【Web会議】「カメラオフ派」が62.1% - 「カメラオン派」が最も多い職種は?

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オフィスに出社する人が増えている中、リアルとWebのハイブリッドで行われる「Web会議」は現在、どのように利用されているのでしょうか。今回はイトーキが実施した「首都圏ハイブリッドワーカー調査」から、Web会議の実情や課題を見ていきます。

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【関連記事】「Web会議とは?テレビ会議との違いやマナー、必要なものを徹底解説」

調査は2022年10月、東京23区の企業(従業員100人以上)に勤務し、週1回以上ハイブリッドワークを実施するオフィスワーカー(Web会議を実施している人)を対象にインターネット上で行われ、2,000人から有効回答を得ました。

1.Web会議におけるカメラの基本設定

最初に、Web会議におけるカメラの基本設定を調べたところ、全体では「基本オン」37.9%「基本オフ」62.1%となりました。

職種別にみると、「人事」63.0%「オン」に設定しており、他職種より割合が高いことが判明。一方、「カメラオフ派」が多い職種は「一般事務/情報システム/研究開発」で、中でも「情報システム」「どんな時もカメラはオフ」35.8%を占めました。

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(【画像出典】イトーキプレスリリース)

【関連記事】「Web会議のカメラオフ、"自分は問題ない"49.8%・"自分以外は不便・不満"57.1%」

次に、直近1カ月にプレゼンのある会議に出席した人に、Webプレゼンをする機会はあるか尋ねると、「人事」65.8%がプレゼンをする立場で会議に参加していると回答し、全体の46.3%と比べ、突出して多いことがわかりました。

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(【画像出典】イトーキプレスリリース)

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2.Web会議で不便・不満を感じる点

Web会議で不便・不満を感じる点については、全体の1位は「通信品質(途切れや遅延)」(38.9%)でした。

職種別にみると、「営業/営業企画」「相手の反応/表情がわからない」(38.1%)ことへの不満が「通信品質(途切れや遅延)」(35.8%)を上回る結果に。一方、「人事」「機器の接続」(24.2%)、「自身の顔映り」(24.2%)、「身振りや表情の伝達」(23.1%)への不満が他職種より多いことが明らかになりました。

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(【画像出典】イトーキプレスリリース)

【関連記事】「WEB会議、相手のカメラがONになっているだけで「安心を感じる」人が60.8%」

3.Webプレゼンで工夫している点

さらに、直近1カ月に自身がプレゼンをする立場でWeb会議に参加した人に、Webプレゼンで工夫している点を聞くと、全体の1位は「話すスピード」(68.1%)、2位は「資料の見やすさ」(58.7%)でした。

職種別では、「人事」「話すスピード」(70.2%)や「資料の見やすさ」(63.2%)以外に、「顔映り」(41.9%)、「視線」(37.4%)、「身振り手振り」(32.9%)を工夫している人が多く、同調査では「『伝わるプレゼンテーション』が意識されている」と分析しています。

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(【画像出典】イトーキプレスリリース)

【関連記事】「【WEB会議の質が問題】マイクやカメラより重要な「ファシリテーション」」

4.まとめ

イトーキは今回の調査結果について、

「コロナ収束後にオフィスに戻る動きはみられますが、リアルとWebのハイブリッドで行われるWeb会議がなくなることはありません。

ハイブリッドワーカーにとってオフィスをより魅力のある場にしていくためには、ハイブリッド会議の環境も、ワーカーの活動実態や多様なニーズに合わせてアップデートしていくことが求められます

とコメントしています。

(【記事出典】イトーキ「首都圏ハイブリッドワーカー調査」プレスリリース)

(記事執筆:御木本千春)

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