【仕事が憂鬱】乗り切るためには? 憂鬱になる原因と気分転換する方法

【仕事が憂鬱】乗り切るためには? 憂鬱になる原因と気分転換する方法

明日から仕事が始まる休日の夕方、なんとなく憂鬱(ゆううつ) になることはありませんか。仕事が好きじゃないから憂鬱になるのは仕方がないと諦めていませんか。憂鬱の原因は仕事以外にある可能性もあり、生活改善や気分転換で解消できる可能性があります。(Misa)

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1.仕事が憂鬱になる原因

1.1.職場の人間関係

仕事が憂鬱になる原因としては、仕事を通して嫌な気分になったり、不愉快に感じたりすることが考えられます。嫌だと感じることは人それぞれですが、職場の人間関係でストレスを感じている人はとても多いです。

プライベートの友人と違い、仕事で関わる人は自分で選ぶことができません。相性がよくない人と折り合いをつけようとして、ストレスを抱えることになります。

【関連記事】「職場の人間関係で悩んでいる方へ--対処方法や無理な場合の転職について」

1.2.仕事が苦手な分野

次に考えられるのが、苦手な分野を仕事にしてしまったケースです。好きなことを仕事にしたいと考えて就職してみたら、実は苦手な分野だったということがあります。

好きなことと向いていることは必ずしも一致しないのですが、「好きなことでないと続けられない」という固定観念にとらわれて、適切でない選択をする人が少なくありません。

どんなに好きなことでも苦手なことを続けるのは苦しいことです。苦しい状態が続けば憂鬱になるのは当然の結果といえます。

1.3.自分の容量を超えている

そして、どんなに得意な仕事でも、キャパシティーを超えた量の仕事を抱えてしまえば苦しくなって当然です。自分の能力を上回る内容や一人では多すぎる仕事を抱えこんでしまうことも憂鬱の原因になります。

【関連記事】「【仕事でキャパオーバー】キャパオーバーしやすい人の特徴と成長へのつなげ方」

1.4.体調不良

また、仕事とは関係なく、体調不良から憂鬱になる場合もあります。更年期うつなど年齢的な体調の変化もあります。

更年期というと女性特有の症状であるイメージがありますが、男性にも更年期はあり、その時期に体調を崩したり、うつ傾向になったりする場合があります。

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2.仕事の憂鬱を解消する対策

体調不調が原因でなければ、生活習慣や気分転換で憂鬱な気分を解消できる場合も多いです。自分なりの気分転換法を見つけるとよいでしょう。

2.1.生活のリズムを整える

もっともシンプルかつ効果的な方法は、生活のリズムを整えることです。体調がすぐれないときに、明るい気分でいるのは難しいです。睡眠不足や不摂生を避け、規則正しい生活を心がけましょう。特に良質な睡眠は大切です。

2.2.仕事がすべてと思わない

自分の中で、仕事の比重を大きくし過ぎないことも重要です。どんな仕事でもうまくいかないことは必ずあります。仕事で自己実現したいという欲求が強すぎると、思うように結果が出ないときの気分の落差が大きくなります。

2.3.他人と比較しない

また、仕事の成果や評価に関して、自分と他人を比較することも憂鬱の原因になりやすいです。仕事にかぎらないことですが、他者との比較で自分の価値を決めるのは、大きなストレスになります。

憂鬱になるのは、仕事の場で何らかのストレスがあるからです。ストレスの原因が解消できる場合は対策を考えれば効果的です。

一方で嫌だと感じることだけがストレスになるのではなく、まったく刺激のない凪(なぎ)のような状態が続くことも、人間はストレスを感じます。

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3.ストレスによる心身に現れるサイン

仕事に対して憂鬱な気分が続くと、ストレスで心身にさまざまな症状が出ます。

まずは無理をせずに、以下のようなサインが現れている場合には、退職や医師の診断を受けることも視野に入れましょう。

3.1.仕事の日の朝に泣く

仕事の日の朝に仕事に行きたくないと泣くような症状がある場合は注意が必要です。

朝だけでなく、夜寝る前に泣くようなことがある場合も同様と考えましょう。

泣くことを我慢できない状態は、精神的に限界を超えているというサインです。特に嗚咽するほど泣くような状態は、とても危険な精神状態ともいえます。

その状態を続けて無理をしてしまうと、仕事へ行きたくなくなるだけでなく、働けない状態に陥る可能性もあるので、早急に退職を視野に入れて考えましょう。

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3.2.今までよりも怒りっぽくなった

今までよりも怒りっぽくなった際もストレスチェックが必要です。

うつなどの気分障害は泣き出したり、落ち込んで気分が沈むだけではありません。

普段以上に感情の起伏が激しくなり、些細なことでイライラするなども、躁うつ病、うつ病、躁病など気分障害の初期症状として現れます。

そのため、もし今までよりも周りに当たることが多くなったと感じる場合は注意が必要です。

特に、作り笑いができなくなったなどの感情を失ってしまう場合には、一度医師の診断を受けましょう。

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4.憂鬱をがまんしすぎるとリスクも

憂鬱をがまんしすぎると、うつ症状に進んでしまう場合があります。

趣味や暮らしの中の気分転換で解消できるなら問題ありませんが、あまりにも憂鬱が晴れない場合は注意したほうがよいかもしれません。

4.1.転職を検討してみる

仕事内容や人間関係など解決できない原因がある場合は、転職などで環境を変えることも検討してみましょう。

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4.2.「なんとなく憂鬱」も要注意

「なんとなく憂鬱」という段階では気分の問題です。気分によって仕事の質を低下させるのは、社会人としては避けるべきことです。

自分の気分をコントロールするスキルを身につけることも大切です。

思いこみや依存心、被害意識が高まるとストレスを溜めやすくなります。自分を感情や気分を客観視できるようになると、憂鬱の原因も把握しやすくなり、自分なりの気分転換ができるようになります。

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原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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