メンタルの不調で仕事に行けなくなったとき、同時に眠れなくなるという症状を経験している人は多いようです。睡眠はメンタルの不調や体調不良にも影響します。心身の健康を支える睡眠の改善を意識しましょう。(Misa)
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1.「仕事行きたくない」と「眠れない」は同時に起きることが多い
1.1.メンタルの不調は不眠や睡眠の乱れにつながりやすい
ストレスやメンタルの不調で仕事に行きたくなくなるとき、不眠や睡眠の乱れも同時に起きていることが多いようです。
不眠や睡眠の乱れはメンタル不調でよく見られる症状のひとつです。
不眠や睡眠の質の低下によって体調を崩し、さらにストレスが蓄積するという悪循環にもつながります。
1.2.不眠や睡眠の乱れを感じたらできるだけ早めに対処
メンタル不調から食欲不振や不眠になり、体調を崩して休職してしまうケースは少なくありません。
どちらが先かに起きるかは人によりますが、不眠や睡眠の乱れを感じたら放置せず、できるだけ早めに対処することがベストの方法です。
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2.不眠や睡眠の乱れを改善するには
仕事上の悩みや心配事などで寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりが続き、さられに眠れないというストレスで本格的に眠れなくなっていくケースがあります。
こういったメンタルの要因とあわせて、不規則な生活や運動不足などの生活習慣も不眠の原因となっています。
睡眠の改善に効果的な生活習慣を紹介します。
2.1.規則正しい生活のリズム
- できるだけ就寝時間と起床時間を一定にする。
- 起床したときに日光を浴びて体を目覚めさせる。
- 季節を感じられる旬の食材など、栄養バランスの良い食事をとる。
2.2.就寝前のNG行動
- パソコン、スマートフォンなどの使用は就寝1時間前までを目安に。
- 就寝直前の入浴は避ける。2時間前を目安にぬるめのお湯がゆっくりがおすすめ。
- たばこ、アルコール、カフェインなどの刺激物を避ける。
- 激しい運動をしない。
2.3.適度な運動でリフレッシュする
- 適度な有酸素運動には血流や代謝の改善、ストレス解消などの効果がある。
- 夜はストレッチやヨガなどリラックスできる程度の軽い運動がベター。
2.4.ストレスを溜めない考え方
- オンオフをしっかり切り替え、終業後に仕事の悩みを引きづらない。
- 自分なりのリラックス法を見つけて気持ちをリセットする。
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3.睡眠の改善は心身の健康に貢献する
最近では睡眠の重要性が広く知られるようになり、睡眠時間と睡眠の質を意識する人が増えています。
3.1.考える以上に不眠が脳に与える負荷は大きい
私たちが考えている以上に、不眠が脳に与える負荷は大きく、睡眠不足によってストレスの蓄積や脳の機能低下、疾患リスクが急増するなどの研究結果が報告されています。
短い睡眠に慣れている人でも、しっかり眠れた時にはいつもより体調がよいと感じるはずです。
質の良い睡眠は心と体を健康に保つために優先度の高い課題と言えます。
3.2.まずは質の良い睡眠のサイクルを取り戻そう
仕事に行けなくなるほどのメンタル不調から回復するには、さらに優先度が高くなります。
まずは生活習慣を改善し、ぐっすり眠って気持ちよく目覚める、質の良い睡眠のサイクルを取り戻すことが大切です。
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原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。