【仕事が嫌い】嫌いになる原因と気持ちを軽くする対処法を解説

【仕事が嫌い】嫌いになる原因と気持ちを軽くする対処法を解説

「仕事が嫌いで会社に行きたくない」「仕事に行くことが不安」など、社会人として毎日仕事をしていれば、誰でも一度はそのように感じたこともあるのではないでしょうか。

今回は、仕事が嫌いになっている主な原因や、その気持ちを少しでも軽くするための対処法、どんな場合に転職を選ぶべきかを解説します。ぜひご参考にしてください。

【関連記事】「仕事のやる気がでない原因は?モチベーションの上げ方や崩さないための対策」

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1.仕事が嫌いなのは辛くて最悪の状態

1日の大半を費やし毎日続く仕事を「嫌いだ」と感じてしまうことはとても辛いことで、最悪の状態と言っても過言ではないでしょう。

特に、仕事にやりがいを感じて生き生きと働いている同僚が職場にいる場合、その同僚とのギャップに劣等感を感じてしまうこともあるかもしれません。

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【関連記事】「【仕事行きたくない】行きたくなくなる主な理由とNG行動、行くための方法」

2.仕事が嫌いになっている主な6つの原因

「仕事が嫌い」という感情は、必ずしも原因が自分自身にあるとは限りません。

では、仕事が嫌いになる原因にはどんなことが考えられるのでしょうか。主な6つの原因をご紹介します。

2.1.嫌がらせ・ハラスメントを受けている

職場で毎日顔を合わせる同僚から嫌なことをされたり、些細なミスで怒鳴るような上司がいたりすると、仕事が嫌になってしまいます。

特に上司から嫌がらせ・ハラスメントを受けると「自分が悪いのではないか」と感じてしまい、仕事に行くことが辛くなってしまう人も多いでしょう。

【関連記事】「【仕事休みたい】休む理由で気を付けたいポイントや伝え方を紹介」

2.2.仕事に対する周囲のモチベーションが低い

意欲を持って仕事をしているにもかかわらず、一緒に仕事をする上司や同僚のモチベーションが低いと仕事が嫌いになってしまう可能性があります。

例えば、新たなアイディアを提案したのに検討の余地なく後ろ向きな理由で否定されるようなことがあると、努力する理由を見失ってしまうことにつながります。

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【関連記事】「仕事へのモチベーション、どうしてもやる気のない時はどうすればいい!?」

2.3.給与に不満を抱いている

給与が自分の働きに見合っていないと感じてしまうと、仕事に対する意欲も落ちてしまいます。

物的にも精神的にも豊かな生活を送るためにも、仕事や能力に見合った報酬を得ることは非常に大切です。

2.4.拘束時間が長い

仕事に求めるものは人それぞれですが、プライベートの時間も大切です。仕事の拘束時間が長くプライベートな時間が削られてしまうと心身共に疲れてしまい、仕事が嫌いになってしまいかねません。

2.5.雑務が多い

雑務が多く本来自分がやるべき仕事に打ち込める環境にないケースも、仕事が嫌いになる要因の一つとなります。

目標や目的を持って進めている業務もうまく進められなくなり、仕事そのものへの意欲が削がれてしまいます。

2.6.職場の人との人間関係がよくない

学校と違い、職場では交流する相手を選べないため、人間関係がよくないと職場にいること自体が辛くなってしまいます。また、情報の伝達不足などでミスが生まれるリスクも高まります。

職場の人間関係に関しては以下の記事でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

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【関連記事】「【職場に嫌いな人がいてもいい】苦手な人への対処方法と根本的な解決方法」

3.嫌いなまま仕事を続ける7つのデメリット

「仕事が嫌い」という濁った感情を抱えながら仕事を続けていると、以下のようなさまざまな悪影響につながってしまいます。

3.1.スキルアップの可能性を閉ざす

仕事が嫌いな状態のままでいると、仕事への意欲はどんどん減退します。そうなると本来の自分の能力を発揮することができず、スキルアップの可能性も閉ざされてしまいます。

3.2.精神的に辛くなる

「嫌い」というマイナスの感情を毎日抱きながら仕事を続けていると、精神的に辛くなってしまいます。精神的な辛さを「甘えだ」と捉え、何とか自らを奮い立たせようとしてしまう人もいるかもしれませんが、自分が抱えている辛さを認めることは悪いことではありません。

