現在、パソコンに関するスキルはさまざまな職種で求められており、資格を取得することで自分のスキルレベルを把握でき、周囲へのアピールも可能です。
本記事では、パソコンスキルの証明に使える主な資格を12個紹介します。また、パソコン資格とあわせて取得を目指したい事務系資格や、資格の勉強方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
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1. パソコンスキルを証明する資格はどれがいい?
近年、採用条件にパソコンスキルを掲載する企業が増えており、パソコンを扱える人材の需要が一層高まっています。とはいえ、自分がどの程度のスキルを持っているのかを説明するのは、なかなか難しいものです。
そのような場合は、パソコンスキルの証明となる資格を取得するのがおすすめです。資格取得によって就職や転職後が有利になり、スキルを活かしたキャリアアップも目指せます。
パソコンの資格には、多くの職種で活かせるものから、特定の業務で強みを発揮できるものまで幅広くあるため、希望の業種に合う資格を選びましょう。
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2. おすすめのパソコンの資格12選
ここからは、パソコンスキルの証明におすすめの資格12選を紹介します。基礎的なものから専門的なものまでさまざまな資格があるので、希望の職種にあわせて受験を検討しましょう。
2.1. MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど、Microsoft Office製品のスキルを証明するための国際資格です。2025年12月時点で累計530万人以上が受験している認知度の高い資格のため、就職や転職でも役立つでしょう。
特に受験者の多いWordとExcelは、2016・2019・365というOfficeのバージョンごとに、スペシャリストレベル(一般レベル)とエキスパートレベル(上級レベル)の2科目が用意されています。
試験の解答は、本物のアプリケーションソフトをマウスやキーボードで操作します。また、一斉試験と随時試験が準備されているのも特徴です。
| 試験の概要 | Microsoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験 |
|---|---|
| 試験の形態 | コンピュータを使った実技試験(CBT) |
| 受験方法 | 全国一斉試験・随時試験 |
| 受験料 | 12,980円 |
【出典】MOS公式サイト「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」
2.2. 日商PC検定
商工会議所が実施している公的資格であり、ビジネス文書の作成能力やネットワークを使いこなす事務能力など、実務に即した試験内容が企業からも高い評価を受けています。
文書作成(Word)、データ活用(Excel)、プレゼン資料作成(PowerPoint)と3種類の独立した試験があり、それぞれ3~4段階のレベルが設定されています。
全ての試験で2級以上に合格すると、「日商PCプロフェッショナル認定証」が交付されます。知識と実技、両方の能力が問われるため、勉強を進めるうちに実用的な能力が身につけられるのもメリットです。
| 試験の概要 | 「文書作成」「データ活用」「プレゼン資料作成」の実務能力を問う資格試験 |
|---|---|
| 試験の形態 | 知識試験と実技試験 |
| 受験方法 | 全国のネット試験会場で随時実施(1級のみ統一試験日あり) |
| 受験料 | 1級:11,000円・2級:7,700円・3級:5,500円・Basic:4,400円 |
【出典】商工会議所「日商 PC検定」
2.3. P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)
ICT(情報通信技術)を活用した問題解決能力を証明するための資格です。2025年7月に試験がリニューアルされ、高校の必修科目「情報Ⅰ」をベースに、DX時代に求められる情報活用力を測定する試験になりました。
出題分野は、情報社会・デジタル技術・データサイエンスの3領域です。700スコア以上で合格となり、旧試験にあったタイピングやWord・Excelの実技試験は実施されません。
| 試験の概要 | 総合的なICT活用能力を評価・認定する資格 |
|---|---|
