読書の秋に訪れて欲しい。<br>至福の読書タイムが過ごせる厳選スポット!

読書の秋に訪れて欲しい。<br>至福の読書タイムが過ごせる厳選スポット!

秋といえば「読書の秋」。涼しい風の吹き始める頃に、ゆっくりと楽しむ読書の時間って格別ですよね。ですが、家にこもって本を読みふけっているのもなんだか飽きてしまうもの。そこで、自宅以外で読書を楽しめるスポットをタイプ別にセレクトしました!

話題の本などトレンドに敏感な人は大型書店で

話題になっている本や、最新の本、色々なジャンルの本を読みたいという人は、大型書店に行くのがおすすめ。椅子に座って本を読むことができるスペースが用意されているので、じっくり探せばお気に入りの1冊が見つかるはず。

・ジュンク堂(池袋本店・渋谷店)

池袋本店は、国内最大級の書店。10フロアに渡ってジャンルごとに本が陳列されており、品揃えの豊富さは圧倒的。各フロアに椅子が用意されており、気になる本をじっくりと読むことができます。本を持ったままフロアを移動することも可能なので、多種多様な本を見比べることもできます。

渋谷店は1フロアでの展開ですが、本屋としては大型の店舗。各棚のそばに椅子が用意されていて、同じく本を読むことができます。

・八重洲ブックセンター

こちらも有名な、八重洲にある大型書店。9フロアが全て書店となっていて、2〜6階の奥のスペースに「書見コーナー」という本を読めるコーナーが設けられています。オフィス街に立地しているため、ビジネス書が特に豊富。中二階にはカフェも設置されているので、購入した本をさらにゆっくりここで読むのも良いでしょう。また、今年の8月からスマホ充電器のシェアリングサービス・チャージスポットが設置され、さらに居心地の良さがアップ。忙しく働く中でちょっとゆっくりしたい時に立ち寄ると、素敵な時間を過ごせるかもしれません。

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本に囲まれながらおしゃれ空間を満喫したい人はブックカフェへ

特にお目当ての本はないけれど、本に囲まれた空間でゆっくりしたい! 新しい世界を広げたいという人は、ブックカフェがおすすめ。自分の好みにあったコンセプトのカフェを見つけてどっぷりと本の世界に浸りましょう。

・代官山 蔦屋書店

複合商業施設である「代官山 T-SITE」内にあるおしゃれ書店の代表格。3棟に渡って展開されている書店では、カフェやラウンジに店内の書籍を持ち込んで楽しむことができます。代官山という土地柄らしいアートブックや古書、マガジンの数々に出合えるのも魅力的。内装や外観もとても綺麗でおしゃれなので、良い空間に浸ってゆっくりしたい休日などに行くのがオススメです。少しお腹が空いたら併設されているイタリアンで食事を楽しむこともできるので、本好きの方なら一日中いてもあきない充実のスポットです。

・本と珈琲 梟書茶房

こちらは、コンセプトがかなり斬新なブックカフェ。オーナーがオススメする本が1000冊ほど蔵書されています。この蔵書されている本には、全て推薦文が書いており、そのコメント元に好きな本を探すという仕組み。普段書店に来ない人にまで、本の魅力を伝えたい気持ちから、題名と装丁は隠してあるという徹底ぶりです。また、珈琲は本のイメージに合わせてオリジナルにブレンドされたものを楽しむことができます。読書好きで自分の好きなジャンルは決まっているという人でも、新しい世界が広がるかもしれませんし、本には興味がないという人も本の魅力にはまるかもしれません。また、ラウンジや図書エリアなど、様々な空間の内装のこだわりを感じることができ、雰囲気も抜群です。

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朝から晩までどっぷりと本につかりたい人は滞在型へ

昼間だけじゃ足りない! 一日中本と触れ合っていたい! という方には、終日まるっと本を堪能できるブックホテルを利用してみるのも良いでしょう。簡易的なホテルからゆっくりとくつろげるホテルまで、滞在目的に合わせて選んでください。

・TSUTAYA BOOK APARTMENT

TSUTAYA系列の24時間利用できるスペースで、本はもちろんのことシャワールームやパウダールーム、個室、コワーキングスペースなどが設置されているので、様々な滞在目的で利用することができます。朝を待ちながら本を読むのもよし、昼間にがっつり読書をしてもよしの便利な空間になっています。個室以外にも、靴を脱いで利用できるフラットな読書スペースや、ふかふかのソファスペースなどさまざまあるので、好みのくつろぎかたができるのも魅力。漫画喫茶と比べて内装も清潔感と安心感があり、女性専用スペースもあるので、女性でも安心して利用しやすいスペースになっています。

・ブックホテル箱根本箱

自分へのご褒美に箱根にある、こだわりのホテルで本を楽しむのはどうでしょうか。蔵書は新刊と古書、洋書あわせてなんと約1.2万冊!「衣」「食」「住」「遊」「休」「知」を中心に選書されており、館内に置いてある本はすべて購⼊可能となっていて、購入した本は宅配で自宅へ届けてくれます。全室露天風呂付きで、大浴場では乳白色の硫黄泉と無⾊透明の美肌の湯の2つの泉質が楽しめます。日常から離れどっぷりと本の世界に浸れて、贅沢な気分も味わえて一石二鳥になること間違いなしです。

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お金をかけずに本を楽しむことが優先な人は図書館を利用

なるべくお金をかけずに本を楽しみたいというなら、図書館ははずせません。無償で利用できる公共施設や格安でマンガが読み放題のお得な図書館を紹介します。

・国立国会図書館

日本で発行される全ての書物が集まるのがここ、国立国会図書館。蔵書の量もすさまじく、広い館内に、日本中の全ての書物があるというのは圧巻です。専門書など書店でどうしても見つけられない資料などを見つけることもできるので、普通に読書を楽しむということからずれてしまいますが、インターネットでも見つけられない深い情報が得られるかもしれません。館内の端末で資料検索をするほか、事前にオンライン上で調べることも可能です。違った角度から本を無料で楽しめるのは貴重な場所といえるでしょう。

・立川まんがぱーく

まんが4万冊、絵本2000冊の蔵書を誇るまんがの図書館。大人400円、子供200円で開館時間内であれば一日中漫画を楽しむことができます。館内のほとんどの床が畳敷きになっているので、寝転がったり、くつろいだりとかなりリラックスした空間になっています。漫画はジャンル別に配置されているので、気になる分野の漫画を探しやすいのもいいところ。90日間使えるパスポートも購入できるので、漫画を存分に満喫したい人はお得に利用することができます。

探してみると、本を楽しめる施設には色々な形態があることがわかります。自分の利用目的にあった書店や施設を見つけられると、読書の時間がより素敵で快適なものになります。読書に興味がないという人も気になる施設から利用してみると、人生を変える1冊に出合えるかもしれませんよ。

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プロフィール

回遊舎(かいゆうしゃ)

"金融"を専門とする編集・制作プロダクション。お金に関する記事を企画・取材から執筆、制作まで一手に引き受ける。マネー誌以外にも、育児雑誌や女性誌健康関連記事などのライフスタイル分野も幅広く手掛ける。
近著に「貯められない人のための手取り『10分の1』貯金術」、「J-REIT金メダル投資術」(株式会社秀和システム 著者酒井富士子)、「NISA120%活用術」(日本経済出版社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った世界で一番わかりやすいニッポンの論点10」(株式会社ダイヤモンド社)、「子育てで破産しないためのお金の本」(株式会社廣済堂出版)など。

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