「頑張れ」という言葉を、不用意に使ってはいけない場合があることをご存じでしょうか? 実は相手を傷つけてしまうかもしれない、諸刃の剣のようなこわさをもつ言葉です。人には頑張れない場合があることを理解しましょう。(Misa)
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1.仕事を頑張れない理由
たとえば、自分にできることを全部やっている人に「頑張れ」と言っても、励ましにはなりません。これ以上はできないというレベルまで頑張っている人には、頑張れという言葉で、プレッシャーをかけたり、精神的な苦痛を与えたりする場合があります。
また、さまざまな事情で、仕事へのモチベーションが持てなくて頑張れない場合もあります。仕事の質は、モチベーションで左右されるべきではありませんが、頑張らなくても求められる成果が出せるなら、頑張らなくても問題はありません。
その他、私生活など仕事以外に優先すべきことがあって、気力や体力を仕事だけに集中できない場合もあります。
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2.仕事を頑張れない人のタイプ別の対策
仕事を頑張れない人にはいくつかタイプがあります。ここでは4つのタイプを参考にご紹介します。
2.1.頑張りすぎて疲れてしまっている人
疲れるほど頑張った人は、頑張ることの成功体験も持っている場合が多いです。休息をとって心身の疲労をリセットできれば、もう一度頑張れるようになるでしょう。ただし、次からは、あまり頑張りすぎないよう注意する必要があります。
2.2.頑張っても結果が出ないことをおそれている人
失敗を恐れるあまり、全力で挑戦できないという人がいます。リスクをふまえた計画をたてることで、失敗への恐怖心を軽減できます。
2.3.頑張る必要を感じていない人
努力して成功した体験を持っていない人や成長意欲がない場合が多いです。成長のための難易度が高い目標を設定し、自分の実力を超えた挑戦をしましょう。
2.4.頑張り方がわからない人
能力の高い人や難易度の高くない仕事ばかりを経験した人は頑張らなくても成果を出せていたので、頑張り方がわからないことがあります。このタイプも難易度が高めの仕事にチャレンジすることで頑張らざるをえなくなります。
2.5.頑張っているのにやりがいを感じられない人
日々仕事を頑張っているが、あまりやりがいを感じられないと悩んでいる人は、現在の仕事が自分に合っていない可能性があります。
その場合、転職を視野に入れて行動しておくと、やりがいを感じられる仕事に出会えるかもしれません。
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3.仕事で求められるのは成果
仕事に対して誠実に向き合うという意味で、「頑張る」という言葉を使うことが多いのですが、仕事の目的は頑張ることではありません。
ですから、誰もが同じ種類の頑張り方をしなければならないということもなく、仕事に誠意をもって向きあっていれば、それで充分に頑張っているといえるのです。
つまり、期待される成果を出すために必要だと感じた場合だけ、頑張ればよいわけです。
頑張っていることを評価してほしいと考える人もいるかもしれませんが、特殊なケースを除いて、「頑張り」が「成果」よりも高い評価を与えられるのは、一般的には正しいことではありません。
しかし、頑張る必要がない、頑張るのは無意味、ということではありません。
「頑張る」=「努力」と考えれば、頑張って難易度の高い目標や仕事を達成することが、成果と同時に自分のスキルアップやキャリアにつながっていきます。本来、頑張るのは自分の意思で、自分のためにすることではないでしょうか。
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4.仕事を頑張るのが難しいなら転職も視野に
「仕事を頑張りすぎて疲れた」「仕事についていけない」などという人は職場環境をリセットし、転職を検討してみましょう。
4.1.転職した方がいい理由
仕事を辞めることを甘えなのではないかと感じる人も中にはいるかもしれません。
しかし転職をすれば、やりがいを感じられる仕事に出会えたり仕事内容や人間関係などの悩みから解放されたりして、気持ちが軽くなる可能性があります。
新しい環境で自分に合う仕事が見つかれば、仕事に対してのモチベーションが上がったりスキルアップが図れたりするかもしれません。
4.2.転職先の探し方
自分に合う仕事に出会うことができれば、仕事を頑張れるきっかけに繋がるかもしれません。
自分に合う転職先を見つけるためには、自分自身を知ることが大切なポイントとなるため、まずは自己分析を行ってみましょう。
今まで経験した仕事やスキル、得意不得意を振り返ることで自分の強みや弱みが何か分かるため、自らに向いている仕事を探しやすくなるでしょう。
4.3.転職エージェントに相談する
転職に関して悩みを抱えている場合は「転職エージェント」に相談してみてください。転職エージェントを利用することで、キャリアアドバイザーからプロの目線で転職のアドバイスを受けることができます。
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原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。