「推し」という言葉を聞いた事がある方も多いと思います。言葉を聞いただけでなく、「推し」がいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回、ファイントゥデイ資生堂が実施した「推しのいる生活に関する実態調査」によると、「推し」がいる人のうち約9割が"人生が豊かになった"と実感しているそうです。今回は同調査の結果をもとに、「推し」と日常生活の関係を見ていきたいと思います。
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ファイントゥデイ資生堂による定義では、「推し」とは、好きな人やもの、応援したい人やもの、人に勧めたいほど気に入っている人やもののことを指します。今回同社では、2022年4月28日~5月2日、「推し」と毎日の生活の関わりについてより詳しく知るべく、「推し」がいる15歳~59歳の男女500名(「推し」の有無を確認するスクリーニング調査3,364名)を対象に、インターネット調査を実施しました。
1.半数の人に「推し」が存在、対象は多様化
「推し」の有無を聞いた結果、「推し」がいると回答した人は50.7%となり、2人に1人は「推し」がいることが分かりました。
「推し」がいると回答した人に対し、「推し」の対象を聞いたところ、「アイドル」(34.2%)、「スポーツ選手・チーム」(29.0%)、「Youtuber」(25.6%)、「ミュージシャン」(25.4%)が上位となりました。
その他の「推し」の対象としては、「動物・ペット」や「飲食物・飲食店」、「クラスメイト」など、「推しの多様化」が進んでいることが分かりました。
(【画像出典】ファイントゥデイ資生堂プレスリリース)
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2.「推し」のことを考えるのは"毎日"が最多
以下では、「推し」がいる人の中で、実在の人物の「推し」がいる15歳~59歳の男女500名に聞いた結果となります。
まず、「推し」のことを考える頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」(44.2%)が最も多い結果となりました。
さらに、「推し」のことを考えるシチュエーションは、「リラックスしている時」(65.6%)、「休憩中」(46.8%)、「寝る前」(39.8%)などに加え、朝起きた時、食事中、スポ―ツ中など、「推し」の対象と同様、「推し」のことを考えるシチュエーションも多様であることが分かりました。
(【画像出典】ファイントゥデイ資生堂プレスリリース)
3.多くの人にとって"「推し」は毎日の充足度を高める存在"
さらに、「推し」がいて良かったと思うことを聞いたところ、「人生に楽しみができた」(91.8%)、「元気をもらえる」(89.4%)、「人生が豊かになった」(87.4%)、「人生に充足感を感じるようになった」(83.4%)、「毎日が充実する」(80.2%)という回答が上位となり、「「推し」の存在は毎日の充足度を高めていることが分かりました」(ファイントゥデイ資生堂)。
(【画像出典】ファイントゥデイ資生堂プレスリリース)
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4.気分が落ちた時の力になるのも「推し」が上位
気分が落ちた時に力をくれるものを聞いたところ、上位は「食事」(67.4%)、「推し」(65.6%)、「睡眠」(65.0%)となり、「推し」がいる人にとって、「「推し」には睡眠やお風呂を超えるリカバリー力がある」(ファイントゥデイ資生堂)という結果となりました。
(【画像出典】ファイントゥデイ資生堂プレスリリース)
5.まとめ
ファイントゥデイ資生堂では、今回の調査結果について、「「推し」は "ファイントゥデイ(素晴らしい今日)"を届けてくれる存在であり、「推し」がいる方も"ファイントゥデイ(素晴らしい今日)"を体現していることが分かりました」としています。
「推し」という言葉は最近普及した言葉ですが、好きな人、ものがある生活はやはり充実しやすいことが、あらためて分かる調査結果といえるのではないでしょうか。
(【記事出典】ファイントゥデイ資生堂プレスリリース)