「仕事を辞めたい」と感じたとき、「自分の感情は甘えなのではないか」と不安になる方は少なくありません。しかし、仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれであり、一概に甘えだと判断できるものではありません。
大切なのは、自分がなぜ仕事を辞めたいと感じているのかを整理し、今後の選択肢を冷静に考えることです。この記事では、「仕事辞めたい」と感じる主な原因や、退職を決断する前に試したいこと、環境を変えたほうが良いケースなどについて解説します。
1. 仕事を辞めたいと思うのは甘えになる?
「仕事を辞めたい」と感じた時、「この気持ちは甘えなのでは?」「こんなことで辞めてはいけない気がする」などと思ってしまう人もいることでしょう。しかし、自分の抱える気持ちが甘えであるかを判断するのは、簡単なことではありません。
自分では甘えのような気がしていても、実際には辞めることが良い選択となるケースもあります。まずは焦って結論を出すのではなく、できるだけ客観的に現状を振り返りながら、今後の対処法について考えることが大切です。
1.1. 実際に転職を決断している人は少なくない
「仕事を辞めたい」という気持ちの背景には、仕事内容や配属先との相性、人間関係、働き方、将来への不安など、人によってさまざまな要因があります。実際に転職を決断する人も少なくなく、その理由も人それぞれです。
全国の約15,000事業所を対象とした厚生労働省の調査では、令和5年の転職入職者数は約541万人、令和6年は約492万人でした。
一部の転職入職者を対象とした設問では、前職を辞めた個人的理由として、仕事内容や人間関係、待遇などのほかに「その他の個人的理由」の割合も大きくなっています。退職に至る経緯は多岐にわたると言えるでしょう。
| 前職を辞めた理由(個人的理由) | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 仕事の内容に興味を持てなかった | 4.4% | 3.6% |
| 能力・個性・資格を生かせなかった | 3.86% | 3.7% |
| 職場の人間関係が好ましくなかった | 9.0% | 11.7% |
| 会社の将来が不安だった | 7.4% | 5.1% |
| 給料等収入が少なかった | 10.1% | 8.3% |
| 労働時間、休日等の労働条件が悪かった | 8.6% | 12.8% |
| 結婚 | 0.6% | 1.9% |
| 出産・育児 | 0.5% | 1.8% |
| 介護・看護 | 1.2% | 1.0% |
| その他の個人的理由 | 20.2% | 24.3% |
1.2. 「仕事を辞めたい」は甘えとは言い切れない
仕事を辞めたい気持ちはあっても、「頑張って続けたほうがいいのではないか」と考える人もいるかもしれません。確かに、今は少し大変さを感じていても、辞めずに留まることを検討した方が良い場合もあります。
一方で、ストレスを感じる環境で働き続けると心身に負担がかかり、健康に影響が出てしまう可能性もあるでしょう。また、自身が希望するキャリアをかなえるためには、環境を変えることが有効になるケースもあります。
そのため、「仕事を辞めたい」という気持ちを一概に甘えだと判断することはできません。大切なのは無理をして頑張ることではなく、なぜ辞めたいと感じるのかを整理し、健康な生活や目指したいキャリアを実現できる選択をすることです。
関連記事(動画あり)【仕事辞めたい】よくある理由と会社を辞めたくなったらやるべきこと
関連記事仕事を辞める主な理由は?円満退職するための伝え方と必要な準備、注意点を解説
2. 「仕事辞めたい」と感じる主な要因
「仕事を辞めたい」と感じたときは、まず何が負担になっているのかを整理することが大切です。ここでは、「仕事を辞めたい」と感じる主な要因について見ていきましょう。
2.1. 業務量の多さや責任の重さに大きなプレッシャーを感じている
イラスト:斉田直世 漫画の続きはこちら>
仕事を辞めたいと感じる理由の一つに、業務量の多さや責任の重さによるプレッシャーがあります。「期日までに間に合わない」「絶対にミスができない」という状況では、仕事から離れたいと感じることがあっても不思議ではありません。
こうした気持ちは、真剣に取り組んでいる人ほど感じやすい傾向です。また、本人の心の持ちようだけでなく、職場のサポート体制が十分でなかったり、相談しづらい雰囲気があったりといった環境が影響していることも考えられます。