| 対象者 | 高校1年生〜3年生(高校単位での団体受験) |
| 試験の形態 | 「情報Ⅰ」をベースにDXリテラシー標準に対応した情報活用能力 |
| 受験方法 | 各学校で実施 |
| 受験料 | 2,700円 |
2.4. ITパスポート
ITに関する基礎的なスキルを証明できる国家資格です。IT系国家資格の入門レベルにあたるため、上位資格の受験前に、まず取得を目指すという人が多い資格でもあります。
ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)という3つの分野が試験範囲となっており、各分野で基礎的な知識が必要です。
パソコンの操作スキルというよりは、ITを活用するために必要な知識が問われるため、IT業界への就職を目指している方はぜひ取得を目指しましょう。
| 試験の概要 | ITに関する共通的な基礎知識を証明する国家資格 |
|---|---|
| 試験の形態 | CBT方式 |
| 受験方法 | 全国の試験会場で随時実施 |
| 受験料 | 7,500円 |
【出典】IPA 独立行政法人情報処理推進機構「ITパスポート試験」
2.5. 基本情報技術者試験
ITプロフェッショナル向けの国家資格です。ITパスポート同様、情報処理推進機構(IPA)によって実施される情報処理技術者試験の区分の一つであり、IT専門知識に関する理解度の高さが証明できます。
スキルレベル1から4の範囲でスキルレベル2に相当し、プログラミング、プロジェクト管理、IT戦略など幅広い分野を扱う資格です。企業によっては資格手当の対象となっている場合もあります。
| 試験の概要 | ITプロフェッショナルを目指す方の登竜門的国家資格 |
|---|---|
| 試験の形態 | CBT方式 |
| 受験方法 | 全国の試験会場で随時実施 |
| 受験料 | 7,500円 |
【出典】:IPA 独立行政法人情報処理推進機構「基本情報技術者試験」
2.6. Word文書処理技能検定試験
文書の作成から表の挿入、印刷設定まで、Wordを使用した実用的な能力が評価される試験です。1級・2級では、15分の知識問題に加えて90分の実技問題があります。
実技問題では、実際の業務を想定した報告書やお便りなどの「作成物」を完成させます。Wordの知識だけでなく、要求通りのアイテム配置や、レイアウト調整などの技術が必要になるため、学習の過程で自然にWordのスキルが身につくでしょう。
| 試験の概要 | 文書作成、表挿入、印刷設定などWordの実用的なスキルを証明できる資格 |
|---|---|
| 試験の形態 | リモートWebテスト |
| 受験方法 | 全国の試験会場で随時実施・在宅在社受験 |
| 受験料 | 1級:8,300円・2級:7,200円・3級:6,100円 |
2.7. Excel®表計算処理技能認定試験
データ集計からグラフ作成、関数使用まで、Excelを使用した実用的な能力が評価される試験です。「Word文書処理技能検定試験」と同様に、1級・2級では、15分の知識問題に加えて90分の実技問題が用意されています。
実技問題では、テキストベースのデータで表を作成したり、売上表から見やすいグラフを設置したりするスキルが必要です。
| 試験の概要 | データ集計・グラフ作成・関数使用などExcelの実用的なスキルを証明できる資格 |
|---|---|
| 試験の形態 | リモートWebテスト |
| 受験方法 | 全国の試験会場で随時実施・在宅在社受験 |
| 受験料 | 1級:8,300円・2級:7,200円・3級:6,100円 |
【出典】サーティファイ「Excel®表計算処理技能認定試験」
2.8. PowerPoint®プレゼンテーション技能認定試験
スライドの作成から図形の挿入、アニメーションの設定まで、PowerPointを使用した実用的な能力が評価される試験です。初級と上級、2つのレベルがあり、上級では15分の知識問題に加えて90分の実技問題が用意されています。
実技問題に合格するには、白紙のスライドから図表を交えた企画書や提案書を作成するスキルが必要です。
| 試験の概要 | スライド作成・図形挿入・アニメーション設定などPowerPointlの実用的なスキルを証明できる資格 |
|---|---|
| 試験の形態 | リモートWebテスト |
| 受験方法 | 全国の試験会場で随時実施・在宅在社受験 |
| 受験料 | 上級:7,300円・初級:6,100円 |
【出典】サーティファイ「PowerPoint®プレゼンテーション技能認定試験」
2.9. Access®ビジネスデータベース技能認定試験
