働く女性のおうち時間の過ごし方、コロナ禍のストレスの中でも楽しめる事は?

働く女性のおうち時間の過ごし方、コロナ禍のストレスの中でも楽しめる事は?

新型コロナウイルス感染拡大が続く中、外出自粛やテレワークの広がりとともに、在宅時間、いわゆる「おうち時間」の過ごし方が注目を集めています。今回は、インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社の調査をもとに、働く女性がコロナ禍のおうち時間をどう過ごしているか見ていきます。

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調査は、インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社が、全国の一人暮らしをしている20代~30代の女性500名を対象に「働く女性の2021年上半期振り返り調査」として実施しました。

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【調査概要】
調査期間:2021年5月6日(木)~5月10日(月)
対象:全国の、20代~30代の女性500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
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1.2021年上半期に8割以上の女性がストレス

同調査で2021年上半期、コロナ禍でストレスを感じたか聞いたところ、「とても感じた」「感じた」「どちらかというと感じた」人を合わせて、8割以上の女性がストレスを感じていることが分かりました。

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(【出典】eBay Japanプレスリリース)

具体的にどのような時にストレスを感じるか聞いたところ、「思うように外出できないとき」(76.4%)に最も多く回答が集まりました。「友人・知人と会えないとき」(52.7%)にも半数以上の票が集まりました。他にも、「イベントが中止になるとき」(38.3%)、「暗いニュースを目にするとき」(34.0%)という意見もありました。

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2.ストレスの一方、半数以上が「充実していた」と回答

一方、同調査で上半期の充実度や自己評価について聞くと、「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合わせて50.6%の人が「充実していた」と回答しています。

充実していたと感じている人に何が一番充実していたか聞いたところ、最も多くの回答が集まったのは「趣味」(30.0%)でした。次いで、「仕事」(19.8%)、「育児」(12.3%)という回答が続きました。

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(【出典】eBay Japanプレスリリース)

eBay Japanでは、「テレワークの導入で働き方が変化したり、おうち時間が長くなったりしたことで、ワークライフバランスを見直しプライベートの趣味を充実させている人も多いようです」としています。

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また、「美容」(8.3%)が4位にランクインしており、同社では、「あまり人に会えないこの期間に自分磨きしている人もいるのではないでしょうか。ストレスを感じやすい状況下でも、多くの女性が毎日を充実させて前向きに過ごしてきたことが伺えます」とし、このコロナ禍の中でも、働く女性が工夫しながら時間を充実させようと工夫していると分析しています。

ただ、「もっと充実させたかった」と後悔・反省していることを聞くと、こちらでも「趣味」(22.8%)が1位、「貯蓄」(11.0%)、「仕事」(8.8%)、「ダイエット」(8.8%)という回答が続きました。

「コロナの影響で生活が一変し、貯蓄しておくことの大切さを感じた人も少なからずいるようです」(同社)。また、これからの下半期に一番「充実させたい」と思うことについて聞いた結果、「趣味」(23.2%)に最も多く回答が集まり、次いで、「仕事」(11.8%)、「貯蓄」(11.4%)が続きました。

3.約8割の女性がおうち時間の過ごし方を工夫、その楽しみ方とは?

さらに、自分なりにおうち時間を楽しめるように心がけているか聞いたところ、76.8%の人が「はい」と回答。「ストレスを感じやすいコロナ禍でもおうち時間の工夫をして、ポジティブに生活してる人もいるようです」(同社)。

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(【出典】eBay Japanプレスリリース)

また、具体的にどのようなことをして過ごしているか聞いたところ、以下のような回答が数多くありました。

(1)テレビ・ネット配信番組を観る

  • 子どもも大人も楽しめる。コロナ禍ということと子どもが小さく、なかなか映画館に行けないので、映画やドラマの世界観に入り込み、非現実世界を楽しめるのがいい!(滋賀県・31歳)
  • 昔のドラマなどを一気見して、懐かしい気持ちになってリフレッシュできる(東京都・33歳)
  • 夜にお酒を飲みながらネット配信番組でドラマや映画を観ていると、コロナ禍であることを忘れられて、楽しい気分になれる(東京都・35歳)
  • 韓国ドラマをたくさん観ている。勉強にもなる(東京都・29歳)
  • 旅番組などを観ていると、旅行している気持ちになれて楽しい(福岡県・29歳)

(2)掃除をする

  • 掃除をしてすっきりした気持ちになれる(神奈川県・39歳)

(3)ネットショッピングをする

  • 毎日落ち込むニュースばかりだが、買い物をすると少しは気分が晴れる(大阪府・35歳)
  • ネットショッピングで自分にご褒美的な商品を購入し、それを使うことで心が豊かになれる気がする(東京都・35歳)

(4)自炊をする

  • 子どもと一緒に料理やお菓子を作ることで、楽しく美味しく食べることができる(富山県・32歳)
  • 自炊をして料理のレパートリーが増える喜びを感じられる(神奈川県・28歳)

4.約5人に1人が「自分へのご褒美」を買う予定

また、調査では、コロナ禍で"小さなご褒美"の頻度は増えたと感じるかについても質問しています。それによると、「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合わせて57.8%の人が、増えたと感じていました。

また、"小さなご褒美"はストレス発散や癒やしなど、ポジティブな影響を与えてくれていると思うか質問したところ、約8割の人が「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」と考えていることが分かりました。「外出したり遊びに行ったりすることができない今、自分にご褒美を与えて気分を上げることもストレスをためない一つの方法かもしれません」(eBay Japan)。

さらに、2021年上半期の終わり、"小さな"と言わず"本格的な"ご褒美を、頑張ってきた自分のために買う予定がある人について調査したところ、「(買う予定が)ある」と答えたのは22.6%となりました。

5.まとめ

eBay Japanの調査では、コロナ禍というストレスのかかる状況で、8割以上の女性がおうち時間を楽しむ工夫をしていることや、半数以上が2021年の上半期は「充実していた」と感じていることが明らかとなりました。

このコロナ禍の中でも、工夫次第で、おうち時間の過ごし方を充実したものに変えることができるのかもしれません。

(【記事出典】「働く女性の8割以上がコロナ禍でストレス。 一方、半数以上が「充実していた」と回答! 5人に1人、自分に"ご褒美"を買う予定。 1位「洋服」。平均予算は30,870円!」(eBay Japan合同会社))

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