近年、スキルアップを目指してオンライン学習を受講する社会人が増えていると聞きます。そこで、今回はSchoo(スクー)が発表した、オンライン学習コミュニティ「Schoo」と法人向けオンライン研修プラン「Schoo for Business」における2022年上半期の人気授業ランキングを紹介していきます。
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同ランキングは、2022年上半期(1月1日~6月30日)における、「Schoo」一般ユーザー(無料会員、プレミアム会員)と「Schoo for Business」法人ユーザー(指定研修は除く、自発型視聴のみ)のオンライン学習の受講状況をもとに、「2022年上半期のSchoo人気授業」について調査し、ランキング化したものです。
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1.一般ユーザーでは「Webデザイン」「Google Analytics」「投資」人気
一般ユーザー人気1位は「Webデザイン」。小分類では「Webデザイン」(5授業)、「Google Analytics」(3授業)、「投資」(2授業)がトップ10を占めました。うち「Webデザイン」については、「デザイン基礎」コースの4授業と「Webデザインのはじめ方」がランクインしています。
(【画像出典】Schooプレスリリース)
トップ30をみた場合、大分類では「企画・マーケティング」(7授業)、「Webデザイン」(6授業)、「思考術・自己啓発」(5授業)、「ビジネススキル」(5授業)、「お金・FinTech」(4授業)が入り、様々なテーマが人気を集めていることがわかりました。
(【画像出典】Schooプレスリリース)
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2.法人ユーザーでは「コミュニケーション術」「Excel」が人気
法人ユーザー人気1位は「コミュニケーション術」でした。小分類では「コミュニケーション術」「Excel」がトップ10にそれぞれ2授業ランクイン。大分類では「ビジネススキル」が4授業、「OAスキル」が3授業と、トップ10中7つをこの2つのカテゴリが占めました。
トップ30をみた場合、大分類では「ビジネススキル」(12授業)が最も多く、次いで「OAスキル」(6授業)、「思考術・自己啓発」(3授業)、「企画・マーケティング」(3授業)など幅広いテーマがランクイン。
また、「ビジネススキル」12授業の内訳は、「コミュニケーション術」(5授業)、「仕事術」(4授業)、「業務効率化」(2授業)、「時間術」(1授業)となっています。
(【画像出典】Schooプレスリリース)
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なお、2022年7月31日までの期間限定で、一般ユーザー・法人ユーザーの人気授業トップ10に入った授業の一部(全14授業)が無料公開されています。
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3.まとめ
今回の調査結果を受けて、Schoo CCOの滝川麻衣子氏は「個人ユーザーに多く学習されているWebデザインやGoogle Analyticsといったテーマは、まさに市場や組織から今求められているスキルと言えます。Webデザインやデジタルマーケティングは、副業・複業やフリーランスとしてのニーズも多い業務であり、自らキャリアを切り拓いていこうとするSchooユーザーが多くいることが分かります」とコメントしています。
(【記事出典】Schoo「2022年上半期人気授業ランキング」プレスリリース)
(記事執筆:御木本千春)