関連記事仕事でミスをしてしまった...対処法と切り替え方【体験談あり】
2.2. 担当業務と自分の適性にミスマッチが生じている
仕事を辞めたいと感じる背景には、担当業務と自分の適性にミスマッチが生じている可能性があります。例えば、人と関わる仕事を得意とする人が一人で黙々と進める業務を担当していたり、専門性を高めたい人が定型業務を中心に任されていたりするケースです。
このような状況が続けば、仕事のやりがいや達成感を感じにくくなり、働く意欲が低下してしまうこともあるでしょう。
関連記事仕事が合わないと感じるのはなぜ?理由・対処法・転職活動のコツを解説
2.3. 職場の人間関係に心理的負担を感じている
職場の人間関係は、働きやすさに大きく影響する要素の一つです。上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかない、相談しづらい雰囲気がある、チーム内の関係性に悩んでいるといった状況では、職場にいること自体が大きな負担になってしまうこともあるでしょう。
それぞれの価値観や立場の違いがあるのは自然なことですが、日常的に強いストレスを感じる状態が続いている場合は注意が必要です。
2.4. 頑張りが評価されずモチベーションが下がっている
仕事に真剣に取り組んでいても、その成果や努力が十分に評価されていないと感じると、働く意欲が低下してしまうこともあります。評価の基準があいまいだったり、自分の頑張りが目に見える形で反映されにくかったりする場合は、働き続けることに迷いが生じてしまうこともあるでしょう。
ただし、評価制度や評価基準は企業によって異なるため、まずは自社の評価制度を改めて確認し、上司との面談を通じて期待されている役割を確認することで、状況が見えやすくなることもあります。
2.5. 将来のキャリアや会社・業界の先行きに不安を感じている
現在の仕事に大きな不満がなくても、将来への不安から退職を考える方も少なくありません。例えば、会社の業績が低迷していたり、業界全体が大きな変化の局面を迎えていたりする場合は、今の仕事を続けることに戸惑いを感じることもあるでしょう。
また、「今の仕事を続けることで、自分は成長できているだろうか」「数年後も通用するスキルを身に付けられているだろうか」といった不安が、仕事を辞めたい気持ちにつながる場合もあります。
ひとことコメント
【監修】社会保険労務士法人岡佳伸事務所代表 特定社会保険労務士:岡佳伸
「仕事を辞めたい」と感じること自体を、甘えや忍耐力不足と決めつける必要はありません。業務量、労働時間、人間関係、評価制度、将来への不安など、負担の要因を分けて整理することが大切です。残業時間や体調の変化、困った出来事を記録しておくと、上司や相談窓口へ状況を具体的に伝えやすくなります。本人の工夫だけでは解決しにくい職場側の課題もあります。
3. 今の職場に留まったほうがいいケース
「仕事を辞めたい」という気持ちの背景を整理できたら、今の職場で働き続けるか、環境を変えるべきかを具体的に考えましょう。
もし、辞めたいと感じる原因が一時的な出来事によるものであるなら、退職を決断するのは時期尚早かもしれません。一時的な忙しさやトラブルでつらさを感じている場合、時間の経過に伴ってストレスのもとが解消する可能性もあるでしょう。
また、今の働き方や仕事内容は理想的でなくても、続けることでスキルアップやキャリアアップをして理想に近づけるケースもあります。その道筋が見えるのであれば、退職して一度キャリアを中断させるリスクを取らないほうが良いこともあるでしょう。
4. 退職を検討したほうがいいケース
現在の職場に留まることが必ずしも最善の方法とは限らず、環境を変えることでより自分らしく働けるようになることもあるでしょう。ここでは、退職や環境を変えることを検討してもよい主なケースについて解説します。
4.1. 労働環境に明らかな問題がある
労働環境に明らかな問題がある場合は、個人の努力だけで改善することが難しく、無理を続けることで心身に大きな負担がかかる可能性もあります。
特に、長時間労働が常態化している、十分な休憩や休日を取得できない、ハラスメントに該当する行為を受けているなどのケースでは、信頼できる人事担当者や社内外の相談窓口、労働相談窓口などに相談しながら、改善の見込みや自身の安全を踏まえて、退職を含む選択肢を検討しましょう。
ひとことコメント
【監修】社会保険労務士法人岡佳伸事務所代表 特定社会保険労務士:岡佳伸
