上司が"部下のために"時間を取って話すほど、部下は「仕事に自信」

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コーチ・エィが運営するコーチング研究所がこのほど発表した「部下の育成に関するアンケート調査」によると、上司が部下のために時間を取って話すことは、部下に仕事への自信をもたらすことが明らかになりました。

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調査は2022年12月、従業員数100人以上の日本国内企業に勤務する部下を持つビジネスパーソンを対象に行われ、437人から有効回答を得ました。

1.部下のリーダーシップ開発に最も繋がった方法は?

まず、部下のリーダーシップ開発に最も繋がったと思う方法を尋ねると、1位「決定権限を与え、仕事を任せる」(114人)、2位「部下の成長のために1対1で対話する時間をもつ」(83人)、3位「仕事の経験を積ませる」(70人)となりました。

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(【画像出典】コーチ・エィプレスリリース)

2位に「部下の成長のために1対1で対話する時間をもつ」が入りましたが、実際、上司が「自分のために」話す時間を取ってくれていると感じている部下の行動や意識には、「成長を実感している」「チーム内でメンバーが協力し合っていると感じる」など、ポジティブな変化が出ていることも明らかになったそうです。

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2.上司が「部下のために」話す時間を取る時間が多いほど、「いい仕事をしていく自信がある」部下が増加

また、上司が「自分のために」話す時間を取ってくれていると感じている部下ほど、「いい仕事をしていく自信がある」と回答した割合が多いことも判明。

「いい仕事をしていく自信がある」との設問に「あてはまる」と答えた割合は、上司が「自分のために」週5回以上話す時間を取ってくれていると答えた部下では35%だったのに対し、週0~1回では22%と13ポイントの差がつきました。

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(【画像出典】コーチ・エィプレスリリース)

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3.部下が認識する、上司が「部下のため」に時間を取って話す回数は?

しかし、同調査では単に時間を取って話すだけではなく、部下が「上司が自分のために時間を取ってくれている」と感じる時間になっているかどうかが重要と指摘。この観点では、7割近い68%週に数回以上(2~4回:38%、5回~:30%)そのような時間があると回答したものの、32%「週に0~1回」にとどまると答えたことがわかりました。

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(【画像出典】コーチ・エィプレスリリース)

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4.まとめ

コーチング研究所は今回の調査結果について、「部下とのコミュニケーションの時間やスタイルを変えることで、部下の自信醸成、そしてリーダーシップ開発の促進となるかもしれません」とコメントしています。

(【記事出典】コーチ・エィ コーチング研究所「部下の育成に関するアンケート調査」プレスリリース)

(記事執筆:御木本千春)

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