プレゼンテーションのコツとは? 説得力ある資料作成と効果的な話し方について解説

ビジネススキル・マナー

プレゼンテーションは、ビジネスの成果を左右する重要な機会です。プレゼンテーションを成功させるには説得力ある資料づくりと効果的な話し方、伝え方が不可欠です。プレゼンテーションを成功に導くポイントを解説します。(Misa)

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1.プレゼンテーションを成功させるポイント

1.1. 聞き手が置かれた状況やニーズを的確に把握する

プレゼンテーションを成功させるには、何よりも聞き手となるターゲットに価値を感じてもらうことが重要です。そのためには、ターゲットが置かれた状況やニーズを的確に把握し、それに応じた内容を提供することが重要です。

1.2. 聞き手に伝わりやすいようにシンプルかつ論理的な流れを持たせる

次に、伝えたいことを説明するプレゼンテーションの構成は、聞き手に伝わりやすいようにシンプルかつ論理的な流れを持たせることが大切です。そのためのスライド作成には充分な時間をかけ、説得力のある資料にしましょう。

提案内容が聞き手をしっかりと届ける効果的な話し方と伝え方も大切です。難しい言葉を避けることで、聞き手にとって理解しやすくなります。あくまでも、聞き手が主役になるよう心がけましょう。

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2.説得力ある資料を作成するために

資料作成に先立って、提案内容がターゲットの関心事やニーズにマッチしていることが前提になります。そのうえで、わかりやすく説得力ある資料があると効果的です。ここでは説得力ある資料を作成するためのポイントを解説します。

2.1.目的とメッセージを明確に打ち出す

提案の目的を明確にし、提案の中核を端的なキーメッセージで表現すると、本当に伝えたいことをアピールできます。キーメッセージは長くても13字くらいまでにまとめるとよいです。

2.2.ストーリーテリングを活用した構成の工夫

論理的な流れに沿ったストーリーをつくると、聞き手が理解しやすくなります。提案内容を提示するだけではなく、提案の背景からどのような経緯でこの提案内容に着地したのかを示してもよいでしょう。また、提案がもたらす影響についてのストーリーを組み立てることで、聞き手の興味を引きつけ、納得感を形成できます。

聞き手は情報量が多すぎても理解しきれなくなりますので、過不足なく、必要なものだけを提示します。スライドの枚数でいうと、5~9枚くらいが適切な長さです、

2.3.客観的な根拠を示して説得力を高める

数値を示すことで説得力が高まります。使用するデータは信頼できるソースから得られたものに限ります。忘れずにデータの出典を明記しましょう。グラフやチャートを使用して、数値を視覚的に表現すると、直感的に理解できるようになります。抽象的な数値に加えて具体的な事例を交えると、どのような影響をもたらすのかをイメージできます。

2.4.シンプルなデザインとビジュアルの活用

グラフやチャートなどの図表や画像などのビジュアルは、理解の助けになります。色使いや文字の大きさ、適切なビジュアルを選択して情報が多すぎないようにします。また、ビジュアルは左、文字情報は右などの配置や文字サイズのルールを決めておくと、スライド全体が一貫性のある、バランスの良いデザインになります。

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3.効果的な話し方、伝え方とは

説得力のある資料と並んで重要なのが伝え方です。効果的な話し方、伝え方のコツを解説します。

3.1.自信をもって話す

いかにも自信がなさそうな態度や話し方は、提案の説得力に影響します。聞き取りやすい大きな声で、ゆっくり話すことが大切です。

3.2.ノンバーバルコミュニケーションを取り入れる

言葉以外のノンバーバルコミュニケーションに配慮することで、聞き手の注意を惹きつけることができます。声のトーン、表情、ジェスチャー、アイコンタクトなどに配慮しましょう。

3.3.話の流れにアクセントをつくる

一方的に説明するのではなく、質問を投げかけたり「間」をつくったりすることで、聞き手を話に引きこみ、理解を促すことができます。重要な項目は要所で繰り返すことも効果的です。

これらのポイントに注意し、上司や同僚からフィードバックを受けたり、録画して自分の話し方をチェックしたりできると、自分では気づけない部分を改善できて、さらにレベルアップできます。

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原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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