不眠や食欲低下、気分の落ち込みなどが続く場合は、退職や転職の判断を急ぐより、休養と医療機関への相談を優先しましょう。会社に休職制度がある場合は、対象者、期間、賃金、復職手続を就業規則で確認します。給与が支給されない療養期間には、要件を満たせば健康保険の傷病手当金を受けられる可能性もあります。申請前に加入先へ確認すると安心です。
4.2. 心身の健康に影響が出始めている
仕事のストレスによって睡眠不足が続いている、食欲が低下している、休日も仕事のことばかり考えてしまうといった場合は注意が必要です。
一時的な疲労であれば休養によって回復することもありますが、不調が続いている場合は心身に大きな負担がかかっているサインの可能性もあります。
まずは十分な休息を取り、必要に応じて医療機関や産業医などの専門家へ相談しましょう。そのうえで、会社の就業規則等に休職制度が定められている場合は、利用条件や期間、休職中の賃金、復職手続を確認し、休職や働き方の見直しを検討しましょう。それでも改善が難しい場合は、健康を優先して環境を変えることも選択肢の一つです。
4.3. 希望するキャリアを実現しにくいと感じている
現在の仕事に大きな不満がなくても、希望するキャリアを現在の環境で実現しにくいと感じる場合は、環境を変えることを検討するタイミングかもしれません。
例えば、新しい業務に挑戦する機会が少ない、専門性を高められる環境が見つけにくい、昇進や昇格の道筋が見えにくいといった状況では、仕事に対するモチベーションを維持しづらくなることもあります。
自分が目指すキャリアと現在の環境との間に大きなギャップがある場合は、転職によって成長の機会を広げられる可能性もあります。
関連記事転職したいのにやりたいことがない|原因や適職を見つける方法をまとめて解説
5. 退職を考える前に今の職場で試したいこと
仕事を辞めたいと感じる原因によっては、退職以外の方法で状況が改善することもあります。そのため、退職を決断する前に、まずは現在の職場で試せることがないか確認してみましょう。ただし、心身に強い不調がある場合や、ハラスメント、暴力、安全上の問題がある場合は、現在の職場での改善にこだわらず、医療機関や社外の相談窓口への相談、安全の確保を優先しましょう。
5.1. 上司へ業務の調整を相談する
業務量の多さや責任の重さが負担になっている場合は、上司に業務量や担当範囲を調整できないか相談してみましょう。特に、人員不足や組織変更などの影響で業務が集中している場合は、本人の努力だけで解決することが難しいケースもあります。
現在抱えている悩みを整理したうえで相談すれば、優先順位を見直してもらえたり、サポートを受けられたりする可能性もあるため、まずは状況を共有してみることが大切です。
5.2. 社内外の相談窓口を活用する
仕事の悩みを抱えたときは、専用の相談窓口を活用し、第三者の意見を聞くことで新たな選択肢が見つかることもあるでしょう。社内であれば、人事担当者や社内相談窓口、産業医や保健師等の産業保健スタッフがいる場合には、こうした専門職へ相談する方法があります。
また、社外であれば各都道府県の「総合労働相談コーナー」や、厚生労働省の「労働条件相談『ほっとライン』」「こころの耳」などの公的相談窓口を活用するのも良い方法です。
関連記事仕事を辞めたい時は誰に相談する?状況別の相談先と相談後の選択肢
5.3. 有給を取っていったん仕事から離れる
忙しい日々が続くと、冷静に状況を判断する余裕がなくなり、「辞めるしかない」と選択肢を狭めてしまうこともあるでしょう。心身の疲れが蓄積しているときは、有給休暇を利用していったん仕事から距離を置くことも一つの方法です。
数日間しっかり休息を取ることで気持ちが落ち着き、悩みの原因を整理しやすくなることも考えられます。
5.4. 異動や配置転換を申し出る
仕事を辞めたいと感じる原因が、仕事内容や職場環境、人間関係にある場合は、異動や配置転換によって働きやすさが変わる可能性があります。
例えば、現在の部署では自分の経験や強みを生かしにくいと感じていても、別の部署や業務であれば力を発揮しやすい場合もあるでしょう。また、職場の人間関係に悩んでいる場合も、環境が変わることで負担が軽減されるかもしれません。
必ずしも希望どおりの異動や配置転換が実現するとは限りませんが、環境を変えることで状況が改善することもあるため、社内規定を確認したうえで一度相談してみるのも良いでしょう。
6. 退職へ向けて動き出す際のポイント
