【自分に向いてる仕事がわからない】転職診断や自己分析方法を紹介

【自分に向いてる仕事がわからない】転職診断や自己分析方法を紹介

「いくつか仕事を経験したけれど、どの仕事も自分には合わなかった」「自分に向いている仕事などないんじゃないか」など、仕事に対してそんな感覚を抱いてはいませんか?
働きたくないわけではないのに、なかなか自分に合う仕事がみつからず、もどかしい思いを抱えている方も多いかもしれません。

今回は、仕事が向いていないと感じる原因やその対処法から、向いている仕事の探し方、自己分析方法までを紹介していきます。
「今の仕事が自分に向いていなくて辛い」「自分に合う仕事を見つけ、やりがいをもって働きたい」と感じている方は、ぜひ参考にしてください。

(※仕事辞めたい、会社がつらい...悩んでいる方は『仕事どうする!? 診断』の診断結果もご参考にしてください)

目次

1.自分に向いてる仕事がわからないと感じる理由

2.どうすれば「向いてる仕事」をできるのか

3.「向いてる仕事がない」と感じるのはなぜ?

4.向いてる仕事とやりたい仕事の違い

5.「向いてる仕事」「やりたい(できる)仕事」どちらがいい?

6.向いている仕事をするメリット

7.向いている仕事の探し方

8.向いている仕事につくための自己分析の方法

9.困ったら転職エージェントに相談してみるよう

10.まとめ

1.自分に向いてる仕事がわからないと感じる理由

「今の仕事が自分に向いていない」と不安を感じていませんか? ここでは、仕事が自分に向いてないと感じてしまう理由を4つご紹介します。

1-1.成果が出せていない

会社や上司から求められた成果を出せていないと、「今の仕事に向いていないのではないか」という気持ちに陥りやすくなります。また、自分で掲げた目標を達成できない場合も自信を失うことに繋がります。

1-2.自分の成長が感じられない

自分の成長が実感できない場合も、仕事に向いていないと感じることに繋がるでしょう。自分の理想像に近づけていないという自己評価からだけでなく、同期やチームメンバーが成長し活躍している姿と比べてしまうと、自分の停滞を余計に感じてしまうかもしれません。

1-3.やりがいを感じない

仕事に面白みがないとやりがいを得られず、面白みがない理由を「向いていないから」と考えてしまいがちです。そうなると高いパフォーマンスや成果を出すことは難しくなり、さらに悪循環に陥ってしまいます。

1-4.会社の方針が合っていない

会社の掲げる方針やビジョンと自分の目指す方向性に相違がある場合も、仕事が合わないと感じやすくなります。
会社に属している以上、社員には会社の方針やビジョンに基づいた行動や成果が求められます。しかし、会社の意向と自分の思いにギャップが生じると、高いモチベーションやパフォーマンス、目的意識をもって仕事に取り組めず、仕事そのものに疑問を感じはじめてしまいます。

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2.どうすれば「向いてる仕事」をできるのか

では、今の仕事に向いていないと感じた場合どうすれば良いのでしょうか? 向いている仕事に就くためにやっておきたい5つの対処法を紹介します。

2-1.向いていないと感じた理由を書き出す

まず、なぜ自分は今の仕事に向いていないと感じるのか、その理由を認識する必要があります。ノートやスマートフォン、パソコンなどに、自分が仕事に向いていないと感じた理由を書き出してみましょう。

2-2.異動希望を申し出る

向いていないと感じた理由と向き合い、今の環境では改善が難しいと判断した場合は、上司や人事部に部署の異動希望を申し出るのもひとつの手段です。

人にはそれぞれ「適性」というものがあります。適性に合わない環境で苦しみ続けるよりも、自分に合った環境に身を置いた方が、やりがいを感じながら仕事に取り組め、なおかつ早く成果を発揮することが期待できます。

2-3.少し仕事を休んでみる

今の環境から少し距離をとってみると、物事の捉え方や考え方に変化があるかもしれません。「考えすぎてどうして良いかわからなくなってしまった」「働き過ぎて心身ともに疲れている」という場合は、一度思い切って休暇をとるのも良いでしょう。

2-4.「結果」を重視する

仕事の向き不向きはいったん考えず、結果を重視してみるのも効果的です。一つのプロジェクト完了までの過程において自分に向いていないと感じる要素があったとしても、最終的な結果にコミットすれば、ゲームを攻略していく感覚で取り組めます。

プロジェクトが予定通りに完了すれば、ゲームをクリアした時に似た達成感が得られ、プロジェクトの中の一つひとつの作業に対しての向き・不向きには気を取られなくなるかもしれません。

2-5.思い切って転職してみる

「いろいろと手を尽くしてみたけれど、このまま今の仕事を続けることは難しい」と判断した場合は、転職を検討するのも1つの手段です。
どんなに才能を持ち合わせた人であっても、置かれている環境が合っていなければ、その才能は発揮できません。半面、環境を変えるだけで見違えるほどに成果を発揮する人もいます。

3.「向いてる仕事がない」と感じるのはなぜ?

