「仕事やる気ない...」は当たり前?原因と転職する際の注意点

仕事の悩み・転職

仕事をしていれば、「やる気が出ない」「モチベーションが上がらない」などと考える日があるのはやむを得ないことです。しかし、ネガティブな気持ちが長く続くと、仕事自体を辞めたいと思ってしまうかもしれません。

今回は、仕事にやる気が出ない原因や、やる気がなくても絶対にやってはいけないNG行動、転職を考えた際に注意すべきことについて解説します。(Misa)

(※仕事辞めたい、会社がつらい...悩んでいる方は『仕事どうする!? 診断』の診断結果もご参考にしてください)

【関連記事】「【仕事辞めたい】会社がつらいと思ったらやるべき事と辞める判断ポイント」

はじめて転職する場合の7つのポイントを確認する。

1.仕事にやる気が出ないと感じる主な原因

毎日仕事をしていれば、誰しも「何となくやる気が出ない」と感じる日はあるものです。しかし、できることならあまりネガティブな気持ちになることなく、楽しんで仕事をしたいという方が多いはずです。

そこで、まずはなぜやる気が出ないと感じてしまうのか、仕事において何が悪いのかといった原因を確認しておきましょう。

1.1.「やりがい」が感じられない

仕事のやる気が出ない原因でもっとも多いのは、仕事にやりがいを感じられないケースでしょう。

仕事の意味や成果を実感できなかったり成果を上げても評価されなかったりすると、何のためにその仕事をするのかという疑念が生じ、モチベーションが低下していきます。

1.2.コンプライアンス違反やハラスメントが横行している

多くの人が社会のルールを守る理由は、罰則などのリスクを恐れる気持ちだけでなく、「正しくありたい」という倫理観が備わっているからです。

そうした倫理観がある人は、自分自身に実害はなくても、コンプライアンス違反やハラスメントが横行する会社には、嫌気がさしてくる場合があります。

1.3.職場の雰囲気が悪い

仕事のモチベーション維持には、人間関係の充実度が大きく影響します。職場の雰囲気が悪いと、その会社で働くこと自体が苦痛になります。また、厳しすぎる上司がいたり、常識のない部下がいたりすると、仕事内容に満足していてもやる気が削がれてしまうでしょう。

1.4.仕事内容が合っていない

そもそも仕事内容が自分に合っていなければ、どれだけ頑張ろうとしてもやる気は起きにくいでしょう。

「入社したが聞いていた仕事内容と違う」「以前とやりたい仕事が変わった」など、仕事内容が合わないと感じる理由は人によってさまざまです。

仕事のやる気が出ない時は工夫次第で改善できる場合も多いですが、どうしても難しい場合は転職をすることで自分に合う仕事を見つけられるかもしれません。

【関連記事】「"転職活動に役立つメールの書き方"おすすめ記事6選! 活動フェーズごとに紹介」

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【関連記事】「【職場の人間関係が悩み】主な原因や心身への影響、無理な場合の対処法」

2回目以降の転職で気を付けるべきポイントを確認する。

2.仕事にやる気が出ないときの対処法

「何となく毎日やる気が出ない」と感じたときは、具体的に何をすればいいのでしょうか。ここでは、仕事にやる気が出ないときの対処法を3つ紹介します。

2.1.やる気が出ない理由を明確にする

まずは、気持ちを整理するためにも、なぜやる気が出ないのかという理由を明確にすることが大切です。

上記の主な原因で紹介したように、仕事自体に問題があることもあれば、職場の人間関係が原因になっていることもあります。また、複数の要因が重なって、やる気が無くなってしまっている場合もあるでしょう。

理由がよくわからないという場合は、嫌なことや気分が落ち込むことを紙に書き出してみるのも良い方法です。

2.2.細かい目標を設定してクリアしていく

やる気が出ないときは、細かい目標を設定するのもおすすめです。毎日同じような仕事をしたり、大きすぎる目標を目指したりしていると、飽きを感じてモチベーションが上がりづらくなってしまいます。

そんなときは、「○時までにこの仕事を終わらせる」「○件のアポを取る」など、達成しやすい目標を設定してクリアしていくことで、やる気を保ったまま仕事に取り組めるでしょう。

2.3.仕事は生活のためと割り切る

「働くこと自体にやる気を見出せない」という場合は、思い切って「生活のための仕事」と割り切ることも大切です。生活するには収入が必要であり、仕事はそのための手段と捉えることで、仕事に対する過度な期待を抑えたり、プレッシャーを軽減したりできるでしょう。

また、プライベートを充実させれば、そのために仕事を頑張ろうという気持ちも芽生えやすくなります。

3.仕事にやる気が出ないときのNG行動

仕事にやる気が出ないときに、やってはいけないNG行動を3つ紹介します。例えば、「やる気が出ない」というだけで、安易に仕事を辞めるのは非常にリスキーです。

3.1.感情先行で転職する

感情先行で転職すると、失敗しやすいので要注意です。やる気が出ない原因を把握できないままでは、転職した先でもやる気が出ない可能性があります。

3.2.仕事を適当にこなす

仕事のやる気が出ないときに適当にこなして手を抜くことは、社会人として絶対にやってはいけない行動です。

やる気が出ないからこそ、転職も視野に入れたスキルアップなどの備えが必要になります。

より多くの経験を積み、自分の価値を高めることがより良い未来につながるのです。

3.3. 仕事が合わない状態で我慢し続ける

明らかに仕事が合っていないのに我慢し続けていると、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。仕事へのやる気が失われてしまったら、行動のモチベーションをキャリアアップに切り替えましょう。

転職を視野に入れて選択肢を広げながら、自身のキャリアに向き合っていくことをおすすめします。

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【関連記事】「【キャリアチェンジとは】キャリアアップとの違いやメリット、成功のポイント」

4.やる気が出ずに転職する際のポイント

やる気が出ないのは自分自身の内面の問題ですが、自分では解決できないことが原因になっている場合もあります。

働く環境を変えなければ、いつまでもやる気が出ない状態が続きます。すなわち、転職を視野に入れなければなりません。

転職を考える際に重要なのは、悔いのないよう計画的に準備することです。

4.1.転職したい職種・給与・キャリアパスを明確にする

転職する上でまずやっておかなければならない重要なことは、「目標を明確にすること」です。

現在の職場環境と照らし合わせながら、転職したい職種や業種、職場の立地、給与面などのことを1つずつクリアにしていきます。

また、20代で転職する場合は、今後30代・40代でどういったキャリアパスを描けるかも視野に入れましょう。

4.2.同じ状況にならないよう吟味する

同じ状況に陥ることがないよう、転職先を吟味することも重要です。転職してもやる気が続かない人の特徴として、事前のリサーチをしっかり行っていないことが挙げられます。

転職の際は、労働条件だけでなく、会社の人間関係や将来性についても吟味しなければなりません。

また、仕事にやる気が出なくなった原因を究明し、その原因から逆説的に自分に合った仕事や条件が導き出せる場合もあります。

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【関連記事】「仕事へのモチベーション、どうしてもやる気のない時はどうすればいい!?」

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原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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