仕事への不安で押しつぶされそうになったり、眠れなくなったりした経験はありますか? 不安を感じる理由はさまざまですが、客観的な視点で原因に向き合い、課題に置きかえて対処することで解消できる場合があります。(Misa)
【関連記事】「仕事がしんどいのはなぜ?しんどい原因や対処法について紹介」
「仕事辞めたい、会社がつらい」...悩んでいる方へ
\無料・登録不要/
『仕事どうする!? 診断』を受ける >
1.仕事で不安を感じるのはどんなとき?
例えば、就職、転職で新しい環境に入るとき、不安を感じるのは当然です。この場合は、新しい仕事や知らない環境でやっていけるかという不安ですから、慣れていけば解消します。しかし、人間関係や職場の雰囲気に馴染めない要素を発見したときは不安が大きくなります。
また、リスクが大きい仕事や無理な目標設定がプレッシャーになっていると、期待されるような結果を出せないことに対するおそれから不安が生じます。
このように、原因が明確にわかっている不安は、その原因が解決すれば解消されます。
それに対して具体的な理由が思い当たらず、漠然とした不安を抱えている場合があります。原因がわからない場合は、原因がわかっている不安と比較すると、短期間ですっきり解決するのは難しいかもしれません。
【関連記事】「【仕事行きたくない】行きたくなくなる主な理由とNG行動、行くための方法」
今の仕事、会社がつらい場合は、無料で相談できる転職エージェント「マイナビエージェント」にご相談ください。
2.仕事への不安を感じる状況
人間関係や職場の雰囲気に馴染めないこと以外にも仕事に不安を感じやすい状況はあります。
不安になりやすい状態を知ることで自身の環境と照らし合わせることができます。
2-1.入社直後で業務が把握できていない
業務が身についていない新人社員の方は特に不安を感じやすいです。
入社したばかりの時期は自社の業務が身についておらず、自身がどれだけの業務を担えるのか不安になります。
また、自社の業務だけでなく、ビジネスマナーや社会常識、コミニュケーション能力に不安を感じる方も多いです。
ビジネスマナー等に関しては研修で基本的なことを学びますが、実際に実践するまでは不安を感じやすいようです。
2-2.仕事の将来性に疑問を感じている
仕事の将来性に疑問を感じている場合も仕事に不安を感じやすいです。
特に若い世代の方は「今の仕事を続けて大丈夫だろうか」「やりたい仕事ができないかもしれない」などの理由から仕事を続けるべきか思い悩むことが多いようです。
また、若い世代の方は社会人としての経験年数が短い場合が多いため、「今の仕事が自分に合っているのか」と自問自答することもあります。
経験の浅さが仕事への不安に繋がる場合があるのです。
2-3.自信が無い
自分に自信がないと仕事に対しても不安を感じやすいです。
不安を感じる原因として仕事の経験がまだ少なかったり、仕事でミスをしたりといった事があると考えられます。
自分に自信が無いと、仕事にやりがいを感じなかったり、またミスをしてしまうのではと不安になったりしてしまいます。
徐々に経験を積み重ねていけば、自分に自信がついて仕事に不安を感じなくなるでしょう。
2-4.プレッシャーを感じている
仕事で大きな仕事を任されるとプレッシャーや不安を感じやすいです。
大きな仕事を任されると、責任の重さや周りからの期待に答えられるのかがプレッシャーとなります。
立場上、周りに悩みを相談しにくいという人もいるはずです。しかし一人で抱え込むのは不安が大きくなる事に繋がってしまいます。
少しでもプレッシャーを軽減するには、身近に相談できる相手がいないか探してみるのが解決に繋がる最も良い方法と言えるでしょう。
2-5.仕事でミスが続いている
仕事でミスが続くと今後上手くやっていけるのか不安を感じやすいです。
特に入社したばかりだと覚えることが多かったり作業に慣れなかったりすることも多いため、悩んでいる人もいるはずです。
ミスが続くとストレスが溜まり、仕事への自信を無くしたり体調を崩したりしてしまう場合があります。
仕事が上手くいかないと悩んでいる人は、この機会に転職を検討し新しい職場で心機一転するのも良いでしょう。
3.漠然とした不安があるのはなぜか
漠然とした不安を抱く人には、自分に自信が持てない傾向があるようです。
失敗した経験にとらわれていたり、そもそも成功体験が少なく、成功するイメージが持てなかったりと理由はさまざまですが、自分の中に不安を払しょくする根拠を持っていないことが原因と言えます。
つまり、経験や実績を積み重ねていくうちに不安も解消する可能性があります。
また、生真面目、責任感が強い気質の人も、プレッシャーから不安を抱きやすいようです。