私たちは、仕事に取り組む中でうまくいかないことが続いたり求められた成果が出せなかったりすると、「自分に向いている仕事なんて何もない」と落ち込んでしまいます。

では、なぜ「向いている仕事がない」と感じてしまうのでしょうか?主な理由を5つ紹介します。

3-1.自分の能力を把握していない

多くの人は、自らの能力を把握していないことで「向いている仕事がない」と感じてしまいます。本当は素晴らしい能力、魅力をもっているにもかかわらず、自分で認識できていないために、自分の価値をディスカウントしてしまうのです。

3-2.性格と仕事が合っていない

自分の性格と仕事があっていない場合、すべての作業が苦痛に感じられてしまいます。たとえばあなたが極度の人見知りだとして、毎日初対面のお客さんと会話しなければならないような営業職に就いたとしたら、それは耐え難い苦痛であるはずです。

3-3.人生の目標設定をしていない

人生の目標設定がない人は、行動の動機付けができなかったり、仕事の必要性を感じられなかったりするため、向いている仕事がないと感じてしまいます。
人生に目標がなければ自分の未来像が描けず、仕事に対するモチベーションが上がりません。その結果、高い成果も出せず、「自分に向いている仕事がない」と感じる要因になります。

3-4.自分に合う職業に出会えていない

世の中には数えきれないほどの職業が存在しています。あなたは、自分に本当に向いている仕事をまだ知らない、まだ出会えていないだけかもしれません。

3-5.会社員が向いていない

仕事内容ではなく、会社員という働き方自体が向いていない人もいます。「毎日通勤し、上司から指示された仕事を決まった時間内にこなす」というスタイルが自分に合っていないために、仕事そのものが向いていないのだと錯覚している可能性があります。

会社に縛られず、マイペースに仕事がしたい人にとっては、会社員の働き方が合わないと感じることもあるでしょう。そういった場合は自営業やフリーランスの方が合うかもしれません。

4.向いてる仕事とやりたい仕事の違い

「向いている仕事」と「やりたい仕事」。この2つは、何がどう違うのでしょうか。
「向いている仕事」とは、自分の性格やスキルに仕事内容が合っており、大きなストレスや努力に縛られることなくスムーズに取り組むことができるような仕事と位置付けることができるでしょう。
対して「やりたい仕事」とは、性格やスキルに関係なく、自分の興味や関心がやる気に繋がるような仕事だと言えます。

ただし、「やりたい仕事」が必ずしも「向いている仕事」であるとは言えないため、やりたい仕事を続けるためには相応の努力や忍耐が必要になる場合もあります。

5.「向いてる仕事」「やりたい(できる)仕事」どちらがいい?

前述のように、向いている仕事とやりたい仕事の違いを説明しましたが、実際はどちらを重視すれば良いのでしょうか。

ここでは、「向いている仕事」を選ぶ人、「やりたい(できる)仕事」選ぶ人、それぞれ何を基準に選んでいるのか理由を紹介します。自分に当てはめて考えてみましょう。

5-1.向いている仕事を選ぶ理由

向いている仕事を選んだ人から聞かれる多くの理由は、「仕事の成果が出やすいため」「周囲からの評価が得やすいから」といったものです。

やりたい仕事に就いたとしても思うような成果が出せなければ、仕事自体が苦しくなるだけでなく、好きだったことが嫌いになってしまう可能性もあります。
そのため、仕事は仕事と割り切り、自分が求められる環境で成果を上げることを優先した人たちもいます。

始めはやりたい仕事ではなかったとしても、向いている仕事でうまく成果をあげていく中で楽しさを見出し、徐々にやりたい仕事に変わってきた、というケースもみられます。

5-2.やりたい仕事を選ぶ理由

一方、やりたい仕事を選んだ人からは、自分の興味関心や充実度に忠実でありたいという意見が多く聞かれます。1日の多くの時間を仕事に費やすからこそ、他人からの評価や待遇に左右されず、自分の正直な気持ちを貫きたいという意志が垣間見えます。

