ストリートアカデミーがこのほど実施した「アフターコロナの学びのスタイル」に関する調査によると、対面での学び意欲が回復傾向にあることがわかりました。
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調査は2023年3月17日〜3月23日、まなびのマーケット「ストアカ」ユーザーを対象にインターネット上で行われ、460人から有効回答を得ました。
1. 約半数が対面での学びに意欲あり
習い事の状況をみると、コロナ禍に伴い、20021年は対面の講座が従来の2割程度まで減少したものの、今回の調査では、ユーザーの約半数が対面での学びに再び意欲を示しました。また、約3割は対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式での受講を希望していたそうです。
(【画像出典】ストリートアカデミープレスリリース)
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2.対面で受講する際の不安、66.4%が「ない」と回答
対面で受講する際の不安・懸念点はあるか尋ねると、「ない」が66.4%を占め、「ある」は33.6%にとどまりました。
(【画像出典】ストリートアカデミープレスリリース)
不安・懸念を感じる理由としては、「他の参加者の感染予防に対する意識」が44.4%で最多。次いで「レッスン会場の感染対策」が34.6%、「先生が完成対策を徹底してくれるか」が27.2%となりました。
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3.対面で学びたい習い事、1位「ビューティー・ファッション」
対面で学びたい習い事は、1位「ビューティー・ファッション(メイクやパーソナルカラー診断など)」、2位「フィットネス(ヨガやピラティス、ダンスなど)」、3位「料理」、4位「ものづくり(ハンドメイドやDIYなど)」、5位「写真撮影」と続きました。
一方、オンラインで学びたい習い事は、1位「ビジネススキル」、2位「ITスキル」、3位「語学」、4位「占い」、5位「フィットネス」でした。
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4.まとめ
同社は今回の調査結果について、「対面での講座は先生からの直接的で細やかな指導への期待や、対面ならではの非日常的な空間や環境を楽しみたいという意見も見受けられました」。
「一方でオンライン講座では自宅やオフィスから受講できる「手軽さ、気軽さ」が変わらず支持を得ています」と分析。
今後については「対面とオンラインの双方の良い点を柔軟に活用し、より充実した学びへと進化していくと考えられます」と予想しています。
(記事執筆:御木本千春)