仕事でわからないことがあるのに相談しづらくて困った経験はありませんか? 新入社員に限らずよくある話ですが、実は指導する側としてもわからないことを聞いてくれないと困ってしまうのです。仕事がわからないときの上手な相談の仕方を解説します。(Misa)
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1.仕事がわからないときに相談できないのはなぜか
1.1.上司や先輩が忙しそうで聞きづらい
仕事でわからないことは、調べればわかる場合と調べてもわからない場合があります。
調べてもわからないことは教えてもらうしかないのですが、例えば、上司や先輩が忙しそうだと相談しづらくなりますよね。
1.2.自分自身の感情で相談しづらい場合も
相手が忙しそうでなくても、聞き直すのが心苦しかったり、仕事ができないと思われたくなかったりという、自分自身の感情で相談しづらい場合もあります。
どう切り出していいかわからないこともあるかもしれません。
1.3.わからないままにするほうが上司や同僚にとって迷惑
「聞いてなかったのか」と思われたくないのはごく普通の心理です。
しかし、指導する側の先輩や上司にとっては、わからないままで長時間作業が止まったり、間違ったやり方で進められたりするほうが、同じことを説明し直すよりも後のフォローや負担といったデメリットが大きく、迷惑がかかります。
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2.評価を下げずに相談するポイント
2.1.わからないことを相談するスキルがある
そもそも、仕事を進めるうちにわからないことが出てくるのは誰にでもあることです。
個人差があるとすれば、わからないことを相談するスキルの差です。
2.2.わからないことを整理しておく
指導する側が教えづらいのは、わからないことがわからない状態です。
単に「わからないから教えてください」という聞き方ではなく、どこがわからないか、作業の進捗状況や自分がどういうやり方をしたかを説明できるように整理しておきましょう。
自分なりに考えて進めたことが伝わり、指導する側が説明にかける時間も最小限にできます。
同じことを教える場合でも、どこがわからないかが明確になっているだけでかなり教えやすくなります。
2.3.指導する人にとってもメリット
指導する人にとっても自分の説明不足に気づけたり、わかりやすい教え方を発見できたりといった、プラスの側面もあります。
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3.わからないことを聞かない部下は扱いづらい
3.1.わからないことがあると大きなミスや損失につながる可能性
仕事でわからないことがあったとしても、それが評価に影響する可能性はほとんどありません。
上司にとっては、自分の感情にふりまわされて質問ができない部下は非常に扱いづらいといえます。
なぜなら、仕事でわからないことを聞かずに抱えこんでしまうと、より大きなミスや損失につながる可能性があるからです。
最悪の状況としてユーザーや取引先に迷惑をかけたり、大きな損失を出したりしたときには、それが上司や先輩の責任問題になる場合もあります。
3.2. 恥をかくことをおそれず、上司や先輩に相談を
特に、経験が浅い新入社員や若手社員は自覚がないまま視野が狭くなりがちで、ビジネスや会社にとって何がマイナスかを本質的に理解できない場合があります。
自分本位の視野にならないことを常に心がけ、恥をかくことをおそれず、上司や先輩に相談しましょう。
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原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。