会社員がユーチューバーになるには何が必要? YouTuberのなり方と注意点

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会社員とユーチューバー(YouTuber)を両立させるためには、会社のルールと社会規範を侵さない範囲で活動することが前提になります。ユーチューバー(YouTuber)になるには、撮影機材や動画を編集するスキルのほかに、コンプライアンスの理解、企画力、構想力などが必要です。ユーチューバー(YouTuber)のなり方会社員がなる場合の注意点を解説します。(Misa)

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【関連記事】「「仕事に飽きた」と感じる理由は?キャリアアップの方法や転職先の見つけ方」

1.YouTuberになるために必要なもの

YouTuberになるには、YouTubeで公開する動画を撮影し、編集しなければなりません。YouTubeのアカウントは、Googleアカウントがあればすぐに作成できますので、こちらは問題ないでしょう。YouTuberになるためには、撮影機材と撮影した動画を編集する最低限のスキルが必要です。

・撮影機材

動画が撮影できるデジタル一眼レフやビデオカメラのような 本格的なカメラがあればベストですが、スマートフォンでも撮影できます。カメラを固定する三脚や照明、マイクによって、クオリティが変わってきますので、撮影場所の状況などに応じて揃えていくとよいでしょう。

・編集ソフト

編集作業は、動画のクオリティを左右する重要なステップです。YouTubeにも編集機能がありますが、画像と音声を編集できるソフトがあるとより高度な編集ができます。

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2.YouTuberになるには事務所に所属するべきか

今や多くのYouTuberが事務所に所属して活動しています。

事務所に所属することでより動画作成に力を入れられるのがポイントになるでしょう。

今からYouTuberになるには、事務所に所属するべきなのかどのようなメリットがあるのかを解説していきます。

・YouTuber事務所に所属するメリット

YouTuberが事務所に所属するメリットは、より高収入を期待できる広告などの企業案件を受けやすくなることです。

無所属の場合、大手企業とのコラボができにくかったり、個人で企業案件の営業を行う場合は営業方法を考えたり、再生数やチャンネル登録数だけでPRする必要があります。

しかし、事務所に所属していれば、事務所が企業案件を取得してくれることが多いため、企業案件を受けつつも動画撮影に集中できるメリットがあります。

またYouTuberは、動画撮影の他に動画編集やアップロードなど様々な作業が発生します。

中には時間に追われ、効率的に進めるのが難しいと感じる人もいるかもしれません。

事務所に所属していれば、動画編集や動画の企画考案など、手の掛かる業務や手続きもサポートしてくれることが多いため、その場合は動画撮影に集中して取り組むことができます。

個人運営を行うのが苦手と感じる人は、このようにさまざまなサポートが受けられる事務所への所属することをおすすめします。

・YouTuber事務所に所属する方法

YouTuberが事務所に所属する方法は、自ら応募する・スカウトされる方法があります。

自ら応募する場合は、所属したい事務所の公式ホームページで募集が行われているか確認しましょう。

応募後は事務所による審査が行われるため、必ず所属できるわけではありません。

スカウトの場合は、チャンネル登録者数の多いYouTuberが事務所の目に止まるケースが多いです。

スカウトされるためには、動画再生数やチャンネル登録者数を伸ばしていくことが重要になります。

特にチャンネル登録者数が多いと、影響力を示すアピールポイントに繋がるため、積極的にファンを増やす投稿を心がけましょう。

3.会社員がYouTuberとして活動するときの注意点

YouTuberとして広告収入を得ることは、副業にあたる可能性があります。YouTuberは個人の活動であっても、組織の一員としての責任や会社のルールを優先しなければなりません。会社員がYouTuberとして活動するときの主な注意点を挙げます。

・副業・兼業やSNSの使用に関する会社のルールを確認する

従業員の副業を認める会社は増えていますが、会社によっては副業・兼業の禁止や報告義務などのルールを設けている場合がありますので、会社のルールを確認しましょう。また、副業・兼業はOKでもSNSの使用を制限している会社もあります。こちらも確認が必要です。

・守秘義務およびコンプライアンス遵守を徹底する

YouTuberとしての活動で、業務を通じて得た情報を使用するのは"絶対にやってはいけない"ことです。また、違法行為、迷惑行為についても自己判断ではなく、法制や行政の条例などを確認する習慣をつけましょう。法令に触れなければ何をしてもよいということではありませんので、公開する前に自分の動画が与える影響を検証することが大切です。内容に問題があると感じたときに、「せっかく撮ったのだから」と公開する人は、おそらくYouTuberとしては大成しにくいかもしれません。

【関連記事】「【コンプライアンスとは】法令遵守にとどまらない理由とコンプラ違反の対策」

・収入があった場合は確定申告を行う

広告収入を得た場合は、確定申告が必要になります。会社の給与とは違って、すべて自分の責任で申告しなければなりませんので、申告を忘れないように注意しましょう。

【関連記事】「スマホで確定申告が飛躍的に進化!2019年度分からは副業も対象に」

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4.誰でもなれるYouTuber、しかし・・・

YouTubeに動画を公開すれば、誰でもYouTuberを名乗ることができます。しかし、高収入を得るような人気YouTuberとなるには、マーケティング視点や企画力、分析力、戦略性など、さまざまな能力と努力が必要です。会社の仕事で身につけたスキルを活かして成功する人もいれば、YouTubeのために勉強したことが仕事のスキルアップにつながる人もいるかもしれません。

その一方で、再生数にこだわりすぎて社会のルールを踏み外したYouTuberが逮捕された例もあります。逮捕されるような事態になれば、会社から解雇されても受け入れざるを得ません。

こういったケースは稀ですが、YouTuberとしての成功を求めるあまり自制できなくなったり、モラルを見失ったりする人はいます。常に、YouTuberとしての活動を客観視できるよう心がけましょう。

(※YouTuberとして成功するのは難しくても、動画制作などの技術を活かせる会社に転職するという選択肢もあります。そうした場合は、就職活動で利用された方も多い「マイナビ」を運営する株式会社マイナビの転職エージェントサービス「マイナビエージェント」なら、職種や業界に特化したアドバイザーが無料で転職候補先選びや書類・面接対策などを行ってくれますのでおすすめです。ぜひご活用をご検討ください。)

原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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