2023年7月1日をもって、現行のGoogleアナリティクスのサポートが終了します。今回は、クラウドエースが実施した調査から、同ツールの後継となるGoogleアナリティクス4(以下、GA4)への移行状況を見ていきます。
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「GA4に関する実態調査」は2022年7月1日~6日、Googleアナリティクスを活用しているマーケティング担当者を対象にインターネット上で行われ、101人から有効回答を得ました。
1.84.2%が「GA4への移行の必要性を知っている」
GA4に移行する必要性があることを知っているか尋ねたところ、84.2%が「知っている」と回答。一方、「知らない」と答えた人は15.8%でした。
(【画像出典】クラウドエースプレスリリース)
「知っている」と回答した人にGA4への印象を聞くと、「ポジティブな印象」が18.8%、「どちらかといえばポジティブな印象」が54.1%となり、計72.9%がポジティブな印象を抱いていることが判明しました。
ポジティブな印象を抱いている人に、自身が思うGA4へのポジティブな印象を質問したところ、1位「多彩な分析手法がある」(74.2%)、2位「デフォルト計測項目の増加」(48.4%)、3位「ウェブとアプリのシームレスな横断」(40.3%)となりました。
(【画像出典】クラウドエースプレスリリース)
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2. GA4へ移行し、利用に意欲を示したのは78.2%
GA4へ移行し、利用したいと思うか問うと、「非常にそう思う」が19.8%、「ややそう思う」が58.4%と、計78.2%がGA4の利用に意欲を示しました。
(【画像出典】クラウドエースプレスリリース)
一方、GA4への移行でアップデートされる内容については、「やや知っている」が47.5%と最も多く、「非常に知っている」は16.8%にとどまました。
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3.半数以上が「半年以内」の移行を希望
マーケティング事業部での、GA4への移行のスケジュールを質問したところ、「すぐにでも行いたい」が9.9%、「今から1週間以内」が9.9%、「1カ月から3カ月以内」が13.9%、「3カ月から半年以内」が7.9%と、半数以上が半年以内の移行を希望していることがわかりました。
(【画像出典】クラウドエースプレスリリース)
GA4への移行のハードルや課題に感じることについては、1位「GA4の機能を正しく理解しないと使いこなせない」(44.6%)、2位「仕様の変更を学び続ける工数がない」(35.6%)、3位「社内にGA4に精通している人がいなく移行や運用が難しい」( 34.7%)となりました。
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4.まとめ
今回の調査では、マーケティング担当者の8割以上が、GA(UA)サポート終了に伴い、GA4移行への必要性を実感している一方、「機能を正しく理解しないと使いこなせない」など、ハードルや課題があることも浮き彫りになりました。
クラウドエースは「GA4ならば無償で BigQueryと自動連携をすることができます。今後分析に割くマーケティング予算が少ないような企業でも導入できるようになり、更なるGoogle Cloudのシェア拡大が期待されます」とコメントしています。
(【記事出典】クラウドエース「GA4 に関する実態調査」プレスリリース)
(記事執筆:御木本千春)