いつの時代も職場の人間関係で悩む人は多いです。悩みを解消する方法として、職場の同僚とはあまり深くかかわらず、ドライな人間関係を築く方法があります。職場でドライな人間関係を築くためのポイントと注意点を解説します。(Misa)

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1.職場の人間関係はドライがいい？

プライベートでは人付き合いが苦手でなくても、職場の人間関係は難しいと悩む人は多いです。

仕事のために集められている職場で、必ずしも個人的に親しくなる必要はありません。

しかし、お互いを知ることで仕事上のコミュニケーションもスムーズになる場合が多いため、親睦を深めようとする会社もあります。

人との距離感や人付き合いの常識は個人差が大きく、踏み込みすぎるとストレスやトラブルのもとになることも少なくありません。

人間関係でストレスを抱えやすい人は、職場では「ドライな人」といわれるくらいの距離感を保つほうが楽に働けるかもしれません。

2.ドライな人間関係を築くためにはどうすればいい!?

「ドライな人」というと冷たいとか人間味がないイメージを抱く人もいるでしょうが、必ずしもそうではありません。

「仕事の範疇を超えた共感や協調はしない」ということであり、いっさいの共感や協調を避けるようとすると、人間関係だけでなく、仕事に支障をきたす可能性があります。

職場でドライな人間関係を築くためには距離感が重要です。

特に注意すべきは"ドライ＝不親切、自分本位ではない"という点です。

誰に対しても均等かつ適度な距離感を保ち、相手によって態度を変えないことが基本です。

大切なのは、相手を切り捨てたり、遠ざけたりするのではなく、自分の感情や行動を律することです。

ドライな人間関係を築くために、以下の7か条を実践してみましょう。

ドライの意味をはき違えて自分本位な行動をとると、職場で嫌われたり、評価を下げられたりする可能性があります。

ドライとは「自分がやりたくないことはやらなくていい」ということではありません。

一歩間違うと、冷淡、自分本位、わがままな行動になるので要注意です。

ドライな人間関係とは、自分自身が人に依存しないことが前提です。

つまり、仕事面で自立して責務を全うできる力量を持ちながら、周囲との連携は充分に保つことがマストです。

簡単なことではありませんが、ある程度の距離感を保ちつつ、効率よく仕事をするために必要なことです。

原稿：Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。