【おうち時間の過ごし方】便利でお得な食材宅配サービスをご紹介

【おうち時間の過ごし方】便利でお得な食材宅配サービスをご紹介

コロナ禍で自炊する機会も増え、利用頻度が高くなっている食材の宅配サービス。大手スーパーからコンビニ、こだわりの食材取り寄せまで、選択肢も広がっています。今どき宅配サービスのお得度や便利度について紹介します。

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1.利用次第でお得度アップ、大手スーパーの宅配サービスを比較

最も利用者数、利用頻度も多く、手軽に使えるのは大手スーパーが提供する宅配サービス。食材だけではなく、日用品やPB商品など、実店舗同様の幅広い品揃えが大きなメリット。送料が無料になる金額やポイントアップデーなど、それぞれの特徴を把握して上手に利用するのがコツです。

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■イオンネットスーパー

全国45都道府県で利用できる、イオンのネットスーパー。15時までの注文で最短即日配達が可能。イオンオリジナルブランドのトップバリューの商品も注文できる。

【送料】

基本は1回300円+税、5000円(税込)以上で送料無料。地域によって異なるので、まずは検索してみて自分の住んでいる地域はいくらになるかを確認。場所によっては、購入金額にかかわらず、配送料がかかる地域もある。

【貯められるポイント】

・WAONポイント

200円につき1ポイント貯まる。
3回以上買うとネットWAON300ポイントなど期間限定のポイントアップキャンペーンあり。

【特徴】

非対面受け取りサービスや置き楽サービスなど非接触の受け取り方法もできる(一部店舗)

■イトーヨーカドーネットスーパー

ネットスーパー最大級の品揃えを誇る。

当日注文で最短4時間で配達。さらに3~7日後までの注文が可能で、365日23時間(16:00-17:00を除く)対応なのも嬉しい。お届け前にメールでお知らせが受けて取れる。(一部店舗対応)

【送料】

1回324円(税込)※購入金額に応じた送料無料サービスはなし

【貯められるポイント】

・nanacoポイント

200円につき1ポイント貯まる。

【特徴】

注文画面の次に「ご要望メモ」画面があり、「トレイを1パックにまとめて」「お寿司はサビ抜きに」など細かい希望を書き込める。

■楽天西友ネットスーパー

楽天のアカウントがあれば誰でもすぐに利用できる。配送日は最短当日から4日後まで選択可能で、配達時間は22時まで対応しているので、帰宅が遅くなった時も便利。

【配送料】

1回330円。5500円(税込み)以上で送料無料

【貯まるポイント】

・楽天ポイント

100円につき1ポイント貯まる
月曜日・火曜日はポイント2倍。

【特徴】

「西友の「毎日最低価格」をネットでも」を売りに生鮮食品から日用品まで幅広い品揃え。「皆様のお墨付き」「きほんのき」などPB商品だけでなく、セット買いでお得になる「セッ得!」になる商品など価格にこだわっている。

2.ミールキットやお弁当も頼めるコンビニの宅配

惣菜からデザートまでスーパーに負けず劣らずの品揃えと店舗数の多さで、最も身近な存在といえるコンビニ。歩いてすぐ行ける距離にない、リモートワーク中で外に出る時間がない、そんな時に利用したいのが宅配サービス。フードデリバリーサービスと提携するなど、大手コンビニにも宅配サービスが広がっています。

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■セブン‐イレブン

セブン‐イレブン店頭で取扱のある馴染み深い商品から、店頭にはない日替わり弁当、日替わりおかずセット、ミールキット、鍋物の4種類などすぐ食べられる商品が充実。

ミールキットは冷蔵、冷凍がある。食材はカット済みなので生ゴミがほとんど出ないのが嬉しい。基本2人前からのセットになっているが、1人前ものもある。

注文は前日10時30分まで。

【送料】

220円(利用金額1,000円以上)、利用金額3,000円以上で送料無料。店舗受け取りも選択できる。

■ファミリーマート

デリバリー&テイクアウトアプリのmenuと提携。menuを通してファミリーマートの商品をテイクアウトしたり、デリバリーしてもらえたりできる。

【送料】

一回につき300円~で距離に応じて加算される。

商品の合計金額が1000円未満の場合は、150円の少額取扱料および配達料がかかる。

■ローソン

ローソンでは一部店舗でフードデリバリーサービスのUberEats、フードパンダを使用することで商品を購入することができる。4月からはナチュラルローソン13店舗で北欧発のデリバリーサービスWolt(ウオルト)の利用が可能に。