心や体が限界を迎える前に休んだり働く環境を変えたりすることは、自分らしい幸せな生活を手にするために必要なことです。

【関連記事】「【仕事辞めたいは甘え? 】甘えかどうかの判断基準と辞めるべき場合の対処法」

3.3.時間を無駄にする

自分に落ち度がないのに職場で嫌な思いをしたり、帰宅後も不愉快な出来事を思い出して落ち込んだり考え込んだりする時間は非常に無駄なものです。

限りある時間をネガティブな要素に奪われてしまうことは成長機会の損失につながってしまいます。

3.4.ストレスで私生活にも影響が出る

仕事でストレスを感じる状態だと、家にいても心からリフレッシュできなくなってしまいます。また、人に会うことや趣味を楽しむ余裕がなくなり、休日に気持ちを切り替えることが難しくなります。

過度なストレスは自律神経やホルモンバランスに悪影響を及ぼし、最悪の場合、健康を害してしまう恐れもあります。

【関連記事】「【仕事が限界】ストレスが限界に達したときのサインと対処法

3.5.人間関係も自然に悪くなる

多くのストレスを抱えながら仕事をしていると、本来できるはずの気遣いができなくなる場合があります。精神的に不安定なせいで同僚や周りにきつくあたってしまうなどして、人間関係を悪くしてしまうかもしれません。

【関連記事】「職場の人間関係で悩んでいる方へ--対処方法や無理な場合の転職について」

3.6.周囲に悟られると不本意な異動・降格の可能性も

仕事への意欲が出ない状態で仕事を続けていると、周囲に「やる気のない人だ」と思われてしまい、不本意な異動や降格に見舞われてしまう可能性があります。

また、あらぬ噂を立てられてしまい会社に居づらくなってしまうことも考えられます。

3.7.集中力の低下

嫌いな仕事を続けた結果、集中力が続かなくなり仕事でミスをする可能性が高まります。

このような事態を避けるためには、転職し新しい職場で一から仕事を始めることで、集中力低下を改善させることができる可能性があります。

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4.仕事が嫌いな場合の6つの対処法

いくら仕事が嫌いでも、働くことは生きていくために不可欠です。

現状の「仕事が嫌い」という気持ちから抜け出すためにぜひ試してもらいたい6つの対処法をご紹介します。

4.1.今の仕事で成果が出せるように努力する

まずは、自分が携わっている仕事で少しでも成果が出せるように努力してみましょう。成果が出れば意欲も生まれ、仕事が楽しいと思える一歩になるかもしれません。

まずは自分が担当する仕事の中で意欲を持てそうなものを見つけるところから始めてみましょう。

4.2.責任のある立場を目指す

仕事で責任のある立場になることを目標にすると、仕事の見え方が変わってきます。言い換えれば出世を目指すということです。

割り振られた自分の仕事を進めることだけではなく「現在の部署で、さらには会社全体で利益を上げるためにはどうすべきか」などの視点を持つと、そこに仕事の楽しさが見つけられるかもしれません。

4.3.在宅ワークで職場の人と距離をとる

職場の人と距離を取りたい場合は、職場から離れ在宅ワークを選択することもおすすめです。

厚生労働省の調査では、在宅ワークという働き方について68.4%の人が「満足」と答えています。周囲を気にすることなく自分の仕事に没頭することで仕事の効率を上げることができます。

4.4.資格を取得して手に職を付ける

資格はどんな場所に行っても客観的に能力が証明されるものなので、取得できれば自信にもなります。資格で手に職をつけられれば職場での評価にもつながり、昇給や昇格の未来も見えてくるでしょう。

