会話が苦手な人必見! 口下手、人見知りでも身につく会話術とは!?

会話が苦手な人必見! 口下手、人見知りでも身につく会話術とは!?

口下手や人見知りで、仕事上のコミュニケーションに苦手意識を持っている方もいらっしゃるでしょう。コミュニケーションを円滑にするテクニックのひとつが会話術です。口下手でも、会話術を学ぶことでコミュニケーション上手になることができます。(Misa)

ビジネスで会話術が求められる理由

ビジネスパーソンにとって、さまざまな場面で重要となるスキルのひとつがコミュニケーション能力です。良好なコミュニケーションは、業務の効率や仕事の質の向上にもつながります。

SNSの普及によりコミュニケーションの手法は多様化していますが、特に会話によるコミュニケーションがうまくいくと互いの心理的な距離感が縮まる傾向があり、ビジネスの基本となる人間関係を深めることにもつながっていきます。

仕事上のメリットだけでなく、仕事相手との会話を楽しめることで、職場や仕事が楽しくなるという効果も期待できます。

このようにコミュニケーションを円滑にし、人間関係を深めるために役立つのが会話術です。会話を弾ませるためのコツやマナーなど、会話のテクニックがあります。

会話が苦手な人必見! 口下手、人見知りでも身につく会話術とは!?

口下手、会話への苦手意識を改善するために

皆さんのなかには、口下手で会話が苦手という方もいらっしゃるでしょう。口下手を自覚する方の多くは、話題がない、会話が続かないなどのお悩みを抱えていらっしゃいます。

会話が弾まないのは会話の上手下手というより、共通の話題がない、つまりお互いのことを知らないからと考えられます。相手をよく知らないまま、何とか会話しようとありきたりの質問を続けた結果、一問一答のようになってしまい、逆に気まずい空気になってしまうこともあります。

会話に対する苦手意識の背景には、「会話を弾ませなければいけない」「相手によく思われたい」などの固定観念がある場合が多いです。お笑い芸人ではないのですから、仕事相手との会話はウケることが目的ではありません。

相手の人柄を知り、同じように自分について知ってもらうことが目的ですから、おもしろい話ができなくても問題はありません。「会話を盛り上げよう」という目的を捨て、「この人の話を聞きたい」という思いを持てるようになると、苦手意識が多少は和らぐのではないでしょうか。

会話術のスキルが身につけば会話上手に

会話術はスキルですから、口下手という方でも訓練によって会話上手になれます。会話術の基本は、話すことと聞くことをバランスよく行うことです。相手を楽しませるために面白い話題を披露するのも良いですが、相手に気持ちよく話してもらうことのほうが、より効果的です。

気持ちよく話してもらうために相づちやリアクションが大切ですが、知ったかぶりや過剰なリアクションは逆効果になる場合もあります。会話術について書かれた書籍やネットの情報などはたくさんありますが、共通するポイントはこちらの2つです。

・次々に質問するのではなく、ひとつの質問から関連する質問につなげる。

・適度な相づちや質問で相手から話を引き出す"聞き上手"をめざす。

また、最近はSNSでプロフィールや私生活の一部を公開している人がいます。そうした情報をチェックして話題にするのは悪いことではありませんが、あくまで私的な部分ですから、それほど親しくない人に隅々までチェックされるのは気持ちが良いものではありません。

事前準備はしても、その情報を活用しすぎない配慮も必要です。たとえば、相手のSNSでよく発信されている趣味を話題にする程度であれば問題ないですが、相手がとった具体的な行動に言及する場合はさじ加減を考えたほうがよいでしょう。

(※会話だけでなく、スピーチが苦手という方もいらっしゃると思います。ぜひ、以下の記事を参考にしてください)

【関連記事】「朝礼で使える!スピーチの流れとおすすめネタ8選、例文もご紹介」

プロフィール

原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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