メニュー、配送エリア、オーダー受付時間はアプリから店舗ごとに確認する必要があるが、弁当、冷凍食品、日用品、雑誌など幅広く取り揃えている

3.今どきニーズにこたえたこだわりの宅配サービス

在宅時間が多くなり、自炊をする機会が増えた今、気になるのは健康のこと。コロナ禍ということもあり、体によいものを積極的にとりたい、と思う人も多いのではないでしょうか。そんな時利用したいのは、産地や農法にこだわった厳選食材のデリバリーです。

■ビオ・マルシェ

オーガニック栽培の野菜にこだわるならここ。取り扱う野菜は全てJAS(オーガニック)認証のもので週に一度届けてくれる。品揃えは約200種類。さらに野菜だけでなく、乳製品や肉など約1500点の取り扱いもあり食生活全般をサポートしてくれる。関西を拠点にしているので、有機野菜の産地は西日本中心である。支払いは基本、受け取りの際の現金払い。宅配方法は地域により異なり、ビオ・マルシェのスタッフ、もしくはヤマト宅急便どちらかの方法で配達される。

WEBサイトはこちら

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(【画像出典】「ビオ・マルシェ」WEBサイト)

■ココノミ

完全無農薬野菜のみ取り扱っており化学肥料も使用されていない。無農薬が難しい果物に減農薬など基準以下のものを取り扱い。商品のラインナップは野菜、果物、米、加工品で700種以上の取り扱いがある。毎週水曜に食材情報は更新される。お気に入りに商品は自動でカートに入るような機能も。

毎週火曜10:00に締切でその週の土曜に商品が届く。初回のみ、送料無料セットがある(2457円(税込))。

WEBサイトはこちら

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(【画像出典】「ココノミ」WEBサイト)

■食べチョク

日本最大級のオンライン直売所。生産者と直接メッセージのやりとりができたり、市場に出回らない珍しい商品なども数多く出品されている。野菜、果物、畜産物、水産物を取り扱う。また生産者自身が値決めを行うことができるので、食べることが生産者への応援になるのも良い点。利用には登録が必要。支払いはクレジットカードかコンビニ決済。送料は商品により異なる。

WEBサイトはこちら

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(【画像出典】「食べチョク」WEBサイト)

4.まとめ

長引くコロナ禍での外出自粛の影響で、さまざまな分野の宅配サービスが広がっています。中でも食材の宅配サービスは多様なニーズに応え、大手スーパーからコンビニ、産地直送なども登場し、利用する側としてはどれを選ぶか悩むところです。利用する際には、購入価格で送料が無料になる場合は、なるべくまとめ買いをし、送料を節約する、ポイントアップデーを狙うなど、工夫をしてみると、お得度もさらにアップします。

原稿:回遊舎(かいゆうしゃ)
"金融"を専門とする編集・制作プロダクション。お金に関する記事を企画・取材から執筆、制作まで一手に引き受ける。マネー誌以外にも、育児雑誌や女性誌健康関連記事などのライフスタイル分野も幅広く手掛ける。近著に「貯められない人のための手取り『10分の1』貯金術」、「J-REIT金メダル投資術」(株式会社秀和システム 著者酒井富士子)、「NISA120%活用術」(日本経済出版社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った世界で一番わかりやすいニッポンの論点10」(株式会社ダイヤモンド社)、「子育てで破産しないためのお金の本」(株式会社廣済堂出版)など。

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