【仕事を辞めたくても言えない】辞められない理由を整理して対処法を考えよう

【仕事を辞めたくても言えない】辞められない理由を整理して対処法を考えよう

会社を辞めたいと悩み、ようやく退職を決意したものの「なかなか上司に言い出せない」という方は少なくないと思います。自分が今やめたら同僚に迷惑をかけるのではないか、今までお世話になった恩を仇で返すことになるのではないか、などの思いが頭をよぎり、なかなか退職の意思を伝えられないということは誰にでもあり得ることです。

本記事では、仕事を辞めたいのに言えない理由を探った上で、退職を決断する判断基準やその意思を伝える方法などを解説します。どうしても言い出せない方に向けたアドバイスもありますので、参考にしながら納得できる道を目指しましょう。

1.仕事を辞めたくても言えない理由

仕事を辞めたいと思いながらも言えない方の中には、頭の中で「なぜ言えないのか」の整理がついていない方もいるかもしれません。理由を自分で認識できれば、その後の行動へと意識をつなげやすくなります。下記のようなポイントに当てはまっていないか確認してみましょう。

1.1.転職活動の仕方がわからない

転職活動の具体的な方法がわからずイメージを抱けないことで不安を感じ、「仕事を辞めたい」と言い出せないケースがあります。特に新卒から長い間、同じ会社で働き続けてきた方はその傾向が強くなります。

1.2.続けたほうがよいのかもしれないと感じる

同期が誰も辞めていなかったり周囲の声に影響を受けたりして、自分の本音に反して「このまま続けたほうがよいのかもしれない」と考えてしまっている可能性もあります。日本の企業では同調意識が求められる風潮がまだまだ根強いため、大多数の人が選択する道から外れることに対して無意識のうちに恐怖を感じているのかもしれません。

1.3.上司など関係者に申し訳ない気持ちがある

根気良く仕事を教えてくれた上司、お世話になったクライアントなど、今までかかわった関係者に申し訳なさを感じる方もいるはずです。このように感じる方は総じて責任感が強いため、今までの恩や自分が退職することでかける迷惑まで考えてしまい、言い出せずに思い悩んでしまいます。

post478_img1.jpg

2.辞めてもいいと判断する基準とは?

仕事を辞めるという決断においては、誰もが多かれ少なかれ悩むものです。しかし、悩めば悩むほど自分の気持ちがわからなくなり、仕事に身が入らず、だからといって辞めることも決めきれないという中途半端な状態が続いてしまいます。

そうした状況を避けるためにも、下記のようなポイントを押さえつつ仕事を辞める判断基準を自分の中にあらかじめ持っておくようにしましょう。

2.1.辞めたくなった原因を振り返る

そもそも仕事を辞めたいと感じたきっかけは何だったのか。その原因をまずは振り返ってみましょう。あらためて思い返すと、辞めたい方向になんとなく感情が引きずられていただけで案外たいした問題ではなかったと感じる可能性もあります。

自分が認識している「仕事を辞めたい原因や感情」が本当に正しいものであるか見極め、それでも辞めたいという気持ちが残っているのであれば、きっと行動に移す判断ができるはずです。

2.2.自分でコントロールできることはないか

原因のうち自分次第でコントロール可能なものはないかどうか考えてみましょう。たとえば対人関係においては、自分の言動を変えることで相手も自然と関わり方を変化させてくれるケースがあります。また「仕事が単調でつまらない」という原因を抱えている場合であれば効率性を求めて新しい方法を編み出すなど、自分の中で新たなチャレンジを見つけて取り組んでみるのもおすすめです。自分の振る舞いを振り返りながら、まずはどんどん試してみましょう。

【関連記事】「【仕事つまらない】会社が楽しくないデメリットと"原因別"やる気を回復する方法」

ただし、それによって自分だけではどうしても変えられない会社の慣習にぶつかったり、自分でコントロールを試みたけれど望む成果が得られなかったりした場合には、辞めることを考えてもいい段階です。

post478_img2.jpg

2.3.円満に退職できるタイミングかどうか

仕事を辞めるということは、少なからず上司や同僚に負担をかけることになります。自分勝手な判断や思いつきによる退職は避け、できるかぎり円満退社を目指すべきです。

そうなると、繁忙期など人手が必要な時期に仕事を辞めたいと伝えることはあまり好ましくありません。加えて、自分の抱えている業務を後任へきちんと引き継ぎするために、スケジュールの調整も必要です。