日本人は不安感をコントロールすると言われているセロトニンの量が少なくなりやすい遺伝子を持つ人が多く、遺伝的に不安を感じやすく、自己肯定感が低くなりがちと言われています。
漠然とした不安の背景に、遺伝子の影響があることを知っておくだけでも、不安が軽減されるのではないでしょうか。
さらに、不安を感じやすい気質は、入念な準備や検証作業など、日本人の丁寧な仕事ぶりにつながっているとも言われていますので、必ずしも悪いことばかりではありません。
【関連記事】「【体験談紹介】仕事でミスした時の対処法と落ち込む自分から脱却する方法」
キャリアアップを考えている方は、無料で相談できる転職エージェント「マイナビエージェント」がおすすめです。
4.仕事の不安を気にしないために出来ること
仕事の不安を溜め込みすぎるとやがて大きなストレスに変化してしまいます。
仕事の不安を気にしないために出来ることもありますので、少しでも不安を和らげるためにチェックしておきましょう。
4-1.仕事の不安を書き出す
不安という感情は、原因が分からない時に本来よりも深刻に捉えてしまう場合があります。
そういった場合は仕事で不安を感じていること思いつく限り書き出してみましょう。
不安を書き出すことによって不安の原因が可視化され、どのように対処すると良いのか判断しやすくなります。
また、不安を書き出すことによって気持ちの整理もできます。
漠然と頭の中で考えるのではなく、目に見える状態にすることで不安を取り除くことが期待できます。
4-2.周りを頼る
仕事の不安を溜め込みやすい方の多くは、周りの人に相談したり頼ったりすることが苦手なことが多いようです。
その結果、不安が解消されずさらに大きな不安を感じてしまうこともあります。
そんな時は周りの人に頼ってみましょう。身近な人に相談することは不安を解消するきっかけになります。
自身と違う角度からの意見やアドバイスを貰うことで、今まで気づかなかったことに気づけるようになり、誰かに話すことで頭の中が整理されるため仕事に取り組みやすくなります。
4-3.自分の時間を作る
「仕事の不安が続いて疲れが溜まってる」「仕事の緊張でゆっくり眠れない」という人もいるはずです。
そんな時は、一旦仕事のことを忘れて疲れをリフレッシュできる時間を確保しましょう。
友人と遊んだり、趣味に没頭したりして一日好きなことに時間を使うことで心が軽くなり、疲れや仕事への不安な気持ちが少しでも軽減できるかもしれません。
5.不安感を解消するポイント
不安感は、リスク回避に役立てることができます。
仕事の質の向上と同時に不安感も解消できます。
例えば、忘れ物やミスに対する不安が強いなら、自分なりのチェック方法を考えて習慣づけるなど自分が安心できる方法を工夫するのもひとつの方法です。
不安を感じている自分と向き合い、客観的な視点で自分が何に対して不安を感じているかを明確にしましょう。
不安感の正体がわかれば、具体的な課題に置き換えていくことができるはずです。
解決可能な課題であることが明らかになれば、不安感は解消していくでしょう。
仕事上の不安が私生活に及ぶようになってしまうと、ストレスフルになります。
仕事と私生活を切り替えて、リフレッシュする時間をもつことも大切です。
転職を考え始めたら、
まずはプロにご相談ください
マイナビエージェントについて詳しく知る >
6.不安感を解消できなかったら転職も視野に
仕事への不安感を解消できない場合は転職を検討してみてください。
6-1.転職をした方がいい理由
仕事の不安やストレスが解消されないのは、現在の仕事が自分に合っていない可能性があります。
転職をすれば仕事環境がリセットされるため、仕事に対する不安や悩みから解放され、気持ちが楽になるかもしれません。
また、新たな職場でスキルアップを望めたり、価値観の合う人と新たに人間関係を築けたりする可能性もあります。
今の仕事を続けていくのが難しいと感じたら、転職を視野に入れてみてください。
6-2.転職エージェントに相談
この記事を読んでも、「仕事への不安が消えない」との悩みが続く場合は、転職するという選択肢もあります。
就職活動で利用されたことが多い「マイナビ」を運営する株式会社マイナビの転職エージェントサービス「マイナビエージェント」なら、職種や業界に特化したアドバイザーが無料で転職候補先選びや書類・面接対策などを行ってくれますのでおすすめです。
ぜひご活用をご検討ください。
【関連記事】「仕事へのモチベーション、どうしてもやる気のない時はどうすればいい!?」
\転職するか迷っていてもOK/
マイナビエージェントに無料登録して
転職サポートを受ける
原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。