【職場で仕事がない場合】自分ができる仕事の探し方や気持ちの切り替え方

仕事の悩み・転職

「会社に行っても仕事がない」「何をしたらいいのか分からない」と困っていませんか?

今回は、仕事がない状況や業務を依頼してもらえない人の特徴について解説します。あわせて、自らを見直すべきポイントもまとめたので、仕事がなくて悩んでいる人はぜひチェックしてみてください。

本記事を参考に改善点を見出し、仕事がない状態から解放されることを目指しましょう。

【関連記事】「【職場の人間関係で孤立してる...】孤立する原因や対処法を詳しく解説」

はじめて転職する場合の7つのポイントを確認する。

1.職場で自分の仕事がないと感じる状況とは?

「会社に行っても自分の仕事がない」と感じるときは、どのような状況なのでしょうか。

6つの視点から仕事がない状況について解説します。

仕事がないという状況には、いくつか理由が考えられます。なぜ仕事を与えられないのかを把握すれば、適切な対策を講じることができるでしょう。

1.1.与えられた仕事しかしていない

与えられた仕事しかしない人の場合、仕事を与えてもらえないと動けないため、徐々にやることがなくなってきてしまい、最終的に仕事がない状態に陥る可能性があります。

まずは仕事を与えてもらえるまで、何をしたら会社の役に立つのかを自ら考えて行動してみましょう。

そして仕事を引き受けた際には、「仕事の目的」と「プラスアルファで自分にできること」を考えてみてはいかがでしょうか。

1.2.スキルや知識が足りていない

スキルや知識が不足している場合、仕事をまかせてもらえる範囲が限られてしまいます。

反対にスキルや知識が十分にあれば、さまざまな仕事の依頼があるでしょう。

会社では、生産性を上げるために、より多くの仕事を処理することが重要となります。そのため、できる人に仕事が集中することもあります。

もし自分のスキル不足が原因だと感じている方は、資格の取得や業務の見直しをして、スキルアップを目指しましょう。

1.3.仕事が属人化している

会社で仕事がないと感じる従業員が多くいる場合、業務が属人化している可能性があります。

業務の属人化とは、特定の人にしか業務の進捗や取り組み方がわかっていない状態のことです。

上司や先輩、同僚などが一人で仕事を抱え込む傾向にある場合、仕事が回ってこない可能性があります。

仮に、特定の人が怪我や病気で長期間休むことになった場合、その業務の進め方などがわからず、ほかの従業員が対応できなくなってしまいます。

取引先や顧客からクレームがきたり、トラブルが発生する原因になったりするので、社内全体で見直すことが大切です。

社内で権限を分散させる、または業務のマニュアル化を進めると良いでしょう。

1.4.職場環境に原因がある

以下に当てはまる場合は、職場環境に原因があると言えるでしょう。

●上司や先輩が仕事を部下に教える余裕がない

●業務の処理能力が高い人が多く、すでに仕事が片付いている

●高圧的な人が多く仕事を引き受けにくい

上司の裁量に問題があり、余裕がないことから「転職後、3日間も放置された」というケースもあります。

仕事をしたいけれど、何らかの理由で引き受けられない場合は、転職も視野に入れるとよいかもしれません。

1.5.楽な方を選んでしまう

挑戦することを恐れ、楽な業務だけこなす人は、仕事がない状態に陥りやすくなります。

簡単な仕事を毎日こなしていても、スキルアップにはつながりにくいです。

余裕があるなら少し難しい仕事にもチャレンジして、「どのようにしてこなしたら良いのか」「効率よく進める方法は?」など考えながら行動してみましょう。

1.6.会社の業績不振

会社全体の業績不振によって、仕事が減っている場合は、一人当たりの業務量が少なくなりえます。

どの企業も常に順風満帆というわけではないので、業績回復に貢献できる仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

苦しい状態をほかの従業員とともに団結して乗り越える経験は、後に役立つはずです。

給与が遅配になったり、退職を促されたりする場合は、転職を検討するのもよいですが、そのような状態ではないなら企業の成長のためにできることを提案しましょう。

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【関連記事】「【仕事ができなくて辛い】仕事ができず辛くなる主な原因と対処法を解説」

2回目以降の転職で気を付けるべきポイントを確認する。

2.仕事がない場合に見直すべきこととは?