やりたいこと、好きなことだからこそ、難しい問題に直面しても諦めずに努力できる。そんな強さをもつ人が多いようです。

6.向いている仕事をするメリット

仕事を充実させるには自分に向いている仕事、あるいはやりたい仕事を選ぶことが大切ですが、実際に自分に向いている仕事をすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

6-1.仕事が楽しくなる

自分に向いている仕事を選択することで、「仕事が楽しい」と感じるメリットがあります。

自分に向いていない・合わない仕事はストレスが増えるばかりですが、自分に向いていると感じることでこれまでより仕事が楽しく感じます。

仕事の楽しさはモチベーションアップにも繋がるため、結果的に自分の評価にも影響するでしょう。

6-2.生産性が上がり、評価に繋がる

向いている仕事は自分の能力を活かせることでもあるため、仕事上で高いパフォーマンスを発揮しやすくなります。

生産性が上がることで業務がスムーズに進んだり、実績を残せたりするため、社内評価のアップも期待できます。

自分がどんな仕事に向いているか分からず、転職が不安な時は転職エージェントに相談してみることで解決しやすくなるでしょう。

7.向いている仕事の探し方

では、向いている仕事と出会うためには、どのすれば良いのでしょうか? ここでは、向いている仕事探しのポイントを紹介します。

7-1.しっかりと自己分析をする

まずは、しっかりと自己分析をしてみましょう。自分で自分を理解できていなければ、向いている仕事が何かさえわかりません。とにかく、頭の中に思いつく言葉を書き出し、視覚化することがおすすめです。

7-2.業界・職種について調べる

次に、業界や職種について詳しく調べてみましょう。調べることによって今まで知らなかった仕事を知ることができるだけでなく、自分の中にある思い込みがなくなり、新たな選択肢が生まれる可能性があります。

7-3.広い視野を持つ

仕事探しの際には、目の前の事柄だけにとらわれず広い視野をもちましょう。視野が広くなれば、その分向いている仕事と出会える確率が高まります。自分で自分の可能性を狭めないよう、今感じている好き嫌いや固定観念を一度取り払い、あらゆる可能性や仮説を探っていくことが大切です。

8.向いている仕事につくための自己分析の方法

向いている仕事につくためには、自己分析で「自分を知る」行程が欠かせません。そこで、今すぐできる自己分析の方法を紹介します。

8-1.過去・現在・未来の分析をしてみる

はじめに、過去・現在・未来について分析してみましょう。

● 過去にあった印象的なできごと
● 現在置かれている状況
● 目指す未来像
● それらから感じた思い
● 自分が自信をもって打ち込めたこと
● 自分が意識しなくても人から褒められた経験

などを自分の中で把握し、まとめることで、向いている仕事の大枠が見えてきます。

8-2.やりたくないことを書き出す

仕事やプライベートに関わらず、自分がやりたくないと感じることを書き出してみましょう。
「向いている仕事」という一つの要素を見つけ出すためには、その対極にある要素を洗い出すことが効果的です。やりたくないことが明確化されると、自分の中の判断基準や妥協点が見つかり、やりたいこと、向いている仕事に近づけます。

8-3.適性検査を受けてみる

「自分のことがよくわからない」という場合は、適性検査を受けみてはいかがでしょうか?自己流で分析をしても、無意識に自分の思い込みが反映されてしまう可能性があります。
その点、適性検査であれば客観的に本質的な性格や素質、強みなどを測ることができます。

8-4.自分の強みと弱みを言語化する

自分の強みと弱みを言語化すると、必然的に自分の向き不向きも見えてきます。自分で認識することが難しい場合は、過去に人から褒められたできごとや失敗を思い出したり、家族や親しい友人に聞いてみたりすると良いでしょう。

9.困ったら転職エージェントに相談してみよう

「何からはじめたら良いかわからない」「一人では不安」という場合は、転職エージェントの利用がおすすめです
転職エージェントを利用すると、専任のキャリアアドバイザーからのサポートが受けられます。応募候補企業の選定から応募書類の添削、面接対策、企業担当者とのやり取りまで一貫してサポートしてもらえるため、転職に不安を感じている人にとって心強い味方となるはずです。

10.まとめ

仕事との向き合い方は人それぞれで、絶対的な正解はありません。だからこそしっかりと向き合い、あなただけの正解を導くことが必要です。

自分が何を大切にし、何を目指して生きていきたいかという視点を大切に、今一度仕事との関係を見直してみてはいかがでしょうか?

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