ふるさと納税にお墓参り代行や家事代行サービス! 離れた場所から親孝行!

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ふるさと納税の返礼品の新たな試みとして、代行サービスを提案する自治体が増えています。中には、お墓参り代行や家事代行サービスなどの親孝行が代行できるサービスも。コロナ禍で帰省ができない今こそ、ふるさと納税の返礼品をフル活用して、離れた場所から親孝行してみませんか?

この記事では、親孝行にぴったりなふるさと納税の返礼品・サービスについて紹介します。

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1.お墓参りからおしゃべり相手まで、自治体によって多種多様な代行サービス

両親のもとに駆け付けて手伝いたくても帰省ができないそんなコロナ禍に、自分の代わりに両親をお手伝いするサービスを返礼品として提供する自治体も増えてきました。両親の要望に合わせて、両親の住む自治体にはどのようなサービスがあるのか調べてみると良いでしょう。自治体によっては申込サイトが限定されていることもあるため、各サイトで探してみるのがオススメです。以下では、そんなサービスの一例を紹介していきます。

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(1)お墓参り代行サービス

遠方や多忙で墓参りが難しい人に向けて、大阪府枚方市など多くの自治体がお墓参りの代行サービスを返礼品として提供しています。大阪府枚方市では、寄付金額30,000円以上で返礼品としてサービスを受けることが可能です。墓掃除・線香及びお花のお供え等を代行し、作業完了後には、作業前後の写真を送付してくれます。

枚方市のこのサービスは、「ふるさとチョイス」や「さとふる」などから申込が可能です。コロナ禍で田舎に帰ることができなくても、このサービスを利用すれば毎年の恒例行事を絶やすことなく行うことができます。

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(2)家事支援サービス

奈良県生駒市では、生駒市シルバー人材センターが家事を支援する「ぬくもり家事支援サービス」を返礼品として提供しています。寄付金額35,000 円以上の寄付で、月1回を基本として、季節毎に2時間、計4回家事援助を受けることができます。

このサービスは、「ふるさとチョイス」と「楽天ふるさと納税」などから申込が可能です。日々の家事などを任せるのはもちろん、衣替えや電化製品の入れ替えなど体力がいる少し億劫な用事などを、自分の代わりにサポートしてもらうこともできます。

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(3)庭の手入れや剪定サービス

熊本県宇土市では、公益社団法人宇土シルバー人材センターが、市内の管理すべき庭の手入れを代行するサービスを返礼品として提供しています。寄付金額20,000円以上で、庭の草取りや剪定作業などのサービスを受けることができます。

このサービスは、「ふるさとチョイス」や「ふるなび」などから申込が可能ですが、寄付の前に必ず宇土市シルバー人材センターに作業内容の相談をする必要があります。遠方に住んでおりなかなか管理が難しい上に、ほうっておくとすぐに荒れてしまう庭の手入れこそ、ふるさと納税を使って他人におまかせするのもオススメです。

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(4)見守り訪問サービス

岐阜県大野町や静岡県磐田市などのいくつかの自治体では、郵便局の社員等が月一回訪問してくれる「みまもり訪問サービス」を返礼品として提供しています。岐阜県大野町では、寄付金額25,000円以上で、3カ月間郵便局の社員等が町内にある両親の自宅に月1回訪問してくれます。そして、会話を通じて最大10項目の生活状況を確認し、その結果を家族にお知らせしてくれます。

大野町のこのサービスは、「ふるさとチョイス」などから申込が可能です。生活状況をただ把握するだけではなく、特に一人暮らしの親など、社員さんとの会話を通じて、元気になってほしいと思う方は、ぜひこのサービスを利用するとよいでしょう。

(5)親孝行代行サービス

福岡県北九州市では、その名の通り親孝行を代行してくれるサービスを返礼品として提供しています。寄付金額50,000円以上で、2時間のサービスを5回、返礼品として受けることが可能です。

