学校を卒業して社会人になると、人生=仕事、と言っても過言ではないほど、仕事は重要なもの。でも若いうちは、わけもわからずただひたすらに日々をこなすのみ、という方も多いのではないでしょうか。この連載では、20代OLの日々を通して、仕事とは何か、働くこととは何かを考えるきっかけにしていただければと思います。
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人間どこへ行っても誰もが気になるのは、「出会い」。
男女共に接したり話したりして、仲良くなってそこから恋愛に発展する...なーんてのは珍しくもなく、機会は腐るほどあった学生時代。ところがどっこい、社会人になったら出会いが減るってよく聞くけど、信じたくない私...
実際、今いる"ホテル"では出会いがないんです泣
筆者の場合は、同期か先輩か上司、今の自分にはそれしか選択肢がないんだとすぐさま悟りました。入社前、「お客さんと運命の出会いなんてあったらどうしよう。超ロマンチック(〃▽〃)ポッ」
そんなことを思って期待をふくらませていましたが、今のところお客様との間には何ひとつ起こっておりません。
ここだけの話、ホテルにカッコいい先輩がいないから?とか思ってみたり。
ゆーて従業員同士で結婚してる先輩や上司も多いと聞いたからには・・・私に難ありかも?
しかしながら、ここだけの話ですが、私が働くホテルでは「不倫」や「不倫疑惑」が多くあるらしいんです残念ながら。。。
現在進行形で怪しまれている支配人と女性の先輩、調理の上司とそういう関係になってしまった私の同期とか。しまいには私の教育係までもが!奥さんがいたにも関わらず、過去に同じフロントの後輩と...なんて聞いてからは、正直教育係が気持ち悪いです(´・ω・)
不倫する人の共通点って、そんな事をやるよう人に見えない、ということなんですよね。まあだからこそドン引きなんですが、、、
ホテルでは夜勤業務が発生するわけで、夜中の1時をすぎるとチェックインも無くなり完全にフロントのメンバーだけになるんです。想像してみてくださいよ。
夜中のシーンと静まり返ったホテルのフロントに男女が二人っきり・・・ともなれば、いろんな意味で距離が近くなるのは仕方ないことかも。
まあシフト勤務自体何度もかぶっていれば、そりゃあ仲良くなるかあ。(´・・`)
思い返せば、ひとつ私にもホテルでの恋愛!?に巻き込まれたことがありました。
お相手はホテルの客室課の男性。(もはや名前も知らない)ホテル内での暗黙の了解と言えば、「食堂では課ごとに食べること。」夜くらい1人で食べたいわ。←とも思いながら、「お疲れ様で~す...」と隣に座りにいく私。会話したことなんてほぼ無かったんですよね。何より相手がめちゃくちゃ無口な人なので、気まずさが最高潮。
空気がシィーンとなることだけは避けたかったので私だけでも必死にしゃべり続けようと思いました(笑)
「なんで玉ねぎだけ残してるんですか?」とか、どーでもいいことまで聞いてw
・・・これがいけなかったんでしょうか...?
後日、その人とバッタリ会ったときにいきなり、「LINE教えて?」
もうLINE出して構えてるし、嫌だとも言えないし、結局交換。
早速来たLINEの内容が「〇日にお茶しに行かない?その後に夜ごはんもどうかな??」
心の声「私一体どこでやらかしたんだろおおおおおおおお」
もちろん答えは、
「その日は母が山形から来るので無理です~、ごめんなさい汗」
・・・これに返事が帰ってくることはありませんでした。(震)
そしてそれからというもの職場内どこで会ってもガン無視。ビビるわ(´_ゝ`)笑
友人などにこの話をすると、元々その人は陰キャで、勇気を振り絞って誘ったのにそうやって断ったから、会えなくなってしまったんでしょっ、との事。
でも、フロントから客室に電話することだってあるしただでさえ関わりがあるのに、一体何してくれるんだ!!こっちだって気まずいわい!!!
社会人になって初めての青春体験がコレでした。
単純に友達として関わりたいっていう思いで言ってくれていたとしたら、ただの自意識過剰野郎でしたけど、結局のところ好みじゃなかったしいっかあ←
とりあえず、ホテルでの出会いを諦めた筆者でした。( ˘ω˘)スヤァ
(イラスト:ConChan)
プロフィール
hoco
山形県川西町出身。人よりも、肉・ラーメン・寿司をこよなく愛する田舎娘。
好きな言葉「ぐーたら」、
好きな犬「ヨークシャーテリア」、
好きなこと「土日の昼寝、YouTube見ながらの寝落ち」。
東京の女になるため、高校卒業後上京。2、3ヵ月に1度は山形へ帰省する日々を送っている。