職場で無視されるのはパワハラになる?原因や4つの対処法を解説

仕事の悩み・転職

挨拶をしても返してもらえなかったり、必要な業務連絡を共有してもらえなかったり、上司から無視されていることに悩む人は少なくありません。

本記事では、上司から無視される原因や判断ポイント、対処法などについて解説します。

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1.上司から無視されていると感じる具体例

挨拶をしても返答がなかったり、話しかけても反応がなかったりするなど、上司に無視されていると感じて悩みを抱える人少なくありません。

ここでは、上司から無視されていると感じやすい具体例をいくつか紹介します。

  • 挨拶に応じない
  • 業務連絡や必要な情報を共有しない
  • メールやチャットに返信しない
  • 業務指示やフィードバックを与えない
  • 業務上参加が必要な会議に、正当な理由なく参加させない

上記のように、コミュニケーションが断たれたり、必要な情報共有が行われなかったりすることで、業務上必要なやり取りが阻害される場合があります

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2.上司からの無視はパワハラに該当するのか

職場での無視は、相手が上司だと声を上げづらく、対応に悩むケースも多いでしょう。

しかし、役職に関係なく、無視の程度や状況によってはハラスメント行為に該当する場合があり、実際に職場でのいじめやパワハラとして認定されたケースもあります。

ここでは、パワハラの種類やパワハラかどうかを判断するポイントについて解説します。

2.1.パワハラの6類型とは

職場での無視は、場合によってはパワハラに該当することもありますが、具体的にどのような点が問題になるのでしょうか。

生労働省の指針により、ワハラは以下の6種類に分けられています。この中で「無視」は「人間関係からの切り離し」に該当する可能性があります。

精神的な攻撃 ほかの従業員がいる前で罵倒する、必要以上に長時間くりかえし叱責する、人格を否定するような暴言を吐くなど
身体的な攻撃 叩く、殴る、蹴るなどの暴行、柔らかいものや玩具で叩くことも該当
過大な要求 物理的に不可能な作業量や能力を超えた仕事を押しつける
過小な要求 専門性や能力に見合わない雑務や無意味な仕事を命じる
人間関係からの切り離し 職場のコミュニケーションから除外し、会社行事や交流の輪への参加を妨害するなど
個の侵害 仕事とは無関係の私生活を執拗に聞き出す、家族などの悪口を言うなど

厚生労働省では、職場におけるパワハラについて、以下3つの要素をすべて満たすものと定義しています。

  1. 優越的な関係を背景とした言動であること
  2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動であること
  3. 労働者の就業環境が害されること

ただし、客観的にみて業務上必要かつ相当な範囲で行われる業務指示や指導については、パワハラには該当しないともしています。

上司に無視されている場合、上司と部下という関係性から、「優越的な関係を背景とした言動」に当てはまるかもしれません。

また、上司が業務に必要なコミュニケーションを継続的に拒否している場合は、「業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動」と判断されることもあります。

さらに、無視されることで業務に支障が生じている場合は、「労働者の就業環境が害されること」に該当する可能性があるため、客観的かつ総合的な判断が必要です。

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3.上司が部下を無視する理由

上司が部下を無視する行為は、当事者双方にとって望ましい結果を生みにくいものですが、その背景には上司のさまざまな感情が関係していることも少なくありません。

例えば、何か気に障ることがあった際に生じる「怒り」の感情が、一時的な拒絶として表れているケースです。また、過去の小さなトラブルや相性の不一致からわだかまりが生じ、結果として距離を置いてしまっている可能性も考えられます。

更に、部下の高い能力や周囲からの評価に対して、上司が心のどこかで「嫉妬心」や「対抗意識」を抱いてしまい、それが不自然な態度につながっている場合もあるでしょう。

ただし、このような上司の感情面だけが理由とは限りません。コミュニケーション不足や、ちょっとした「誤解」が積み重なっている可能性も十分に考えられるため、一概に理由を決めつけず、まずは冷静に周りの状況を見つめてみることが大切です。

今の状況や仕事との向き合い方を整理し、自分が何に悩んでいるのかを明確にすると、今後の対処法も考えやすくなるでしょう。

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4.上司からの無視が仕事に与える影響

上司から無視される状況が続くことで、仕事の相談や情報共有もしにくくなり、業務を進めづらくなる場合があります。

また、意図的に避けられることで職場での孤立感につながることもあり、業務だけでなく精神的に大きなストレスを抱えやすくなり、能力を十分に発揮しにくくなるでしょう。

長期間続けば、今後のキャリアに影響する可能性も考えられるため、まずは人事部門、コンプライアンス窓口、産業医、産業保健スタッフなどに相談することも選択の1つです。

それでも改善が難しい場合は、部署異動や転職などを含めて環境を見直すことも必要です。

転職を視野に入れている場合は、大きな環境の変化に不安を感じるかもしれません。その際、転職エージェントを活用することで、自分に合う職場を探しやすくなります。

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5.上司からの無視が続く場合の対処法4

上司からの無視が続く場合、状況をこれ以上悪化させないためにも早めに対処することが大切です。ここでは、上司からの無視が続く場合の対処法を4つ紹介します。

5.1.ハラスメントの証拠として記録を残す

上司による無視パワハラなどのハラスメントに該当する可能性がある場合は、日時、場所、具体的な言動、業務への影響などの客観的な記録を残しておくことが大切です。

例えば、業務連絡を共有されなかったり、参加予定の会議に呼ばれなかったりした場合は、その時の状況を日付とともにメモに残しておきます。

客観的な記録を用意しておくことで、単なる個人的な感情ではなく、継続的な無視やハラスメントの状況として説明しやすくなるでしょう。

5.2.外の相談窓口を活用する

上司から無視される状態が続場合は、人事部門や社内の相談窓口など、会社内での対処が可能な権限を持つ人物、または組織に相談しましょう。周囲の協力を得ることで、状況が改善する場合もあります。

ただし、ハラスメントや退職勧奨などの目的で、特定の個人を組織的に無視する事例もあるため、場合によっては法的な対処も必要です。

このほかにも、厚生労働省の「総合労働相談コーナー」など、社外でも相談できる窓口はいくつか存在します。専門家にアドバイスをもらうことで、状況に応じた対処法を考えやすくなるでしょう。

5.3.距離を取って関わりを減らす

上司との関係改善が難しいと感じる場合は、相手と適度な距離を取り、関わりを減らすことでストレスを軽減できます。

無理に関わろうとせず、業務に支障が出ない範囲で必要最低限のやりとりにとどめましょう。例えば、報告・連絡・相談をメールやチャットでおこなうことで、直接的なやり取りを減らせます。

5.4.部署異動や転職で環境を変える

人数の多い職場であれば相手との距離を取りやすいですが、小規模な職場では物理的に距離を置くことが難しい場合が多いでしょう。

そのような場合は、部署異動を申し出たり、転職で環境を変えてみたりするのも一つの方法です。自分に合った職場環境で働くことで、無理のないキャリアを築きやすくなるでしょう。一人での転職活動が不安な場合は、転職エージェントに相談することで、安心して新しい一歩を踏み出せるでしょう。

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