価値観の多様化が進む現在、結婚に対する考え方にはどのような変化が起きているのでしょうか。今回は婚活事業を複合展開するIBJが実施した調査から、「理想の家庭を築くためのお相手探し」について見ていきます。
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調査は2023年2月16日~3月1日、2022年にIBJネットワーク内で成婚した1,860人を対象にインターネット上で行われ、1,860人から有効回答を得ました。
1.成婚前に話し合った項目、1位「居住地」
まず、成婚前に相手と話し合った項目を調べると、1位「居住地」(87.8%)、2位「働き方について」(77.0%)、3位「子どもについて」(73.8%)となりました。
(【画像出典】IBJプレスリリース)
また、話し合った項目について「成婚前に解決した」と答えた割合は71.9%に上りました。
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2.成婚前に聞いておけばよかった項目、1位「費用負担」
一方、成婚前に聞いておけばよかった項目については、1位「費用負担について」(29.5%)、2位「貯蓄について」(26.8%)、3位「働き方について」(26.4%)と続き、金銭感覚に関する項目がトップ2を占めました。
(【画像出典】IBJプレスリリース)
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3.理想の家庭を築くための相手探しで重視したことが良いものは?
次に、理想の家庭を築くための相手探しで重視した方が良いと思うものを聞くと、「夫婦の働き方」が最も多く64.8%。次いで「居住エリア」、「お金の使い方」と続きました。
(【画像出典】IBJプレスリリース)
また、結婚を機に働き方に変化はあったかとの問いには、68.4%が「変化なし」と回答。
一方、「女性が転職した」が9.3%、「専業主婦になった」が8.7%、「女性が働く時間を減らした」が8.3%と、女性側が働き方を変えているケースも見受けられました。
(【画像出典】IBJプレスリリース)
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4.まとめ
今回の調査では、すべての項目で働き方を重視している人が多数を占めました。
IBJは、
「年収や外見などの表面的な条件だけではなく、『結婚後の生活』を意識した"具体的な要素"を婚活の軸として据えているのかもしれません」
と推測しています。
(【記事出典】IBJ「理想の家庭を築くためのお相手探し」プレスリリース)
(記事執筆:御木本千春)