体調管理に気をつけていても、やむを得ず休まなければならない状況になることがあります。その際、「体調不良で仕事を休みすぎるのは大丈夫?」「休みすぎで会社を解雇されるかも」と不安に感じる人も多いでしょう。
今回は、仕事を体調不良で休みすぎる社員はどうなるのか、具体的な出勤日数や休みの申請方法を交えながら解説します。併せて、仕事を休みがちな人の特徴や4つの対処法などもまとめました。
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1.仕事を体調不良で休むのは問題ない?
イラスト:斉田直世 漫画の続きはこちら>
体調に違和感があっても、「これくらいで休むのは良くない」「今日中にやるべき仕事がある」と仕事を休むことを躊躇する人もいるでしょう。しかし、体調不良で仕事を休むこと自体は大きな問題ではありません。
それよりも、体調不良のまま無理をして会社に出勤する方が、周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。「体調が悪い」「気分が悪い」と感じる場合は、迷わず欠勤の連絡を入れましょう。
1.1.休みが続くと印象が悪くなることも
体調不良で休むことは問題ありませんが、休みが続くと周囲にマイナスの印象を与える可能性があります。特に、以下のような状況では、トラブルにつながる可能性があるため注意しましょう。
- タスクや案件の進捗が滞ってしまう
- ほかの社員がカバー・フォローに入る
- 取引先との約束・納期が厳守されない
急な休みになっても、周囲に負担をかけないように工夫しておくことが大切です。
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2.体調不良につながりやすい要因4選
体調不良になる理由はさまざまですが、仕事や私生活において体調を崩しやすい要因がいくつか考えられます。ここでは、代表的な要因について解説します。
2.1.一人で仕事を抱え込みすぎる
常に仕事のことを考えてしまい、休日もゆっくり休めないことが多いでしょう。
緊張の糸が切れてしまったときに休みがちになったり、体調不良が続いたりする場合もあるため、まずは自分をいたわることを意識してみましょう。
「会社を休んではいけない」「私が休むことで支障をきたす」と感じ、仕事に対する責任感の強さから、一人で多くの業務を抱え込んでしまう人は注意が必要です。
2.2.ネガティブ思考になりやすい
ネガティブ思考になりやすいと、心身ともに支障をきたす可能性があります。具体的には、以下のような思考パターンが挙げられます。
- 悲観的、否定的になりやすい
- 落ち込みやすい
- 常に失敗を恐れている
- 自分は不幸だと思い込んでいる
- 人の目を気にし過ぎてしまう
ネガティブな言動が続くと、周囲にも悪い影響を与える可能性があります。常にポジティブでいる必要はありませんが、頭の中がネガティブ思考でいっぱいになっているときは、上手に切り替える練習をしましょう。
2.3.仕事とプライベートの切り替えが苦手
仕事とプライベートの切り替えが苦手で、常に仕事のことを考えていると、体調を崩しやすい傾向にあります。仕事のプレッシャーから解放されにくく、ストレスを溜め込んでしまうからです。
休養や気分転換の時間を確保して、心身ともにリラックスしましょう。
仕事とプライベートの時間を上手に切り替えるコツを下記にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- 毎日小さな目標を設定する
- 退勤時間までのタイムスケジュールを決める
- 「やること」だけでなく「やらないこと」リストも作る
- 仕事を持ち帰らない、家では仕事をしない
- 退勤後にあえて寄り道をする(カフェや書店、カラオケ、居酒屋など)
- プライベートの予定を入れる
- 退勤後は仕事のメールやチャットをオフにする
- リラックスできる時間を作る
「ゆっくりと過ごす時間がない」「家のことで忙しい」などプライベートでも多忙な場合は、心身ともに疲れやすい状態です。家族や周りのサポートを受けられないか、相談・検討してみるのも一つの手です。
2.4.職場環境や人間関係のストレスが大きい
ストレスが溜まりすぎると、自律神経のバランスが乱れて体調を崩しやすくなります。