テーブルの設定からレコードの抽出、レポートの作成まで、Microsoft Accessを使用した実用的な能力が評価される試験です。Word・Excelと同じく、1級・2級では、15分の知識問題に加えて90分の実技問題が用意されています。
実技問題では、テキストベースの会員情報から会員マスターテーブルを作成したり、データに連動した登録フォームを作成したりするスキルが求められます。統計データを扱う企業では重宝される資格です。
| 試験の概要 | テーブル設定・レコード抽出・レポート作成などMicrosoft Accessの実用的なスキルを証明できる資格 |
|---|---|
| 試験の形態 | リモートWebテスト |
| 受験方法 | 全国の試験会場で随時実施・在宅在社受験 |
| 受験料 | 1級:8,300円・2級:7,200円・3級:6,100円 |
【出典】サーティファイ「Access®ビジネスデータベース技能認定試験」
2.10. VBAエキスパート
ExcelとAccessにおける、マクロ・VBAのスキルを証明する資格です。マクロ・VBAを活用すると、作業の自動化や大量データの一括処理など、業務効率を飛躍的に向上させられます。業務で活用している企業も多く、資格を取得すれば就職や転職で有利になるでしょう。
ExcelとAccessのそれぞれに、ベーシック(基礎)とスタンダード(一般)という2つの試験が設けられており、無条件でどの試験からでも受験可能です。
| 試験の概要 | ExcelとAccessにおける、マクロ・VBAのスキルを証明する資格 |
|---|---|
| 試験の形態 | リモートWebテスト |
| 受験方法 | 認定のパソコンスクールや専門学校で随時実施・ソフトウェア「Odyssey CBT+」を使用した在宅テスト |
| 受験料 | ベーシック(一般):13,200円・スタンダード(一般):14,850円 |
2.11. CAD利用技術者試験
図面作成ソフト「CAD」の知識と、効率的に作図をおこなう技能を証明する資格試験です。
建物の平面図や正面図、側面図などの作成スキルを問う 2次元CAD利用技術者試験と、立体モデルの作成や質量や体積、表面積の計算などのスキルを問う 3次元CAD利用技術者試験があります。
活かせる職場は限られるものの、専門性の高い資格であり保有者は少ないため、就職や転職では有利になる可能性があります。
| 試験の概要 | 図面作成ソフト「CAD」のスキルを判定する資格試験 |
|---|---|
| 試験の形態 | 筆記試験(CBT・IBT)・実技試験 |
| 受験方法 | 全国の試験会場・自宅受験(試験ごとに異なる) |
| 受験料 | 【3次元CAD利用技術者試験】※個人受験の場合 1級:17,600円・準1級:12,100円・2級:8,250円 【2次元CAD利用技術者試験】※個人受験の場合 1級:17,600円・2級:6,600円・基礎:4,950円 |
【出典】一般社団法人コンピュータ教育振興協会「CAD利用技術者試験」
2.12. 情報セキュリティマネジメント試験
IPAが主催する国家資格の一つであり、組織に必要な情報セキュリティマネジメントの計画や運用、評価、改善に欠かせない基本知識が問われます。基本情報技術者試験と同様、スキルレベル2に相当する試験です。
情報セキュリティマネジメントの知識を有した人材は、営業・企画・製造・総務・人事・経理などの部門を問わず、多くの現場で必要とされるため、取得して損はありません。
| 試験の概要 | 情報セキュリティマネジメントの計画や運用、評価、改善に関する基本知識を評価する資格試験 |
|---|---|
| 試験の形態 | CBT方式 |
| 受験方法 | 全国の試験会場にて随時実施 |
| 受験料 | 7,500円 |
【出典】:IPA 独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティマネジメント試験」
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3. パソコンの資格を活かせる職種5選
上記で紹介したようなパソコン資格は、実際にどういった職種で役立つのでしょうか。ここではパソコン資格が活かせる主な職種を5つ紹介します。
3.1. 事務職
事務職の多くは、日常的にパソコンを使用して業務をおこなうため、パソコンスキルは非常に重要です。特に、ビジネス文書やプレゼン資料の作成、データ整理をおこなう場合は、MOSや日商PC検定などが役立つでしょう。
