やりがいや楽しさを感じられる良い職場環境とは、どのような環境なのでしょうか。このたび、ロジック・ブレインが行った「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する実態調査によると、良い状態で仕事に取り組むには「心理的安全性が重要」と答えた人が約9割に上ることがわかりました。
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調査は2022年7月1日、サービス業・製造業の会社員(役職なし)を対象にインターネット上で行われ、1,011人から有効回答を得ました。
1.安心して意見を言える職場環境、「本音を言える」環境が30.8%で最多
まず、仕事に対し、どのようなことに幸せ(やりがい・楽しさ)を強く感じるか聞いたところ、「報酬や賞与」(50.3%)がトップ。以下、「顧客など社外からの謝意・称賛」(28.2%)、「上司や同僚など社内からの謝意・称賛」(24.6%)と続きました。
続いて、どのような職場・労働環境であれば安心(心理的安全)して意見が言えるか尋ねると、最も多かったのは「本音を言える」(30.8%)。次いで「チームの中に助け合いがある」(30.2%)、「人格や発言が否定されない」(28.0%)となりました。
(【画像出典】ロジック・ブレインプレスリリース)
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2.「心理的安全性が重要」と答えた割合は約9割
良い状態で仕事に取り組むためには心理的安全性が重要だと思うかとの問いには、約9割が「そう思う(「とてもそう思う」(51.8%)「ある程度そう思う」(37.2%))」と回答しました。
(【画像出典】ロジック・ブレインプレスリリース)
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3.心理的安全性が低い環境で起こるリスクとは?
一方、心理的安全性が低い環境で起こるリスクとしては、「些細なトラブルの時点で共有できず、大きなトラブルになってから露呈し、大問題になる」(40代男性)、「心身ともに不安定になる」(40代男性)、「上司、同僚などに相談することも出来ず退職や休職に繋がる」(20代女性)といった内容が寄せられました。
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4.まとめ
ロジック・ブレインは今回の調査結果について、「仕事に対して幸せを感じることについて、約半数が給与や賞与と回答しておりますが、心理的安全性の高い職場環境においてこそ感じられることもあるようです。自身の職場で思い当たることがあれば、改善に向けて動いてみてもよいかもしれません」と述べています。
(【記事出典】ロジック・ブレイン「「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する実態調査」プレスリリース)
(記事執筆:御木本千春)