令和6年に厚生労働省が実施した「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、令和4年度に仕事に関することで強い不安や悩み、ストレスを感じている人の割合は、82.2%と過半数に上りました。
多くの人が仕事に関するストレスを抱えているため、ストレス解消法を見つけることが大切です。
まずは、厚生労働省が提供している「5分でできる職場のストレスセルフチェック」を実施して、職場でのストレスレベルを自己認識しましょう。
職場の人間関係がめんどくさいと感じている方は、面倒だと思うタイミングを明確にし、適切な対策を施す必要があります。
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3.急な体調不良に備えて普段から意識したいこと
体調管理に気を配っていても、急に体調を崩してしまうことがあります。その際、少なからず周囲に迷惑をかける可能性があるため、普段から負担を最小限にする工夫が大切です。
ここでは、急な体調不良に備えて普段から意識したいことを、3つの視点から解説します。
3.1.スケジュールやタスク管理の徹底
日頃からスケジュールやタスクの管理を徹底しておくことで、対応漏れを防ぐことができます。
タスクごとの工程や期日を明確にすることで、急な休みがあっても社内の人がフォローしやすい状況を作ることができ、期日通りに業務を進めやすくなります。
また、タスクはなるべく細分化し、共有ツールやカレンダーを活用してチーム全体で状況を把握できる環境を整えましょう。
3.2.社内への情報共有を欠かさない
社内の人とは常に情報共有をして、適切なサポートを受けられるようにしましょう。いつまでにどの業務を終わらせるのかを把握できれば、連携も取りやすくなります。
また、仕事で得た知識や情報は、自分だけが持っている状態、いわゆる「属人化」になりやすいため、積極的に共有することが大切です。
特に、資料の場所や内容など、自分にしか分からない情報は、社内で共有しておくと円滑に業務が進みます。
3.3. マニュアルを作っておく
担当業務リストや業務フローなどをマニュアル化しておきましょう。
具体的には、以下のような工夫をしておくことで、急に欠勤した場合でも業務の滞りを減らせます。
- 担当業務でやり取りしている関係者をリストにまとめる
- 業務ごとのスケジュール管理やタスク管理表を作成する
- 業務の資料を分かりやすい場所に保管する
フォルダやファイルに権限が設定されている場合は、社内の人もアクセスできるように権限を変更しておくと良いでしょう。また、ほかの従業員へのしわ寄せを最小限に抑えるために、日頃から業務の可視化を意識することが大切です。
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4.会社を休みすぎると解雇される?
結論からいうと、出勤率が80%を下回る場合、会社を解雇される可能性があります。ここでは、解雇の要因になり得る「出勤日数」や「休みの申請方法」について解説します。
4.1.出勤日数によっては解雇される可能性もある
出勤日数があまりにも少なく、会社の業務に支障が出る場合は、解雇される可能性があります。
解雇される出勤日数は、企業によって異なるため断定できませんが、目安として出勤率80%以上の場合は、解雇される可能性は低いと言えるでしょう。
その理由は、労働基準法39条により、労働者には年次有給休暇が認められているためです。
有給休暇が適切に取得された場合と同等の出勤がある場合、企業側は出勤日数を理由として労働者を普通解雇することは認められません。
出勤率80%というのは、月の出勤日数が20日である場合、16日間です。つまり、月に4回以上休むと、解雇される可能性があるため注意しましょう。
4.2.無断欠勤は厳禁
無断欠勤は社会人として避けるべき行為であり、上司や同僚に大きな迷惑をかけてしまいます。体調不良で当日休む場合は、できるだけ早めに連絡することが大切です。
会社の方針や独自のルールによって処遇は異なりますが、周囲に迷惑をかける休み方では職場での居心地も悪くなるため、早めの連絡を心がけましょう。
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5.休みすぎが気になるときの対処法
