【Windows・Mac】便利なショートカットキーを一覧・早見表で紹介

ビジネススキル・マナー

ショートカットキーを使いこなせば、PCの作業が格段に効率よく行えます。本記事では、WindowsとMacで使える便利なショートカットキーをテーマ別に一覧・早見表形式で紹介します。ショートカットキーを効率よく覚える方法も解説しているので、ショートカットキーを使いこなしたい方はぜひ参考にしてください。

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ショートカットキーで作業を効率化しよう

PCで作業をする際は主にマウス(タッチパッド)とキーボードを使って操作を行いますが、キーボードは文字の入力にしか使用していない、という方も多いかもしれません。

実は、キーボードでは文字入力以外にもさまざまな操作を行うことができます。それを可能にしているのが「ショートカットキー」です。

ショートカットキーとは、キーボードの特定のキーを組み合わせて操作手順を短縮するものです。同じ操作でもショートカットキーを使うことで作業が大幅に効率化することがあります。

本記事では、WindowsやMacで使えるショートカットキーについて、テーマ別に早見表にし、一覧で紹介していきます。

ショートカットキーを使うメリット

ショートカットキーの使用で得られる大きなメリットは、何と言っても作業の効率化ができること、そして作業の正確性が増すことです。

ショートカットキーを使えば、同じ操作をマウスやタッチパッドを用いて行うよりも簡単にでき、キーボードとマウスを行き来する手間もなくなります。

また、キーボードを中心に操作することで、マウスでの操作で発生しがちなカーソルの移動やクリックにおけるミスが起きにくいこともメリットです。

個人だけでなくチームで作業をする場合にも、操作方法をショートカットキーで統一しておくのがおすすめです。

【はじめに】ショートカットでよく使うキー

ショートカットキーは特定のキーの組み合わせです。その数は膨大にありますが、よく使われるキーがいくつかあります。これらのキーを覚えておくことで、ショートカットキーも覚えやすくなります。

Ctrl・command

WindowsではCtrl(コントロール)、Macではcommand(コマンド)と呼ばれるキーです。別のキーと組み合わせることで、そのキーに割り振られている機能を発揮させることができます。

Shift(shift)

Shift(シフト)は、切り替えや移動、範囲の選択などのショートカットでよく使われるキーです。

Alt・option

WindowsではAlt(オルト)、Macではoption(オプション)と呼ばれるキーです。AltはAlternativeの略で、「代替」という意味です。組み合わせることで普段の役割とは違う役割を発揮させることができます。

【よく使う】まず覚えるべきショートカットキー一覧

まずは日常的によく使うショートカットキーを、16個選んで紹介します。はじめてショートカットキーを使う場合は、ここから覚えていくと良いでしょう。

WindowsMac操作内容
Ctrl + C command + C 選択したテキスト・画像などをコピーする
Ctrl + V command + V コピー/切り取りした内容を貼り付ける
Ctrl + X command + X 選択した部分を切り取る(移動させる)
Ctrl + A command + A 表示しているファイルやドキュメントの内容をすべて選択する
Ctrl + B command + B 選択中の文字列を太字にする。もしくは太字にした文字をもとに戻す
Ctrl + F command + F 表示しているドキュメント内の文字列を検索する
Ctrl + S command + S 表示しているドキュメントを保存する
Ctrl + P command + P 表示しているドキュメントを印刷する
Ctrl + T command + T 新しいタブを開く(ブラウザなどで)
Ctrl + W command + W 最前面のウィンドウを閉じる
Ctrl + R command + R 表示しているウィンドウの内容を最新の状態に更新する(ブラウザなどで)
Ctrl + Z command + Z 文章などを1つ前の状態に戻す
Ctrl + Y command + shift + Z ショートカットキーで元に戻した操作を先に進める
Alt + ← command + [ ブラウザやフォルダの画面で1つ前の表示に戻る
Alt + → command + ] ブラウザやフォルダの画面で1つ前のページ(フォルダ)に戻る
Alt + Tab command + tab 表示しているウィンドウ(アプリ)を切り替える

【Microsoft Office】各ソフトで使えるショートカットキー一覧

次に、仕事での使用頻度が高いMicrosoft Office各ソフトにしぼって、業務効率を上げることができる便利なショートカットキーを紹介します。ここにあげたショートカットキーを使うことで、Officeを使ったファイル作成が以前よりサクサクと進められるようになるでしょう。

Excel(エクセル)

