仕事をどうでもいいと思ってしまうと、仕事のクオリティや成果を維持するのが難しくなります。会社にとってはもちろんですが、自分にとってもマイナスが生じます。会社や仕事をどうでもいいと思う主な5つの主な原因と対処法を解説します。(Misa)
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1.「仕事どうでもいい」という気持ちを放置するリスク
一般にいえることですが、人間はどうでもいいと思うことに対してはなかなか努力できません。
仕事で努力する原動力となるのが、モチベーション(動機形成)です。
仕事を頑張る理由はさまざまですが、逆にベストを尽くさなくても、求められる成果を出しつづけられるなら、モチベーションをことさらに維持しようとするには及ばないことが多いです。
1.1.仕事のクオリティや成果に影響
仕事をどうでもいい、つまり仕事に対して無気力な状態を放置すると、仕事のクオリティや成果に影響します。
能力に見合った成果を出せなかったり、評価が低くなったりするため、キャリアアップの機会を逃す可能性が高いです。
1.2.原因によっては健康リスクも高まる
また、無気力の原因がメンタルヘルスや体調不良などであれば、放置することで自分自身の健康リスクも高まります。
キャリアや経済、健康面で、自分を守るためにも、無気力の原因に向き合うことが必要です。
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2.「仕事どうでもいい」と感じてしまう5つの原因と対処法
仕事をどうでもいいと感じる主な原因と対処法を解説します。
2.1.評価、待遇に不満がある
人事評価が適切でない、もしくは同規模の同業他社と比較して待遇が極端に低いことなどによって、意欲が低下する場合があります。
会社に対して客観的な根拠を提示して改善を求めることもできますが、納得できる待遇を求めて転職を考える選択肢もあります。
2.2.人間関係が良くない
職場の人間関係が仕事に支障をきたすケースです。
当事者同士のコミュニケーションで歩み寄るのがベストですが、難しい場合は信頼できる上司や同僚、人事部門などに間に入ってもらう方法もよいでしょう。
自分の味方になってくれる人ではなく、公正かつ中立的に判断できる人を頼ることが大切です。
2.3.仕事のやりがいを感じられない
仕事への興味ややりがいが感じられない理由を明確にする必要があります。
仕事や環境に問題があるのか、もしくは自分のやりたいことがほかにあるのかを明確にすることから始めましょう。
2.4.会社や職場がモラルや社会常識に反している
環境や人権への配慮や法令違反などモラルに欠けた業務を強いられると、良識のある人ほど、仕事や会社に対する愛着が薄らぎます。
社内で改善するべきですが、会社に改善の意思が見られない場合は、監督官庁などの公的機関、弁護士に相談する方法もあります。
2.5.体調不良が続いている
病気による体調不良で意欲がわかない場合もありますが、オーバーワークによる疲労、ストレス、抑うつなどで仕事に向き合う気力をなくすケースも多いです。
食欲不振や不眠、体重の減退などの症状が出ている場合は、早めに産業医への相談や医療機関で受診することをおすすめします。
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3.「仕事どうでもいい」と感じたら早めの対処を
真剣に仕事と向き合うためには体力、気力が必要です。「仕事どうでもいい」という無気力は内面からのサインかもしれません。
メンタルヘルスの限界近くまで追いこまれたときには、逃避することが正解の場合もあります。
3.1.早い段階で対処すれば無気力状態から脱却できる可能性
しかし、早い段階で対処すれば、デメリットをとって逃避するより少ないリスクで、無気力状態から脱却できる可能性があります。
会社への働きかけや職種転換、転職など仕事の環境を改善する方法はいくつかあります。
3.2.従業員の働きやすさや業務改善に対して積極的に取り組む企業も
人材確保の難しさから、従業員の働きやすさや業務改善に対して積極的に取り組む会社が増えています。
逃げるしかないところまで放置するのではなく、選択肢が多いうちに対処するのがベターです。
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原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。