体調不良で休みすぎだと感じたときには、次に紹介する4つの対処法を試してみましょう。
5.1.まずは体調不良の原因を知る
まずは、体調不良になる原因を知っておくことが大切です。体調不良と言ってもさまざまな要因があるため、なぜ体調を崩すのかを理解しておくと、適切な対策を講じやすくなります。
また、体調不良が続く場合は、病気のサインである可能性もあるため、早めに受診しましょう。
5.2.趣味やストレス発散方法を見つける
趣味を持ったり、ストレス発散になることを見つけたりして、心身ともに健康な状態を保ちましょう。
ストレスを解消できないまま過ごすと、自律神経のバランスが崩れてしまい体調不良に陥りやすくなります。自分の性格やライフスタイルに適したストレス解消法を見つけて、無理のない範囲で実践することが大切です。
おすすめのストレス解消法をいくつか紹介します。
「これなら楽しめそう」「リフレッシュできそう」と思えるものがあれば挑戦してみてください。
- 十分な睡眠時間を確保する
- 音楽やアロマなどでリラックスする
- ジョギングやストレッチ、ヨガをする
- 友人や家族と会話をする
- 好きな物を食べる
- ゲームをする
- 絵を描く
- 音楽を演奏する
- 旅行をする
- カラオケに行く
- 買い物に出かける
暴飲暴食や喫煙、夜更かし、過度な飲酒などは、身体に負担をかけてしまいます。身体の健康を意識したストレス解消法を試しましょう。
5.3.生活習慣を見直す
生活習慣の乱れは体調不良につながりやすいため、ライフスタイルの見直しが必要です。健康的な身体を作るには、日々の生活の中で以下のようなことに気を配りましょう。
5.3.1.健康的な食習慣を心がける
- 1日3食食べる
- 和食中心の食事を意識する
- 間食を減らす
- 塩分・お酒を摂取し過ぎない
5.3.2.充分な睡眠を取る
- 寝る前のスマートフォンやテレビ、PCなど、ブルーライトを発する電子機器の閲覧を避ける
- 温かい飲み物を飲む(白湯・生姜湯など)
- 睡眠の質を高めるために浴槽に浸かる
5.3.3.定期的に運動をする
- 息がはずみ、汗をかく程度の運動を週に1~3回取り入れる
- ひと駅分歩く、階段を積極的に使う
【出典】厚生労働省「身体活動・運動」
【出典】厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針」
【出典】農林水産省「栄養素と食事バランスガイドとの関係」
一度にすべての改善するのは難しいため、「これならできそう」と思えるものから始めるのがおすすめです。継続が大切なので、まずは1週間だけ取り組み、慣れてきたら3週間、1ヵ月、2ヵ月と少しずつ期間を延ばしてみます。
5.4.職場環境が原因なら転職を検討する
「職場の人間関係が悪い」「仕事の量が多すぎる」など職場環境が原因の場合は、会社の方針や社風、職場の人間関係が変わらない限り、改善は難しいでしょう。
そのような場合は転職を検討して、新しい環境のもとでスタートすることを考えてみるのも一つの方法です。
自分の性格やライフスタイルに適した職場を見つけるためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
「マイナビ転職エージェント」なら、業界に特化した専任のアドバイザーがサポートしてくれるので、安心して転職活動に励むことができます。
現在の悩みを共有し、自分のスキルや才能、人柄に適した職場をプロの視点から厳選するため、安心して働ける環境を見つけられるでしょう。
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6.まとめ
急な体調不良は避けることが難しいため、普段からタスク管理や情報共有、マニュアルを作っておくなど、他の人がフォローがしやすい環境を整えておくことが大切です。
また、出勤率が80%を下回る場合は解雇される可能性もあるため、やむを得ない事情を除き、月に4回以上を長期間にわたって休む場合は注意しましょう。
「仕事に関するストレスが多く、自分では改善できない」という場合は、転職を検討して新しい環境に変えてみるのも選択肢の一つです。
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