学校を卒業して社会人になると、人生=仕事、と言っても過言ではないほど、仕事は重要なもの。でも若いうちは、わけもわからずただひたすらに日々をこなすのみ、という方も多いのではないでしょうか。この連載では、20代OLの日々を通して、仕事とは何か、働くこととは何かを考えるきっかけにしていただければと思います。
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4日間の研修日程で、行かされたところはなんと客室。
ホテルのフロント課と予約課の同期がそれぞれ2人ずつ、2人1組で客室のベッドメイキング&清掃からスタートです。
これがまあ、甘く見ていました。「辛い」とう言葉しか出てこない(汗)
というのも、ベッドメイキングって聞こえはいいけど超難しい!!
「シーツにはシワが一切つかないように」
そんなの無理です。はい。
時間もかかる、ずっと立ちっぱの作業で足腰は痛むわ、その部屋が終われば次の部屋で同じ作業の繰り返し。
もう正直飽きちゃうんですよ(;´Д`)
ホテルウーマンは、
「いかに迅速に・丁寧に・完璧に。」お客様を迎える準備をできるかが重要。
チェックインまでに少しでも多くの部屋の準備をしなければいけないとなると、まさに時間との闘い&体力勝負です。
しかも驚きなのが、客室係の方々大半は年配の方で!
私はまだ20歳のペーペー。1、2時間でしかもまだ1日目なのにこれはひどすぎる。
客室係の方々はシフトでもほぼ毎日のようにやっているわけで、こんなに重労働を。
自分の体力の無さにも相当びっくりです。
4日間の研修中の唯一の救い・・・
ずっと研修を見ていてくれた客室のマネージャーが私たち新入社員が頑張ったからと言ってコーラをおごってくれて、誰もいない客室を使って、3時間くらいペチャクチャ話しまくったこと(´▽`)←
こんな至福の時があっていいのかって感じです(笑)
研修最後にあったもんだから辛さなんて忘れますよね。
こんなことで最上級の幸せを感じてしまう筆者でした。
(イラスト:ConChan)
プロフィール
hoco
山形県川西町出身。人よりも、肉・ラーメン・寿司をこよなく愛する田舎娘。
好きな言葉「ぐーたら」、
好きな犬「ヨークシャーテリア」、
好きなこと「土日の昼寝、YouTube見ながらの寝落ち」。
東京の女になるため、高校卒業後上京。2、3ヵ月に1度は山形へ帰省する日々を送っている。
※「20代OLのお仕事体験日誌」バックナンバーは以下からご覧ください。