WindowsMac操作内容
Ctrl + C command + C 選択したセルの内容をコピーする
Ctrl + V command + V コピーした(切り取った)セルの内容を貼り付ける
Ctrl + X command + X 選択したセルの内容を切り取る
Ctrl + Alt + V control + option + V 「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスを表示する
Ctrl + Z command + Z 1つ前の操作に戻る
Ctrl + Y command + Y 元に戻した操作を実行し直す
Ctrl + F command + F 検索のダイアログボックスを表示する
Ctrl + B command + B 選択中のセル内の文字列を太字にする。もしくは太字をもとに戻す
Ctrl + I command + I 選択中のセル内の文字列を斜体にする。もしくは斜体をもとに戻す
Ctrl + U command + U 選択中のセル内の文字列に下線をつける。もしくは下線を削除する
Ctrl + N command + N 新規ブックを作成する
Ctrl + P command + P 表示しているシートを印刷する
Ctrl + S command + S 作業中のファイルを保存する
Ctrl + O command + O 「開く」ダイアログボックスを表示する
Ctrl + D command + D 選択中のセルに、上のセルの内容をコピーする
Ctrl + R command + R 選択中のセルに、左のセルの内容をコピーする
Ctrl + Home
(Ctrl + Fn + ←)
control + fn + ← ワークシートの最初の行へ移動する
Ctrl + ; control + ; 日付を入力する
Ctrl + 1 command + 1 「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示する
Ctrl + Shift + "+"
※" "は外す
command + shift + "+"
※" "は外す
選択した箇所に、行や列を挿入する
Ctrl + "-"
※" "は外す
command + shift + "-"
※" "は外す
選択した箇所から、行や列を削除する
Shift + Space shift + space 行全体を選択する
Ctrl + Space control + space 列全体を選択する
Alt - タブの一覧へ移動
※移動後はメニューごとに表示されるアルファベットを入力。もしくはTab・矢印キーでメニューを移動
Alt + F1 option + F1 選択中の範囲のデータをもとに埋め込みグラフを作成する
Alt + F4 command + Q Excelを終了する
F1 F1 Excelのヘルプを作業内ウィンドウに表示する
Shift + F11 shift + F11 新しいワークシートを挿入する


Word(ワード)

WindowsMac操作内容
Ctrl + C command + C 選択したセルの内容をコピーする
Ctrl + V command + V コピーした(切り取った)セルの内容を貼り付ける
Ctrl + X command + X 選択したセルの内容を切り取る
Ctrl + Alt + V control + option + V 「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスを表示する
Ctrl + Z command + Z 1つ前の操作に戻る
Ctrl + Y command + Y 元に戻した操作を実行し直す
Ctrl + F command + F 検索のダイアログボックスを表示する
Ctrl + B command + B 選択中のセル内の文字列を太字にする。もしくは太字をもとに戻す
Ctrl + I command + I 選択中のセル内の文字列を斜体にする。もしくは斜体をもとに戻す
Ctrl + U command + U 選択中のセル内の文字列に下線をつける。もしくは下線を削除する
Ctrl + D command + D 「フォント」ダイアログボックスを表示する
Ctrl + 1 command + 1 行間を1行にする
Ctrl + 2 command + 2 行間を2行にする
Ctrl + 5 command + 5 行間を1.5行にする
Ctrl + 0 command + 0 段落直前の行間を0行にする
Ctrl + N command + N 新規文章を作成する
Ctrl + P command + P 表示している文書を印刷する
Ctrl + S command + S 作業中のファイルを保存する
Ctrl + O command + O 「開く」ダイアログボックスを表示する
Ctrl + Shift + L command + shift + L リスト形式で入力する
Ctrl + Alt + Z - 最後に編集した4ヵ所へ順に移動する
Alt - タブの一覧へ移動
※移動後はメニューごとに表示されるアルファベットを入力。もしくはTab・矢印キーでメニューを移動
Alt + F4 command + Q Wordを終了する
F1 F1 Wordのヘルプを作業内ウィンドウに表示する
F5 F5 「ジャンプ」ダイアログボックスを表示する
Shift + F5 - 前回編集した箇所へ移動する
Shift + Enter shift + return 改行を挿入する
Ctrl + Enter command + return 改ページを挿入する


PowerPoint(パワーポイント)

WindowsMac操作内容
Ctrl + C command + C 選択したテキスト・オブジェクト・スライドをコピーする
Ctrl + V command + V コピーした(切り取った)テキスト・オブジェクト・スライドを貼り付ける
Ctrl + X command + X 選択したテキスト・オブジェクト・スライドを切り取る
Ctrl + Alt + V control + option + V 「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスを表示する
Ctrl + Z command + Z 1つ前の操作に戻る
Ctrl + Y command + Y 元に戻した操作を実行し直す
Ctrl + F command + F 検索のダイアログボックスを表示する
Ctrl + B command + B 選択中のセル内の文字列を太字にする。もしくは太字をもとに戻す
Ctrl + I command + I 選択中のセル内の文字列を斜体にする。もしくは斜体をもとに戻す
Ctrl + U command + U 選択中のセル内の文字列に下線をつける。もしくは下線を削除する
Ctrl + E command + E 段落を中央揃えにする
Ctrl + R command + R 段落を右揃えにする
Ctrl + L command + L 段落を左揃えにする
Ctrl + N command + N 新規プレゼンテーションを作成する
Ctrl + M command + shift + N 新しいスライドを追加する
Ctrl + P command + P 表示しているプレゼンテーションを印刷する
Ctrl + S command + S 作業中のプレゼンテーションを保存する
Ctrl + O command + O 「開く」ダイアログボックスを表示する
Alt - タブの一覧へ移動
※移動後はメニューごとに表示されるアルファベットを入力。もしくはTab・矢印キーでメニューを移動
Alt + F4 command + Q PowerPointを終了する
PageDown(PgDn) fn + ↓ 次のスライドへ移動する
PageUp(PgUp) fn + ↑ 前のスライドへ移動する
F1 F1 PowerPointのヘルプを作業内ウィンドウに表示する
F5 shift + command + return スライドショーを開始する
※終了する場合は「Esc」