これらの資格があれば仕事の効率化や質の向上に貢献できるだけでなく、採用や昇進の際に有利になることもあります。
3.2. SE(システムエンジニア)・PG(プログラマー)
SE(システムエンジニア)は、主にソフトウェアの設計・開発をおこなうのが仕事です。また、PG(プログラマー)はシステムエンジニアが設計した仕様書に従い、プログラミングを担当します。
これらの職種には、プログラミング・ネットワーク・データベースなどの基礎を学べるITパスポートや基本情報技術者試験、高度なシステム設計やプロジェクト管理のスキル証明になる応用情報技術者試験などが役立ちます。
さらに、JavaやC言語など、特定のプログラミング言語のスキルを証明する資格もあるため、業務で使用する言語の資格を取得するのもおすすめです。
3.3. マーケティング職
マーケティング職とは、商品やサービスの販売促進を目的とし、さまざまな活動を計画・実行する職種です。具体的には、市場調査やマーケティング戦略の策定、SEO対策やデータ解析などが挙げられます。
データベースの設計や管理には、Microsoft OfficeやMicrosoft Accessを利用することも多いことから、MOSやAccess®ビジネスデータベース技能認定試験などの資格が活かせるでしょう。
3.4. プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーとは、プロジェクトの計画・実行・監視・完了を管理する職種です。データ処理やレポート作成、データ分析などを迅速かつ正確におこなう必要があるため、VBAエキスパート資格が有用です。
そのほか、プロジェクトマネジメントの標準的な知識を証明する国際資格である、Project Management Professional(PMP)も、プロジェクトマネージャーに人気の資格として知られています。
3.5. ITコンサルタント
ITコンサルタントは、情報技術(IT)に関する専門知識を活かし、クライアントのビジネス目標や課題に対する解決策を提供する専門家です。ITの導入や活用方法に関するアドバイスをする際、必須になるのが情報セキュリティに関する知識です。
そのため、情報セキュリティマネジメント試験を取得しておくと、クライアントからの信用も得やすいでしょう。また、IT分野全般の知識証明となる、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の取得もおすすめです。
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4. パソコンの資格を取得するメリット
パソコンの資格が必須になる職種は少ないですが、資格取得によって多くのメリットが生まれます。具体的には、以下のようなことが挙げられます。
4.1. 周囲からの評価がアップする
パソコンの資格は、パソコンに関する専門知識とスキルを客観的に証明するものであるため、資格保有者は業務のスペシャリストとして周囲からの評価がアップするでしょう。
また、難易度の高い資格の取得には、多くの学習時間が必要です。自己管理をしつつ継続的な学習を続けたという事実は、上司や同僚からの信頼向上にもつながります。
4.2. 就職や転職で有利になる可能性がある
パソコンの資格は自分のスキルを証明することにもなるため、就職や転職で役立つでしょう。自分と似た経歴の応募者がいる場合、資格保有者の方が即戦力として採用されやすい傾向にあります。
また、資格取得のため継続的に学習してきたことをアピールすれば、仕事に対しての意欲や向上心を伝えられます。
4.3. 収入が増える可能性がある
企業によっては、特定の資格に対して手当を設けている場合があります。また、昇進の条件として資格取得が定められていることもあり、パソコンの資格を取ることで収入アップも期待できます。
さらに、資格があることで転職でも有利になる場合もあるため、より条件の良い企業に転職して、キャリアアップを目指せるでしょう。
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5. 資格取得に効果的な勉強方法
資格の勉強法には、書籍の利用、オンライン講座の利用、パソコンスクールの利用という、主に3つの方法が挙げられます。それぞれの勉強法について解説します。
5.1. 書籍を利用しながら独学する
もっとも手軽で始めやすいのが、市販の書籍を利用しながら独学する方法です。パソコンの資格に関する書籍は豊富にあるため、学びたい資格をピンポイントに選べ、隙間時間に自分のペースで学習を進められます。
