電気代の値上がりを受けて、テレワークをやっている人も含め、なんとか節電したいと考えている人も多いはず。今回は、LINEリサーチ(運営LINE)が実施した節電に関する調査から、「節電」を意識している人の割合や、ふだん「節電」のためにやっていることを見ていきます。
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調査は2023年1月12日~14日、15歳~64歳のLINEユーザーを対象にインターネット上で行われ、5,254人から有効回答を得ました。
1.「節電」を意識している人は8割超
ふだん「節電」をどのくらい意識しているか尋ねると、「どちらかといえば意識している」が54%と最も多く、次いで「意識している」が27%となり、両方を合わせた【意識している人】の割合は81%に上りました。
年代別にみると、30代以上から年代が上がるにつれて「意識している」の割合が増え、50~60代では3割超を占めました。
(【画像出典】LINEプレスリリース)
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2.節電のためにやっていること、1位「こまめに家電のスイッチを切る」
ふだん「節電」のためにやっていることを聞くと、1位は「こまめに家電のスイッチを切る」(46.3%)。2位は僅差で「服装を調整する」(44.4%)が続きました。
3位以下の順位は下記の通りです。
- 3位「冷暖房家電の設定温度を見なおす」(37.2%)
- 4位「LEDの照明に切り替える」(33.8%)
- 5位「冷蔵庫のドアを開ける時間を短くする」(28.6%)
- 6位「照明を明るくしすぎないように調整する」(26.0%)
- 7位「こまめに主電源を切る/電源プラグを抜く」(23.9%)
- 8位「家電を使うときは、省エネモードを使う」(23.7%)
- 9位「暖房便座を切る・設定温度を見直す」(22.3%)
- 10位「音量を大きくしすぎないように調整する」(19.9%)
(【画像出典】LINEプレスリリース)
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3.50~60代、女性で節電意識が高め
年代別にみると、すべての年代で「こまめに家電のスイッチを切る」「服装を調整する」が上位に入った一方、3位以降は年代によって差があることがわかりました。
50~60代は、他の年代に比べ各項目の割合が高いことが判明。特に「LEDの照明に切り替える」の割合が高めで、さらに60代では「省エネ型の家電を使う」の割合が高くなっていました。
10代は、「画面の明るさを調整する」「音量を大きくしすぎないように調整する」「冷蔵庫のドアを開ける時間を短くする」の割合が高めでした。
男女別にみると、全体的に各項目の割合は男性より女性の方が高く、中でも「服装を調整する」「冷暖房家電の設定温度を見なおす」「衣類の乾燥機能を使わないようにする」の3項目の割合が高くなりました。
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4.まとめ
今回の調査では、節電を【意識している人】は8割超に上り、多くの人が様々な節電対策を行っていることがわかりました。できる範囲から節電を行い、家計への負担を減らすことで、賢い節約生活を送っていきたいものですね。
(【記事出典】LINE「節電」に関する調査プレスリリース)
(記事執筆:御木本千春)