学生や若手社会人に人気の高い習い事の一つ、プログラミングスクール。今回は、侍エンジニアブログの「プログラミングスクールに関する意識調査」から、受講者の実態を見ていきます。
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調査は2021年10月1日~15日、プログラミングスクールの受講者・卒業者(10代~50代)を対象にインターネット上で行われ、80人から有効回答を得ました。
1.「一般教養としてプログラミングは『身につけておくべきもの』と認識」
プログラミングスクールに通う目的を尋ねたところ、「転職や就職をしたい」が最も多く34%。2位は「教養として身につけたい」(26%)、3位は「独学で挫折した」(24%)、4位は「フリーランスとして独立したい」(17%)でした。
(【画像出典】侍エンジニアブログ)
「教養として身につけたい」が2位に入ったことについて、SAMURAIでは「今後のキャリアに活かすというだけでなく、一般教養としてプログラミングは『身につけておくべきもの』と認識され始めている傾向であることが読み取れます」と分析しています。
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プログラミングスクールを選ぶときに重視したことは、1位「料金」(41%)、2位「カリキュラムの内容」(30%)、3位「転職や就職の実績」(16%)となりました。
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2.通って不満だったこと、「サポート内容」多数
プログラミングスクールに通ってよかったことを聞くと、1位「学習ペースが上がった」(31%)、2位は僅差で「モチベーションを維持できた」(29%)、3位「転職や就職、副業の案件を獲得できた」(16%)と続きました。
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一方、通って不満だったことは、「サポート内容がいまいちだった」が圧倒的に多く62%。2位は「教材の質が低かった」と「講師の質が低かった」(各14%)、4位は「学習環境がよくなかった」(11%)でした。
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3.卒業してよかったこと、1位「副業の案件を獲得できた」
最後に、プログラミングスクールを卒業してよかったことを問うと、1位「副業の案件を獲得できた」(37%)、2位「転職・就職できた」(31%)、3位「現職で活かせた」(21%)、4位「フリーランスとして独立できた」(11%)となりました。
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4.まとめ
今回の調査では、プログラミングスクールを卒業してよかったこととして、「案件を獲得できた」、「転職・就職できた」などと答える人が目立ちました。
SAMURAIは「プログラミングを『学習しただけ』では終わらせず、副業や就職、あるいは現職で活かすという形で次のキャリアに繋げられたことに、プログラミングスクールを卒業したメリットを感じる方が多いようです」と推察しています。
(【記事・画像出典】侍エンジニアブログ)
(記事執筆:御木本千春)