【関連記事】「【社会人におすすめの資格とは】資格の選び方や働きながら合格するコツを紹介」

【関連記事】「【昇給とは】昇給制度の種類や昇進・昇格との関連、仕事選びでの注意点」

【関連記事】「【昇格とは】昇進・昇給との違い、昇格試験合格に必要なポイントを解説」

4.5.今の会社で働く目的・メリットを明確にする

現在働いている会社で働き続ける目的やメリットを見直してみましょう。1年後、5年後、10年後の自分の姿を具体的に想像してみることが有効です。

普段は仕事の嫌なところばかりが目についていても、別な視点で見返すと今まで気づかなかったメリットが見出せるかもしれません。

4.6.どうしても辛いなら異動を申し出る

人間関係や仕事内容が合わず、どうしても辛い日々が続くのであれば、会社に異動を申し出ましょう。

あなたが「仕事が辛い」と思っていても、声に出さなければ誰にも伝わりません。今の状況を上司や人事担当者にはっきりと相談し、対応を待ちましょう。

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5.それでも転職すべき5つのケース

どうしても今の職場で働き続ける利点が見つからない場合は、転職という選択肢も考えられます。ここでは、転職すべきシチュエーションを5つご紹介します。

5.1.上司からのフィードバックがない

仕事に対して上司から良かった点や改善点などのフィードバックがない職場環境だと、仕事へのモチベーションを保てないどころか、良くなかった点を修正する機会を得ることもできません。成長の機会を失うことにもなりますので、新しい職場を探す一つの理由となるでしょう。

5.2.自分のやりたくない業務内容である

現在の仕事が「やりたくない」「向いていない」と思うような業務内容で、今後もその気持ちが変わる見込みがないのであれば、転職を考えてみても良いでしょう。意欲が向上しないまま働き続けていても自らの成長は見込めません。

5.3.休みがほとんどない

休日がほとんどない会社で働いていると心身ともに疲弊してしまいます。

せっかくの休日も理不尽に仕事の対応が必要になったり、代休が取れなかったりなど、本来自由に過ごせるはずの休日も制限されてしまうことは、労働者の権利の侵害にもあたります。そうした会社であなたの心身をすり減らす必要はありません。

5.4.他にやりたい仕事が明確にある

もし希望する仕事や企業が他に明確にあるのであれば、思い切って転職に踏み切ることも一つの選択肢です。「何をするにも今が一番若い」という言葉もありますが、二の足を踏んでいる時間は何よりもったいないです。

5.5.今やっている仕事や会社に将来性がない

社会や経済の情勢は日々変化しています。また、今後はIT技術の進展により人間に代わってAIが仕事を担う場が増えることも予想されます。

現在の仕事や会社がその変化に対応できなければ将来性は見出せません。長期的に見て成長が見込める企業への転職も考えてみましょう。

6. 転職先の探し方

新しい仕事を探す際、探し方が分からず悩んでしまう人もいるはずです。

どのようにして転職先を探せば良いのかご紹介します。

6.1.自己分析をする

仕事探しをする際はまず、自分自身を知るために自己分析を行いましょう。

今まで経験してきた仕事やスキル、自分の性格や得意不得意を振り返ります。

振り返ることで自分の強みや弱みが見えてくるので、それを元に自分に向いている仕事が何かを探しやすくなるでしょう。

6.2.求人サイトを活用する

求人サイトは自分の好きな場所・タイミングで仕事探しすることができます。さまざまな条件を設定して求人情報を集めることができるため、幅広い仕事に挑戦しやすくなります。

しかし、転職活動は個人で進めていく必要があるため、自己管理がしっかり行えるかがポイントになってくるでしょう。

6.3.転職エージェントに相談する

転職エージェントでは、自分の希望条件に合う求人を紹介してもらえます。

株式会社マイナビが運営する転職エージェントサービス「マイナビエージェント」なら、その他にも応募書類の添削・面接対策・日程調整などのサポートを無料で受けることができるため、自己管理が苦手な人でも最後まで安心して転職活動に向き合えるでしょう。

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7.まとめ

「仕事が嫌い」と感じている人がそのように感じる原因や、その対処法などをお伝えしてきました。

一日の大半を費やす仕事で幸福感が得られれば、生活そのものの充実度も向上します。「仕事が嫌い」と感じている場合は、その原因をよく分析してみましょう。

仕事に意欲を見出せない理由は人それぞれで、原因が自分自身にない場合も多々あります。仕事が嫌いになってしまうと、その状況下で自らの成長を実現することは非常に難しいものです。

前向きに仕事に取り組むために「転職」という道を選ぶことも含め、まずはなりたい自分の姿を想像することから検討を始めてみましょう。

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