「仕事を辞めたい」と感じる理由によっては環境を変えたほうが良いケースもありますが、勢いだけで退職を決めてしまうと、転職活動や生活面で思わぬ問題が生じる可能性があります。
そのため、退職を決意した場合は、今後のキャリアや生活設計も見据えながら、計画的に準備を進めることが大切です。ここからは、退職へ向けて動き出す際に押さえておきたいポイントを紹介します。
6.1. これまでの経験や得意な業務を振り返る
まずは、これまでの経験を振り返り、成果を出せた仕事や比較的スムーズに進められた業務、周囲から評価された経験などを書き出してみましょう。また、反対に負担を感じやすかった仕事や、苦手意識を持った業務を整理することも役立ちます。
過去の経験を振り返ることで、自分がどのような業務に適応しやすいのか、どのような環境で力を発揮しやすいのかが見えてきます。まずは事実ベースで経験を洗い出し、自分のキャリアを客観的に見つめなおすことが大切です。
6.2. 自己分析で強みや価値観を整理する
これまでの経験を振り返った後は、その背景にある自分の強みや価値観を整理してみましょう。
例えば、営業活動で成果を残せた理由には、「人と関係を築くのが得意だから」というケースもあれば、「目標達成に向けて計画的に行動できるから」というケースがあるかもしれません。
このように、どんな業務を経験してきたかという事実だけでなく、成果を出せた理由まで掘り下げることが重要です。自分の得意・不得意が分かると、仕事選びの判断軸が整理され、自分に合う可能性のある仕事や環境を検討しやすくなります。
とはいえ、強みや価値観を自ら判断するのは難しいと感じる場合もあるでしょう。そんなときは、『仕事どうする?!診断』の活用がおすすめです。たった30秒、8問の設問に答えるだけで、今のあなたの仕事への向き合い方や、状況に合った対処法を簡単に診断できます。
「今の仕事を続けるべきかわからない」「転職すべきか迷っている」という方は、ぜひ気軽にチェックしてみてください。
ひとことコメント
【監修】社会保険労務士法人岡佳伸事務所代表 特定社会保険労務士:岡佳伸
自己分析では、得意な業務だけでなく、負担を感じやすい状況や無理なく働ける条件も整理しましょう。同じ職種でも、業務量、裁量、評価基準、教育体制、上司への相談のしやすさによって働きやすさは異なります。求人票だけで判断せず、面接で一日の業務の流れや繁忙期、配属予定部署について確認することが、ミスマッチの予防につながります。
6.3. 転職先の内定状況を確認しながら退職スケジュールを組む
一般的には、転職先の内定状況を確認し、入社の見通しが立ってから現在の職場へ退職の意思を申し出るというケースが多く見られます。このような順番で退職手続きを進めれば、収入が途切れるリスクを抑えることが可能です。
ただし、心身の不調やハラスメントなどによって現在の職場で働き続けることが難しい場合は、内定を待たずに休職や退職を検討することも必要です。自身の健康状態や生活費、利用できる制度を踏まえて、無理のないスケジュールを考えましょう。
また、新しいスタート時期を把握することで、「いつまでに引き継ぎを終えればいいのか」という今後の見通しも立てやすくなるでしょう。
ただし、企業によっては「退職を希望する日の〇カ月前までに申し出ること」といった期限が定められているケースもあるため、円満退職を望む場合は就業規則などで自社のルールを確認しておくと安心です。民法上、期間の定めのない労働契約では、原則として退職の申入れから2週間が経過すると労働契約が終了するとされています。
一方、有期労働契約は、原則として契約期間の途中で一方的に退職することはできず、やむを得ない事由が必要となる場合があります。ただし、契約期間や働き始めてからの期間などによって扱いが異なるため、雇用契約書や就業規則を確認し、必要に応じて専門窓口へ相談しましょう。
なお、円満な退職を目指す場合は、法律上の期間だけでなく、会社の就業規則や業務の引き継ぎに関する手続きも確認することが大切です。
6.4. 引き止められた場合は条件や理由を冷静に確認する
退職の意思を伝えた際に、会社から引き止められることもあるでしょう。労働条件の改善を提案されたり、部署異動の希望を受け入れてもらえたりするのであれば、改めて考え直すのも一つの選択肢です。
引き止めを受けた場合は、提示された条件や変更内容、実施時期を書面などで確認しましょう。
「会社が困るから」「後任が見つかるまで待ってほしい」といった会社側の事情だけで、具体的な改善策が示されていない場合は、退職を考えた理由が解消されるかを慎重に検討する必要があります。自分が重視する条件と照らし合わせ、納得できる選択をしましょう。
