中途入社の新人だけど仕事行きたくない...焦る気持ちを抑えて乗り越える方法

中途入社の新人だけど仕事行きたくない...焦る気持ちを抑えて乗り越える方法

「仕事に行きたくない」と思うのは、中途入社・新卒入社を問わず、入社して間もない新人の方にもよくあることですが、なじむまでのストレスやプレッシャーは、うまく受け流すことも大切です。新人が慣れるまでの期間を無理せず乗り切る方法を紹介します。(Misa)

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はじめて転職する場合の7つのポイントを確認する。

1.新卒でも中途でも新人が新しい環境になじむのは大変

新人として新しい環境に飛びこむとき、どんな人でもストレスとプレッシャーがあります。

特に即戦力化を期待される中途入社の方のプレッシャーは大きいかもしれません。

1.1.中途入社の場合は慣れ親しんだ仕事のやり方を変える必要も

知らない人に囲まれ、一人ひとりの顔と名前を覚えるだけでも大変なのに、相手は自分をすぐに覚えてしまうのですから、緊張感は高まります。

同時に新しい知識や習慣を吸収することを求められ、中途入社の場合は、慣れ親しんだ仕事のやり方を変えなければならないこともあります。

1.2.過度の緊張と負担が「行きたくない」という思いに

人間の脳は、新しい行動パターンを容易に受け入れないしくみになっているという研究結果も報告されています。

新しく始めた習慣が定着せず、三日坊主になるのはこの特性のためといわれています。

新しい習慣を身につけるということは、少なからずストレスを感じるものなのです。

過度の緊張と負担が重なる新人が、疲れが溜まってきた頃に仕事に行きたくないと感じたとしても驚くことではないでしょう。

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2回目以降の転職で気を付けるべきポイントを確認する。

2.仕事に行きたくないと感じたときの対策

仕事に行きたくないと感じたときにどう対処するのがよいかを考えてみましょう。

2.1.体調が悪い場合は何よりも休養をとることが大切

まず、体調が悪い場合は何よりも休養をとることが大切です。

ストレスや精神的な疲労だけなら、ぐっすり眠るだけでモヤモヤした気分が解消されることもあります。

2.2.仕事に行きたくない理由を整理する

もし、解消しない場合は、仕事に行きたくない理由を整理してみましょう。

自分の考えを書き出してみるのがおすすめです。行きたくない理由が明確になれば、対処しやすくなります。

2.3.多くの会社が求めるのは右肩上がりに成果を高めていける人材

早く慣れようと焦りすぎないことも大切です。

自分でプレッシャーをかけてしまい、仕事に行くのが憂うつになる場合があります。

同時に、自分をよく見せようと無理をしないようにしましょう。

最初に無理をして高い成果を上げても、持続できなければ意味がありません。

多くの会社が求めるのは、右肩上がりに成果を高めていける人材です。

2.4.適度な距離感を意識して周囲を観察する

新しい環境に慣れるには、適度な距離感を意識して周囲を観察することです。

仕事全体の流れや役割分担を把握し、自分が何をすべきか、何を求められているかがわかってくると、自分も周囲も仕事がやりやすくなります。

2.5.小さな楽しみを見つける

人見知りや慣れない環境が苦手という人は、会社内や周辺でおもしろいことや楽しいことを探してみるとよいかもしれません。

美味しいランチのお店や休憩スポットなど、何でもよいので、気分をリフレッシュできる小さな楽しみを見つけましょう。

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【関連記事】「「仕事に行きたくない」は甘え? 注意すべき症状と気持ちを切り替え改善する方法」

3.新しい環境に慣れるにはどうすればいい?

ある日、仕事に行きたくないと思っても、すぐにミスマッチだと結論を出さないほうがよいでしょう。

3.1.「とりあえず行ってみる」

あくまでも一時的な気分で、仕事に慣れるにつれて解消される可能性もあります。

しばらくは「とりあえず行ってみる」くらい軽い気持ちをもつと精神的に楽になるでしょう。

3.2.まずは会社のやり方に合わせてみる

中途入社の人は、自分の経験や仕事の進め方にこだわりすぎると、慣れるのに時間がかかる傾向があります。

まずは、その会社のやり方に合わせてみて、慣れてきたら改善を提案すればよいのです。

柔軟に受け入れる姿勢があると、自分のストレスも少なく、新しい環境にスムーズに溶けこめます。

3.3. 受け入れがたいことがあればしかるべき対応を

ただし、明らかな違法行為やハラスメントがある場合、無理に合わせないほうがよいかもしれません。

まずは事情や背景を確認したうえで、受け入れがたいことがあれば、しかるべき対応を考えましょう。

入社前の説明とギャップがある場合も同様です。

頭ごなしに拒絶するのではなく、状況を整理してから話し合う機会をつくってもらうのがベストです。

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原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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