【マニアック】意外と便利なショートカットキー

次に、あまり知られていないかもしれませんが、「覚えておくと」便利に使えるショートカットキーをOS別(Windows・Mac)に紹介します。ここまで使いこなせれば、ショートカットキーを知る前と比べ、気持ち良いくらいPCの作業が効率よく進められるようになるでしょう。

Windows編

WindowsのPCには、Windowsのマークが印字された「Windowsキー」があります。このWindowsキーもショートカットキーでよく使われます。

ショートカットキー操作内容
Windows + D デスクトップを表示する
※もう一度実行すると元に戻る
Windows + R 「ファイル名を指定して実行」を表示する
Windows + L 画面をロックする
Alt + PrintScreen(PrtSc) アクティブなウィンドウをスクリーンショットする
Ctrl + Shift + Esc タスクマネージャーを起動する
Alt + Enter エクスプローラー上で何らかのファイルを選択しているとき、そのファイルの「プロパティ」を表示する


Mac編

Macにも固有のショートカットキーがあります。「Mission Control」はF3キーに割り当てられています。

ショートカットキー操作内容
command + Mission Control デスクトップを表示する
command + option + esc アプリケーションを強制終了する
command + shift + 4 の後に space 一番前に表示されているウィンドウをスクリーンショットする
control + command + 電源ボタン Macを強制的に再起動する
control + shift + 電源ボタン ディスプレイをスリープ状態にする

ショートカットキーの覚え方

ショートカットキーは使いこなせれば非常に便利なので、使い慣れてくれば自然に覚えるものです。しかし、覚えるのが大変だと感じる方もいるでしょう。そこで、ショートカットキーが覚えやすくなるポイントを解説します。

意味が覚えやすいものから覚えていく

ショートカットキーのなかには、そのキーが設定されている理由をきちんと説明できて覚えやすいものも多いので、そういったものから先に覚えていくのもおすすめです。まずはこれらを覚えておけば、他のショートカットキーも覚えやすくなるでしょう。

以下に「覚えやすい」ショートカットキーのサンプルを以下に挙げますので、参考にしてみてください。

ショートカットキー操作内容意味と覚え方
Ctrl + C
command + C
選択範囲をコピー 「C」はCopy(コピー)の「C」
Ctrl + B
command + B
太字化、太字解除 「B」はBold(ボールド/太字)の「B」
Ctrl + U
command + U
下線の追加、削除 「U」はUnderline(アンダーライン/下線)の「U」
Ctrl + I
command + I
斜体化、斜体解除 「I」はItalic(イタリック/斜体)の「I」
Ctrl + F
command + F
検索窓を表示 「F」はFind(ファインド/見つける)の「F」
Ctrl + A
command + A
全ての範囲を選択 「A」はAll(オール/全て)の「A」
Ctrl + O
command + O
ファイルを開く 「O」はOpen(オープン/開く)の「O」
Ctrl + N
command + N
新しいファイルを作成 「N」はNew(ニュー/新しい)の「N」
Ctrl + S
command + S
ファイルを保存 「S」はSave(セーブ/保存する)の「S」
Ctrl + P
command + P
ファイルなどを印刷 「P」はPrint(プリント/印刷する)の「P」

自分好みにカスタマイズする

ショートカットキーは、条件はありますが任意にカスタマイズできます。自分がよく行う操作に対応する既存のショートカットキーがなかったり、使いにくいショートカットキーがあったりする場合には、新たにショートカットキーを作成、あるいは設定を変更するのも良いでしょう。

PCや各アプリケーションの設定から、ショートカットキーの割り当てをカスタマイズしてみましょう。

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まとめ

本記事では、テーマ別によく使うショートカットキーをまとめて紹介しました。紹介したショートカットキーを使いこなせれば、マウスを使って操作をする場合に比べてPCの作業をはるかにスムーズに進められるようになります。そのための第一歩として、まずは覚えやすく、よく使うだろうと思えるものから慣れていくようにしましょう。

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