円満退社のための詳細なポイントは、以下の記事も参考にしてみてください。

【関連記事】「【仕事辞めたい】会社がつらいと思ったらやるべき事と辞める判断ポイント」

3.仕事を辞めたいと申し出る手順

仕事を辞めたいと確信したら、その意思を上司に伝えなければなりません。以下を参考に申し出る準備を進めましょう。

3.1.申し出の期日を就業規則から確認する

正社員など期間の定めがない雇用形態で働いている場合は、定められた期日までに退職の意向を申し出ます。法的には2週間前までの申し出で問題ありませんが、ほとんどの会社では就業規則で別途定められているはずなのでそれに従いましょう。退職日の1~2ヵ月前が一般的です。

3.2.雇用期間の定めがある場合は「更新しない」旨を伝える

契約社員やアルバイトなど契約期間が定められている労働契約を締結している場合は、契約更新を停止すれば現契約の満了をもって退職となります。しかしこちらの場合も退職希望時には定められた期日までに申し出るよう就業規則で定めているケースがほとんどなので、会社側に契約更新をおこなわない旨を自ら伝える必要があるでしょう。

3.3.ストレス対策をして心に余裕を持とう

仕事を辞めるという決断に至る過程や決断した後には心身に大きなストレスがかかっているはずです。過剰なストレスがかかると身体にさまざまな不具合が生じ、心のゆとりも失われてしまいます。自分で自分を追い詰めたりしないよう、うまくストレス発散して心の余裕を取り戻しましょう。

ストレスとの向き合い方や解消方法は、以下の記事を参考にしてみてください。

【関連記事】「【仕事のストレスで辞めたい】ストレスサインを知って対策する際のポイント」

3.4.どうしても言えないときは公共サービスに相談も可能

退職の申し出から手続きまでは基本的に本人が自らおこなうものです。しかし、会社や上司との関係性や職場環境などによってはどうしても言い出せないという方もいるのが現実です。なかには「言い出すことでハラスメントにあってしまうのではないか」と思い悩む方もいるでしょう。

しかし、仕事を辞めたいと言い出せないという理由で退職を諦める必要はありません。そのような際には厚生労働省が設置する相談窓口などを活用する方法もあります。一人で抱え込まずに然るべき場所で相談し、できる限りスムーズな退職の実現を目指しましょう。

post478_img3.jpg

4.仕事全般の相談が可能な公共サービス

退職時や仕事に関する相談ができる公共サービスには以下の2つがあります。法令や会社・労働者間の問題に精通したスタッフが親身に対応してくれるので、積極的に活用してみましょう。

4.1.総合労働相談コーナー

「総合労働相談コーナー」は、その名の通り労働に関するあらゆる悩み事を受け付ける窓口です。相談から問題解決に効果的な情報の提供までワンストップでのサービス提供体制を整えており、単なるお悩み相談だけでなく具体的な対応策まで知ることができます。相談は電話で可能ですが、各労働局や労働基準監督署内に設けられている窓口に出向き相談員に対面で話すことも可能です。

4.2.おしごとアドバイザー

転職における悩みに関しては「おしごとアドバイザー」の活用がおすすめです。コンサルタント資格を持つプロフェッショナルが対応してくれるため、的確で効果的なアドバイスを得ることができます。また、21時まで電話受付しており残業後や昼間になかなか時間が取れない方でも利用しやすくなっています。メール相談も対応可能なので、会話が苦手な方や直接伝えづらい内容の相談も気兼ねなく利用できるでしょう。

5.先に転職活動を始めてみる

頭であれこれ考えてしまいなかなか行動に移せないタイプの方は、先に転職活動を始めてみるのも一つの手段です。転職先が決まってしまえば、仕事を辞めたいと伝えなければならない状況になるため、行動しやすくなります。

転職活動をスムーズに進めるためには、転職エージェントを活用してプロのサポートを受けることをおすすめします。「マイナビエージェント」では、「転職活動が初めて」という若い世代の方々にも手厚いサポートをおこなっています。

まずはぜひ「無料転職支援サービス」に登録してみましょう。

無料転職支援サービスお申し込み

6.まとめ

仕事を辞めたいと思うこと、言えないと悩むことは、決して恥ずかしいことでも異常なことでもありません。辞めたいと思った自分の気持ちを否定しないようにしましょう。

実際に行動に移すためには覚悟や勇気が必要ですが、辞めたい思いを抱えながら仕事を続けるのは、会社にも自分自身にもプラスにはなりません。あなたの理想の未来を実現させるために、まずは転職エージェントに登録するなど、できることから一歩ずつ踏み出しましょう。

この記事をシェアしよう!