仕事がない場合は、以下の3つを見直してみると現状を変えることができるかもしれません。

●会社や業界の今後を考える

●部署異動を願いでてみる

●転職を考えてみる

2.1.会社や業界の今後を考える

「仕事を与えてもらえない」といった受け身の姿勢では、状況は改善されにくいでしょう。

自分から意欲的に会社や所属する業界の今後について考えて、できることを探してみるとよいかもしれません。

その際に、業界の動向を確認して、将来性のある会社なのかも見極める必要があります。

市場規模推移や景気動向をチェックし、上昇傾向にある場合は、会社の業績不振が原因ですので乗り越えられるように自分にできることを考えてみてください。

反対に、下落傾向にある場合は、業界を変えた転職を検討する方がよいかもしれません。

【関連記事】「「コロナで業績悪化」は転職理由になる!?-面接や応募書類での伝え方」

2.2.部署異動を願いでてみる

「上司が高圧的で指示を出してくれない」「上司の裁量に問題があり、仕事を回してもらえない」という場合は、部署異動を希望しましょう。

部署異動は、一般的に直属の上司に希望を伝えますが、難しい場合は人事部門に確認してみてください。

また、部署異動を願い出る場合は、ポジティブな理由に変換することがポイントです。

「仕事がもらえないから」ではなく、「異動先で自分が持つ○○のスキルを活かしたい」「新たなスキル・知識・経験を積み重ねたい」などがよいでしょう。

部署異動の場合は、転職せずにキャリアアップを図れることがメリットです。

2.3.転職を考えてみる

部署異動ができない、または業界全体が衰退しているという場合は、転職を検討するのも選択肢の一つです。

同一企業で引き出す能力には限界があるので、部署異動で成長が見込めない場合は、転職してキャリアアップを実現しましょう。

業界の市場規模が下落傾向にあるなら、異なる業界の転職先を探してみてください。

営業職や一般事務などは未経験からでもはじめやすいことがあるので、転職先に向いているといえるかもしれません。

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【関連記事】「【業界一覧】転職希望者必見! 各業界の特徴と現状・求められる主な職種を紹介」

3.自分ができる仕事を探すためにできること

自分ができる仕事を探すために、3つのことを意識してみましょう。

3.1.自分がやりたい仕事・やりたくない仕事を見直す

自分がやりたい仕事・やりたくない仕事を見直して、計画的に取り組みましょう。

目標に対して計画を立てる場合、やりたい仕事・やらなければならない仕事に着目する人は多いと思います。

しかしやりたくない仕事も、理解しておかなければ、モチベーションの低下につながります。

「やりたくない仕事」「自分にはできない仕事」は、あらかじめ把握しておき、上司や同僚に相談してみるとよいでしょう。

限られた時間のなかで業務を遂行する必要があるので、有意義なものにできるよう意識して計画を立ててください。

3.2.資格取得やスキルアップを目指す

自分のスキル不足が原因で仕事を引き受けられない場合は、必要なスキルや知識を身に付けましょう。

スキルアップができれば、仕事の幅が広がり、少しずつ依頼が増えてくるはずです。

目の前の業務に集中して、「効率的に進める」「品質を高める」という2点を意識してみてください。

また、取得するべき資格があるなら、積極的に学び、仕事に必要な知識を蓄積させましょう。

3.3.周りと積極的にコミュニケーションをとる

仕事がないと感じている人は、仕事に追われて困っている従業員を助けることからはじめてみてはいかがでしょうか。

例えば、書類を整理する、または制作物を手伝うなど自分にできることから挑戦してみてください。

仕事を手助けしたことがきっかけとなり、同じ業務を依頼してもらえる可能性もあります。

また、上司に「仕事がないので困っている」ことも伝えておきましょう。

上司が仕事がない状態を把握できていないケースもあるので、伝えることで仕事がもらえるかもしれません。

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【関連記事】「【社会人におすすめの資格とは】資格の選び方や働きながら合格するコツを紹介」

4.仕事がないと悩んだ時は

仕事がないと悩んでいる人におすすめの相談先をご紹介します。

状況やパターンによって適切な相談相手が異なるので、ぜひチェックしてみてください。

4.1.信頼できる上司や先輩に相談する

信頼できる上司や先輩に面談の機会を作ってもらい、相談をしてみましょう。

過去の自分が原因で仕事がない場合は、反省点を報告し、どのように改善していくかを伝えることが大切です。

しかし、上司や先輩の裁量が問題の場合は、相談相手を会社内の労務担当者などにした方がよいでしょう。

4.2.友達や親に相談してみる

自分の性格やプライベートなことをよく知る友達や肉親に相談をするのも一つの方法です。

職場の人に相談しにくいと感じたら、身内と呼べる人に相談してみるとよいでしょう。

第三者の意見を聞くことで、新たな発見に出会えるかもしれません。

ただ、一点気を付けておきたいのは、あなたの将来性を親身になって考え過ぎて「せっかく大企業に入社できたのだから転職しない方がいい」といった否定的な意見を言われる可能性もあります。

そのため、すべての意見を鵜呑みにするのではなく、客観的なアドバイスとして受け入れる程度に留めておきましょう。

4.3.転職エージェントを活用してみる

転職エージェントに登録をすると、キャリアアドバイザーに無料で相談できることも多いです。

転職に関する悩みだけでなく、現在の仕事状況や自分に適した仕事など、プロ目線のアドバイスをもらえる点が魅力です。

マイナビエージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが無料で親身になって相談に乗ってくれます。

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5.まとめ

今回は、仕事がない状況や仕事を任せてもらえない人の特徴、改善策について解説しました。

現在「会社に行っても仕事がない」と困っている人は、自分に原因がないか一度考えてみましょう。

会社側の問題で仕事がなく、改善の余地がない状態なら、転職を検討するのも一つの手段です。

マイナビエージェントでは、現在の仕事の悩みを相談することもできるので、ぜひ一度お問い合わせください。

【関連記事】「【仕事辞めたい】会社がつらいと思ったらやるべき事と辞める判断ポイント」

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