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DAY 2017.10.13 キャリア

転職回数は何回でイメージダウンになる?

何度も転職を繰り返していると、転職回数が多いというだけでイメージダウンになってしまうのではないかと考える方も多いと思います。転職回数が多いことは不利なのでしょうか。今回は、転職回数について解説します。

転職回数と採用の関係

企業側が採用するかどうかを検討する際、転職回数はどのような影響を与えるものなのでしょうか。転職回数と採用の関係についてまとめました。

転職回数の数え方

一般的には、正社員や契約社員として「在籍した会社数マイナス1」が転職回数となります。つまり、最初に在籍した会社はカウントしない計算です。派遣社員の場合は、派遣登録している派遣元の会社が変わっていないのであれば、1回と数えるケースが多いです。また、アルバイトは転職回数としてカウントしません。

20代からの転職回数は何回まで許される?

20代からの転職回数は何回までが許されるのでしょうか。
マイナビが、企業の採用担当者にインタビューを行った結果、20代では3回、30代では5回で多いと感じるようです。
また、就業期間が短いと「腰を落ち着けて仕事に取り組む意識がない」ように、採用担当者に取られてしまうことも。ただし、転職回数や就業期間が短くとも、理由が明確であり、納得いくものであれば、マイナスに評価することはあまりないそうです。

(出典)転職回数が多くとも内定を勝ち取る方法
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/manytimes

転職回数が多い人を採用したくない理由

基本的になぜ企業は、転職回数の多い人を採用したがらないのでしょうか。企業によっては先入観を持たないように意識しているところもありますが、転職回数が多い場合は「コミュニケーション能力が低く、チームで協力して仕事ができない」「責任感がなく仕事やプロジェクトを最後までやり遂げることができない」「せっかく採用してもすぐに辞めてしまう」といった印象を受けるようで、その人の人柄や忍耐力が気がかりになります。

また採用活動をするのにも時間やお金がかかるので、今までの経歴から判断するとなると、転職回数が少なく在籍期間が長い人の方が安心して採用できるのでしょう。

転職回数が多い求職者へ評価する点

転職回数が多いと採用担当者は、定着性といった観点から不安に感じてしまう可能性があります。しかし、転職回数が多いことは転職活動の際にマイナスイメージになるだけではありません。転職回数が評価される場合について解説します。

転職理由を明確にする

面接の際には「なぜ転職が多いのか」「ひとつの仕事を長く続ける意思があるのかどうか」などの質問がされることでしょう。退職理由や職務内容に一貫性がなかったり、すべて短期間で退職していたり、常に人間関係がうまくいっていなかったという場合、採用担当者は採用を躊躇してしまう可能性があります。

そのため、退職理由はマイナスイメージを与えないような内容で明確にし、それぞれの職歴で経験したことや得ることのできたスキル、学んだことをしっかり伝える必要があります。「在籍していた会社では何らかの社内表彰を受けていた」「どの会社でも常に売上を達成できていた」というような実績を残したことなども具体的に伝えることができれば、さらによいでしょう。

そして、転職はあくまでもキャリアアップなどの目的意識があって行ったものであることを自身の言葉でアピールできるようにしておきましょう。
例えば、「なぜ転職したのか?」の質問に対して、「どうしても自分のやりたい仕事があり、キャリアチェンジをするために、専門学校に通って勉強していた。」などの前向きな答えであり、勉強した内容をどのように企業へ還元できるかを、明確に伝えることができれば、採用担当者も納得でき、採用に繋がりやすくなります。

専門性が高い職種は、転職回数が多くても成功率が高い

転職回数がイメージダウンにならない業界や職種もあります。転職回数が多くても比較的、転職成功率が高い職種は「クリエイティブ系」「技術系(メディカル/化学/食品)」「技術系(IT・通信)」などがあります。このように専門性の高さを要求される業界や職種は、転職回数が多くてもそれがキャリアとして評価され、求められるスキルが備わっていれば転職成功に繋がる場合が多い傾向にあります。

■IT・クリエイティブ業界

複数社において、さまざまな経験をし、スキルを積んでいると判断されることから、転職回数をあまり気にしない傾向があります。しかし、そうは言っても転職回数が不利にならないように、経験してきたことや達成してきたことなどを明確にし、それをどうやって今後生かしていきたいのか、自分の持っているスキルはどのような場面で即戦力になるのかということを明確に伝える必要があります。

■医療業界

人の命に関わる業界であり、医療の高度化や高齢化が進む社会において、看護師や薬剤師といった職種は慢性的に人出不足となっています。求められるスキルにおいても専門性が高いことから、常に経験者が求められています。また、専門性だけでなく、応用力や臨機応変に対応できるスキルも重要視されるので、転職回数もその人のキャリアとして評価される傾向にあります。

転職回数が多くても採用されるコツ

マイナスイメージになりがちな転職回数ではありますが、転職回数が多くても経験してきたことを新しい会社でどう生かしていきたいのかをアピールすることができれば成功につなげることができます。転職回数が多くても採用されるコツについてまとめました。

プラスになる職務経歴書を作る

職務経歴書は企業の人事担当者が最初に読むもっとも重要な書類です。転職回数が多い場合は、その回数の多さをプラスの印象に変えるような職務経歴書を作ることが書類選考突破へのカギとなります。職務経歴書は読まれることに意味があります。
要点をしっかり整理し、読みやすさに配慮したA4用紙2枚程度の職務経歴書を作成しましょう。転職回数が多いと実績や経験、エピソードをあれもこれもダラダラと書いてしまいがちですが、成果や実績は具体的な数字を入れつつ、それに関するエピソードは簡潔にまとめて書きます。

同じ職種をいくつか転職している場合は、その職種のスキルの高さを、さまざまな職種で転職をしている場合は、それぞれの経験から身につけたスキルの多角性をアピールする等の工夫をしましょう。

■職歴はすべて記載する

転職回数が多くても、すべての職歴を年代順に書きましょう。在籍期間が極端に短くても正直に書く必要があります。転職回数で不利になってしまうのではないかと、ついごまかしたくなってしまうかもしれませんが、偽った経歴を書くことは経歴詐称となってしまいますので注意してください。

面接で「欲しい」と思わせる

書類選考を突破することができたら、面接で自分をしっかりアピールできるよう準備をしましょう。面接では転職回数や退職理由についての質問が想定されます。特に退職理由については採用担当者も1番気がかりな点でしょう。「採用してもすぐ辞めてしまうのではないか」という採用担当者の不安を払拭すべく、仕事に対するポジティブな姿勢とキャリアアップするための前向きな転職であることをしっかり伝えなくてはいけません。

また、綿密な企業研究をして、自分の経験してきたことと応募した職種がどのようにマッチングしているのか、入社したらどのようなかたちで会社に貢献できるのかというビジョンを自分の言葉で表現しましょう。転職回数が多くても面接に進むことができたということは、企業側もあなたに興味を持ってくれているということです。前向きな考え方といきいきとした明るい表情や話し方を意識しながら、自信を持って面接に挑みましょう。

まとめ

いかがでしたか?転職回数が多くても、さらなる転職でキャリアアップしていくことも可能です。転職する際は、自分自身のスキルの棚卸をしっかり行い、転職回数が多いことがプラスになるよう工夫をしましょう。

【2回目以降の転職】"これからの転職=最後の転職"にするためポイントをご紹介します。

マイナビCanvas編集部

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