後悔しないためにも、周囲の事情に流されすぎず、自分の意思を大切にすることが重要です。
6.5. 円満退職に向けた準備をしっかり行う
退職を決めた後は、できる範囲で円満な引き継ぎを意識しながら準備を進めることも大切です。
例えば、「後任が困らないよう業務内容や進捗を整理し、ていねいに引き継ぎを行う」「必要に応じて取引先や関係者へ適切な挨拶をする」「退職日まで責任感をもって仕事に取り組む」などが挙げられます。
こうした基本的な対応を心がけることで、不要なトラブルを避けられるだけでなく、これまで築いてきた信頼関係を保ったまま、気持ちよく次のステップへ進むことができるでしょう。
円満退職のコツについては以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
関連記事円満退職のコツとは?転職で気まずくならないための5つの作法
6.6. 転職エージェントを活用する
転職活動を一人で進めることに不安がある場合は、転職エージェントを活用する方法もあります。
自分では気づきにくい強みや適性を整理するきっかけになったり、転職市場の動向についてアドバイスを受けられたりするため、転職活動を進めるうえで心強い存在となるでしょう。
なかでも、株式会社マイナビが運営する「マイナビ転職エージェント」では、転職活動に関する相談から求人紹介、面接対策まで幅広いサポートを受けることができます。
また、転職市場や業界動向に関する情報も得られるため、キャリアプランを考える際の参考にもなるでしょう。効率的に求人を探したい方は、「マイナビ転職エージェント」の活用を選択肢の一つとして検討してみてください。
7. 仕事を辞めたい悩みに関するQ&A
ここでは、仕事を辞めたい悩みに関するよくある質問にお答えしていきます。「仕事を辞めたいけど甘えだと思われる気がする」「仕事がつらいけどどうしたら良いかわからない」といった悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてください。
7.1. 新卒で仕事を辞めたいと思うのは甘え?
新卒の場合、社会人になって環境に大きな変化があることで、仕事にもつらさを感じやすくなることがあります。しかし、必ずしも「まだ慣れていないだけ」「すぐに辞めるのは甘えだ」と判断できるとは限りません。
特に心身への負担が大きくなっている場合は、続けることで健康状態が悪化してしまう可能性もあります。また、自身が目指すキャリアとの明らかなミスマッチがある場合は、職場を変える検討をすることも大切です。
職場環境や役割が自身に合っているかを客観的に整理したうえで、今の仕事を辞めることが解決策になるかどうかを冷静に考えましょう。
7.2. 甘えと思われずに退職する方法は?
退職することを「甘え」ではなく「前向きな判断」と捉えてもらうためには、客観的な事実や具体的なキャリアプランに基づいた説明をすること、仕事への責任感が伝わる姿勢を見せることが重要です。
退職意向を伝える際は、心身の健康状態や直面している課題を具体的に説明し、今の職場では解決できない理由を明確にすると周囲にも納得してもらいやすいでしょう。今後のキャリアもイメージできていることが伝わると、説得力が増します。
また、退職するまでの期間は最後まで責任を持って業務にあたりましょう。自分が辞めたあとの業務に支障が出ないよう、引き継ぎや調整もしっかりと行う必要があります。
7.3. 仕事がつらくて辞めたい時の退職理由の伝え方は?
退職理由を伝える際は、事実を整理したうえで、必要な範囲を簡潔に説明しましょう。
例えば、仕事内容やキャリアの方向性が理由であれば、今後取り組みたいことを添えることで、建設的に伝えやすくなります。一方、ハラスメントや心身の不調などが関係している場合は、無理に前向きな表現へ言い換えず、必要に応じて人事や社外の相談窓口へ相談することが大切です。
8. まとめ
仕事を辞めたいと感じる背景には、仕事と適性のミスマッチや将来への不安などさまざまな要因があります。大切なのは、「なぜ仕事を辞めたいと感じているのか」を整理し、その原因を冷静に見つめることです。業務内容や働き方の見直し、周囲への相談などによって状況が改善する場合もあれば、異動や転職など環境を変えることが解決につながる場合もあります。
すぐに結論を出そうとするのではなく、自分の気持ちや状況と向き合いながら、無理のない形で今後の選択肢を考えていきましょう。