回数別・年代別サポート

ご状況に合わせた転職ポイントはこちら

おすすめのFAQ記事

転職エージェントお役立ちコンテンツ