忙しいビジネスパーソンにとって、限られた時間を有効活用することはとても重要です。適切なタイムマネジメントによって業務の効率化と生産性向上を期待できます。タイムマネジメントの基本と具体的な実践方法を解説します。(Misa)
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1.限られた時間を最大限に活用するタイムマネジメント
1.1. 時間はもっとも貴重な資源の一つ
最近、「タイムパフォーマンス(タイパ)」という言葉を耳にするようになりました。私たちにとって、時間はもっとも貴重な資源の一つとなっているからでしょう。仕事においても、限られた時間の中で効率よく、より多くの成果をあげる生産性向上が求められています。
1.2. "タイパ"が悪いとストレスが高まることも
効率の悪い仕事の進め方は仕事が滞るだけでなく、ストレスが高まることもあります。そこで重要になってくるのが、タイムマネジメントの実践です。
タイムマネジメントとは、時間を上手に使うための管理方法です。時間の使い方の工夫によって無駄な時間をなくし、効率的に仕事を進めることができるようになります。
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2.タイムマネジメントの基本
タイムマネジメントの基本は、タスクを可視化し、優先順位をつけて取り組むことです。仕事に集中できる環境を整え、適度に休憩をとるなど効率を高めることも忘れてはなりません。
2.1.タスクの洗い出しとゴール設定
まずは自分の業務全体を洗い出し、やるべきことと達成すべきゴールを設定します。
2.2.タスクの優先順位とスケジュール化
タスクの優先順位を明確にします。それぞれのタスクに所要時間を設定し、具体的な作業スケジュールを立てます。計画を立てるときにはタスクの納期だけでなく、タスク間の関連性などに配慮し、効率よく進められるよう考慮しましょう
2.3.作業時間を管理しながら実行する
タスクの所要時間を管理しながら実行していきます。根を詰めすぎると効率が悪くなることもあります。適度に休憩をとって水分補給したり、軽く体を動かしたりしてリフレッシュしましょう。
2.4.振り返りと改善
一日や週の終わりに結果を振り返り、課題や改善点を確認します。
ToDoリストやカレンダーアプリ、時間計測ツールなどのツールを活用すると、タイムマネジメントをより効率的に行えます。
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3.自分に合ったタイムマネジメント方法を見つける
今回はタイムマネジメントの基本を紹介しましたが、タイムマネジメントの手法に正解はありません。
3.1. 仕事の状況やその人の個性によって効果的な方法も異なる
仕事の状況やその人の個性によって効果的な方法も異なります。
大切なのは、いろいろな方法を試してみて自分に合ったやり方を見つけていくことです。
3.2. タイムマネジメントは習慣化させることが肝心
タイムマネジメントは習慣化させることが肝心です。
慣れないうちは作業量と自分の処理能力を見極められず、決めた時間内でタスクをこなせないこともあるでしょう。最初のうちは振り返りと改善がとても重要で、改善しながら実践を繰り返すうちに、時間の使い方が上達していきます。
タイムマネジメントが定着すると業務への集中力が高まり、生産性の向上やストレスの軽減も期待できます。
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原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。