皆さんは「メンズメイク」に対して、どのような印象をお持ちでしょうか? このたび、クロス・マーケティングが実施した「美容に関する調査(2022年)男性編」によると、15~39歳の年齢層はメンズメイクに肯定的な人が多いことがわかりました。
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調査は2022年8月19日~21日、全国の15~69歳の男性を対象にインターネット上で行われ、1,375人から有効回答を得ました。
1.メンズメイクの印象、15~39歳の半数以上が「よい」と回答
メンズメイクをしている人に対する印象を調べたところ、「よい+ややよい」と答えた割合は全体の51%。年齢別にみると、15~19歳が最も高く70%、次いで20代が58%、30代が57%となり、15~39歳で半数を上回りました。
メンズメイクに関心がある人は全体の21%で、中でも20代(31%)、30代(29%)は3割前後と高めでした。
一方、自身がメイクをすることに対し抵抗感がある人は全体の54%で、特に50代(65%)、60代(66%)で抵抗感が強いことがわかりました。
(【画像出典】クロス・マーケティングプレスリリース)
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2.メンズメイクの実施率は11%
メンズメイクの実施率は11%(「毎日している」4%、「たまにしている」7%)。年代別では、20代が最も高く19%となりました。
メイクのきっかけを聞くと、「特にない(なんとなく)」が35%でトップ。以下、「身だしなみとして」が33%、「コンプレックスをカバーするため」が28%と続きました。
普段使用しているアイテムにつていては、1位「化粧下地」(31%)、2位「リップグロス」(23%)、3位「BBクリーム」(21%)、4位「ファンデーション」(17%)、5位「コンシーラー」(14%)となりました。
(【画像出典】クロス・マーケティングプレスリリース)
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3.直近1年間の脱毛経験者は14%
直近1年間での脱毛の実施状況を聞くと、全体の14%が「脱毛をした」と回答。特に15~19歳(20%)、20代(18%)、30代(19%)の約2割は脱毛をしていることが明らかになりました。
脱毛部位は、「ひげ」が61%でトップ。続いて「腕・手」が30%、「脚・足」が29%など、露出度の高い部位への施術が目立ちました。
(【画像出典】クロス・マーケティングプレスリリース)
また、美容行動を行う理由として、「あてはまる」と答えた割合が多かったトップ3は、「健康でいたい」(68%)、「異性によく見られたい」(54%)、「いつまでも格好よくありたい」(54%)でした。
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4.まとめ
クロス・マーケティングは今回の調査結果について、
「全般的に、他人がメイクをしていても、あまり気にはならないと感じつつも、いざ自分でメイクをすることには抵抗感がある様子がうかがえた。
また、メンズメイクに関しての意識は、比較的肯定的な15~39歳と、否定的な40~69歳に分かれた」
と分析しています。
(【記事出典】クロス・マーケティングプレスリリース)
(記事執筆:御木本千春)