このサービスは、「ふるさとチョイス」からのみ申込が可能です。食事の支度・掃除洗濯などの家事や通院の介助などに加え、将棋や囲碁の相手や、孫とのテレビ電話のサポートなどそのサービスの内容は幅広く、それぞれの事情に合わせてご両親がいま一番必要としているお手伝いを頼むことができます。

2.代行サービスだけじゃない!両親に日頃の感謝を込めて返礼品でプレゼント

ふるさと納税を使って、両親にカニや和牛などの高級食材を贈るという話はよく聞いたことがあるでしょう。しかし、その他にもふるさと納税を使って様々なプレゼントを贈ることができます。以下では、そんな返礼品の中から一例をご紹介していきます。

(1)簡単調理のおかず定期便

鹿児島県の南さつま市では、「おうちde時短ごはん 7種類のおかず定期便」という返礼品を提供しています。寄付金額25,000円以上で、7種類のおかずが3カ月間に分けて全3回送られてきます。

この定期便は、「ふるさとチョイス」や「さとふる」、「ふるなび」、「楽天ふるさと納税」などから申込が可能です。おかず定期便があれば、その日の献立に悩む必要もなく、調理もとても簡単です。日頃のちょっとした贅沢に、おいしいお惣菜を贈ることも親孝行になるでしょう。

(2)タクシーチケットと入浴券のセット

鳥取県米子市では、タクシー乗車券と入浴券をプレゼントできる返礼品を提供しています。寄付金額12,000円以上で、親孝行タクシーチケット(500円×6枚)と入浴券2枚を受け取ることができます。

このセットは、「ふるさとチョイス」や「さとふる」、「楽天ふるさと納税」などから申込が可能です。タクシーチケットは、「皆生タクシー」と「港タクシー」で、乗車場所・降車場所の少なくともいずれかが米子市内・日吉津村のとき、乗車代金として利用することができます。また、入浴券では、皆生タクシー株式会社グループ旅館の皆生温泉に入ることができます。普段からお世話になっている両親に、日頃の感謝の気持ちを込めてちょっとした御礼を贈るのに最適な返礼品です。

(3)人間ドック

愛知県津島市では、返礼品として人間ドックを受けることができます。寄付金額30,000円以上で、生活習慣病や胃がん・肺がんの検査が出来る基本的な人間ドッグを受けることができます。この返礼品は、「ふるさとチョイス」や「ふるなび」、「楽天ふるさと納税」などから申込が可能です。

また、滋賀県彦根市では、寄付金額227,000円以上で彦根唯一の天然温泉宿に泊まる宿泊人間ドックを受けることも可能です。いつまでも健康でいてほしい家族に人間ドックをプレゼントすれば、重篤な病気の兆候も見逃さずに済むかもしれません。

3.まとめ

このように、ふるさと納税を使えば、たとえ両親が遠方に住んでいたとしても親孝行をすることが可能です。コロナ禍によって、両親のもとに帰省し、直接自分や孫の顔を見せるといった今まで当たり前に行っていた親孝行が難しくなってしまいました。そんな両親のために、ふるさと納税という制度を利用して離れた場所から親孝行するのもいいのではないでしょうか。

原稿:回遊舎(かいゆうしゃ)

"金融"を専門とする編集・制作プロダクション。お金に関する記事を企画・取材から執筆、制作まで一手に引き受ける。マネー誌以外にも、育児雑誌や女性誌健康関連記事などのライフスタイル分野も幅広く手掛ける。近著に「貯められない人のための手取り『10分の1』貯金術」、「J-REIT金メダル投資術」(株式会社秀和システム 著者酒井富士子)、「NISA120%活用術」(日本経済出版社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った世界で一番わかりやすいニッポンの論点10」(株式会社ダイヤモンド社)、「子育てで破産しないためのお金の本」(株式会社廣済堂出版)など。

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