ただし、継続して勉強を続けるには、徹底した自己管理が必要です。細かいスケジュールを組んで毎日少しずつ勉強するなど、モチベーションを維持する努力が求められます。
5.2. パソコンスクールに通う
効率良く短期間で合格したい方には、パソコンスクールがおすすめです。費用はかかるものの、スクールが用意したカリキュラムに沿って勉強すれば、より短期間で資格取得を目指せます。
また、不明点をその場ですぐに解決できるメリットがあり、「独学だと怠けてしまう」「何から勉強したらいいのかわからない」という方には、スクールでの学習が向いているでしょう。
5.3. オンライン講座を受講する
「パソコンスクールに通いたいけど時間がない」「近くにパソコンスクールがない」という方も多いでしょう。その場合は、オンラインで利用できる講座を利用するのも一つの方法です。
オンライン講座の中には通学形式のスクールと同じように、講師と1対1で授業を受けられるものもあります。わからないことをその場で質問したり、実践的なスキルを学んだりできるので、実務に役立つ知識を効率的に習得できるでしょう。
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6. あわせて取りたい事務系の資格4選
デスクワークを目指すなら、上記で紹介したパソコン資格以外にもいくつかおすすめの資格があります。ここでは、パソコン資格とあわせてとりたい事務系の資格を4つ紹介します。
6.1. 簿記検定
簿記に関する知識や技能を評価するための試験です。会計士や経理担当者など、財務を専門的におこなう方々にとっては重要な資格取得の一つです。
一般的には、基本的な会計原則、仕訳、勘定科目、決算書作成など、簿記の基礎から応用までの知識が問われます。簿記検定にはいくつかの種類がありますが、最も有名なのは日商簿記検定で、簿記初級・3級・2級・1級とレベル分けされています。
会計や経理の求人では、簿記検定を採用の条件として提示している企業もあるなど、信頼性の高い資格です。就職や転職で有利になるのは、一般的に2級以上とされています。
【出典】商工会議所「簿記」
6.2. TOEIC
ビジネスやコミュニケーションにおける英語能力を測るための試験です。リーディングとリスニング、2つのセクションで構成されており、それぞれの能力が評価されます。
リスニングセクションは写真描写や会話文などの音源を聞き、質問に正しく答える能力が求められます。また、リーディングセクションでは穴埋め問題や、文書を読み解く問題が出題されます。試験時間は合計約2時間で、問題数は合計200問です。
各セクションの得点は合算して算出され、合計スコアとして報告されます。TOEICのスコアは、英語能力のレベルを示す一つの指標として広く使用されています。
6.3. 秘書検定
秘書検定は公益財団法人実務技能検定協会が主催する資格試験であり、ビジネスにおける基礎的な知識や技能を認定するものです。ビジネスマナーや事務処理能力など、実務的なスキルの証明になるため、秘書を目指す方以外にも多くの方が受験しています。
検定は3級、2級、準1級、1級の4つのレベルに分かれており、各レベルで求められる知識と技能の範囲が異なります。準1級、1級では筆記試験に合格した後、面接試験にも合格しなければなりません。
6.4. FP(ファイナンシャルプランナー)資格
FPとは、個人や企業の財務目標を達成するための専門知識とスキルを持つ職業です。資産運用・保険・税金・年金・相続・不動産など、幅広い分野にわたるアドバイスを提供します。
関連資格には、国家資格であるFP技能士と 、民間資格であるAFP、CFPがあります。FP技能士は3級~1級に分かれており、実務で活かせるのは2級以上と言われています。金融機関や証券会社、保険会社で勤務予定の方はぜひ取得しておきたい資格です。
【出典】日本FP協会「FP技能検定」
【出典】日本FP協会「AFP資格とは」
【出典】日本FP協会「CFP®資格とは」
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7. まとめ
今やパソコンスキルは多くの職種で欠かせないスキルであり、事務処理能力を客観的に示す手段として資格取得を目指す方が増えています。資格はスキル証明に限らず、評価向上や年収アップにつながる点も大きなメリットです。
資格を活かすには、希望の職種や業務内容に合ったものを選ぶことが大切です。仕事の幅を広げ、転職や就職が有利に進めるためにも、ぜひ積極的に取得しましょう。
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