仕事行きたくない、ずっと寝ていたい...気分回復の方法とダメな場合の対処法

朝。目覚めたとき「仕事に行きたくない、ずっと寝ていたい」と思ったこと、ありますよね? たまにあるくらいなら気にする必要はありませんが、続くようなら、ストレスや疲労を見極めて対処すべきかもしれません。(Misa)

(※仕事辞めたい、会社がつらい...悩んでいる方は『仕事どうする!? 診断』の診断結果もご参考にしてください)

1.「仕事行きたくない、ずっと寝ていたい」ときはある

人間の体調や気分には波があります。

どんな人でも、何となくサボりたくなる日があっても不思議ではありません。

気が進まない予定があったり、疲れがとれていなかったりというときだけでなく、繁忙期が一段落するなどで気が緩んだときにも起こりがちです。

後者は、繁忙期の緊張がほどけてリラックスしようとする欲求と考えられ、ある意味、健全な心の動きともいえます。

しかし、連日のように「仕事に行きたくない、ずっと寝ていたい」気分が続くなら、過度のストレスやメンタル不調の可能性があります。

それを確かめるため、とりあえず心の欲求に従って、ネガティブな気分をリセットする方法を試されてはいかがでしょうか。

仕事に支障がない日を選んで休んでみると、意外にすっきりするかもしれません。

「仕事行きたくない、ずっと寝ていたい」と思う日に休んでみるなら、ストレスや疲労を見極める過ごし方をしましょう。

疲労が溜まっているなら睡眠をとるのもよいですが、日中に眠りすぎると体のリズムが乱れ、翌日に体調を崩してしまう可能性があります。

できれば、休むと決めたら起きだして、日中は家事や軽い運動などで体を動かして過ごすとよいでしょう。

掃除や洗濯が溜まっているなら、それを片づけると達成感やリフレッシュ効果を感じられるのでおすすめです。

もちろん、趣味などに没頭するのもよいと思いますが、夜更かしはしないようにして質の高い睡眠を充分にとりましょう。

そして、翌朝にスッキリ目覚めることができ、仕事に行く意欲が戻っているなら、とりあえずは大丈夫と思われます。

せっかく整った生活リズムを乱さないよう、翌日以降も規則正しい生活を維持しましょう。

特に、就寝と起床の時間を一定に保つのが効果的です。

心の欲求に従って、リフレッシュするポイントを紹介しました。

生活リズムを整えると同時に、休んだ翌朝の気分が仕事への義務感か意欲か、どちらが強いか見極められるとよいですね。

仕事への意欲が戻っていたらリフレッシュは成功です。

疲労の蓄積が軽い段階なら、適度な休養と生活習慣の改善で乗りきれますが、メンタル不調になってしまうと一日くらいの休みでは解消できない場合が多いです。

いったんリフレッシュできたら、冷静になった目と心で会社に行きたくない理由と対策を考えてみましょう。

仕事でミスをした、多忙で疲れている、人間関係など思いあたる原因がある場合は、早めに解決すれば深刻な状態に陥らずにすみます。

翌朝になっても、重い気分が続いているようなら、ストレスやメンタル不調の専門家への相談が必要な状態かもしれません。

一人で抱え込まずに上司や人事部門などに相談しましょう。

原稿：Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。