「会社行きたくない...」と感じる原因は?状況に応じて実践できる対処法7選を紹介

仕事の悩み・転職

「会社に行きたくない...」という気持ちを抱えながら、毎日を過ごしている人は少なくありません。仕事が合わない、人間関係がつらい、疲れが取れないなど、その原因は人によってさまざまですが、原因が違えば取るべき対処法も変わってきます。

本記事では、「会社に行きたくない」と感じる主な原因を整理したうえで、今の状況に応じて実践できる対処法を7つ紹介します。

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「会社行きたくない...」と感じる一時的な原因

「会社に行きたくない...」と感じる理由の中には、一時的な疲れや環境の変化が原因になっているケースも少なくありません。この場合は、少し休んだり状況が変わったりすることで、自然と気持ちが落ち着くこともあります。

まずは、どのような一時的要因が考えられるのかを見ていきましょう。

イラスト:斉田直世 漫画の続きはこちら>



①土日明け・長期休み明け

「サザエさん症候群」という言葉をご存じでしょうか。日曜18時30分から放送されるアニメ『サザエさん』を見る時間帯になると、「楽しかった休日が終わり、また仕事のある日常が始まる」と実感して、気分が沈んでしまう現象を指します。

こうした言葉が生まれるほど、週末の終わりから月曜日の朝にかけては、多くの人が憂うつな気持ちを感じやすいタイミングだと言えます。

また、土日明けでさえ気が重くなるのですから、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇明けは、さらに出社がつらく感じる人も少なくありません。休暇が充実していればいるほど仕事モードへ切り替えるのが難しくなり、休みの最終日、特に夕方頃からは気分が落ち込んでしまう人も多いのではないでしょうか。

②繁忙期で仕事が立て込んでいる

繁忙期などで仕事が一気に増え、業務が立て込んでいる時期は、「仕事に行きたくない」と感じやすい一時的な原因のひとつです。

食事もゆっくり取れないほど忙しい日が続くと、疲れが蓄積し、心身ともに余裕がなくなってしまいます。「明日もこの忙しさが続くのか...」と考えるだけで、出社そのものが嫌になってしまうこともあるでしょう。

また、残業や早出などで睡眠時間が短くなりがちなことも影響します。十分に休めない状態が続くと、疲労が抜けにくくなり気力も落ちてしまうため、一時的に仕事への意欲が低下してしまうのです。

③一時的に体調が悪い

風邪気味で体がだるい、頭痛や腹痛がある、寝不足で疲れが取れていないなど、はっきりとした病気でなくても、体の不調があると仕事へのハードルは一気に高くなります。

「この状態で1日働けるだろうか」「周りに迷惑をかけないだろうか」と不安になり、出社そのものが億劫に感じてしまうこともあるでしょう。

こうした体調不良は、一時的な疲れや生活リズムの乱れが原因で起こることもありますが、無理を重ねることで不調が長引いたり、思わぬ病気が隠れていたりする恐れもあります。そのため、体調の違和感が続く場合は、早めに休養を取り、必要に応じて医療機関を受診することが大切です。

④天気が悪い

雨や雪で足元が悪かったり、寒さや暑さが厳しかったりすると、通勤そのものが大きな負担になります。「服や靴が濡れるのが嫌」「電車の遅延が心配」「外に出るだけで疲れそう」と感じ、出社前から気力を削がれてしまう人も多いでしょう。

また、曇りや雨の日が続くと気分が晴れにくく、集中力ややる気が落ちやすくなることもあります。このように、仕事の内容が原因ではなく、天候による身体的・心理的な負担が重なることで、一時的に「仕事に行きたくない」と感じてしまうケースも少なくありません。

「会社行きたくない...」と感じる慢性的な原因

「会社に行きたくない...」と感じる状態が長期間続いている場合は、慢性的な原因が隠れている可能性があります。日々の仕事の中で積み重なったストレスや不満、環境への違和感などが解消されないまま続くと、気力が回復しにくくなってしまうことも少なくありません。

ここからは、時間が経っても改善しにくい、慢性的な原因について見ていきましょう。

①人間関係のストレス

仕事は上司や先輩、同僚など周囲との連携が欠かせないため、人間関係の良し悪しはとても重要です。特に、20代・30代は、職場に慣れようと無理に気を遣ったり、評価や人間関係に悩んだりすることが多く、精神的な負担を感じやすい時期です。

一方、40代・50代になると、管理職や中堅としての立場から、部下への配慮や上司との板挟みなど、より複雑な人間関係のストレスを抱えがちになります。こうした職場の雰囲気が合わない状態が続くと、仕事中だけでなく私生活でも気が休まらず、心身の疲れが蓄積していきます。

②仕事内容が自分に合っていない

日々の業務内容が自分の性格や価値観、得意・不得意と合っていない場合、「会社に行きたくない」という気持ちが慢性的に生じやすくなります。

例えば、人と関わることが苦手なのに対人対応が多い仕事だったり、落ち着いて作業したいのに常にスピードや成果を求められたりすると、無理を重ねながら働くことになります。こうした違和感を抱えたまま働き続けると、仕事へのやりがいや達成感を感じにくくなるでしょう。

③長時間労働が常態化している

毎日のように残業が続いたり、休日出勤が当たり前になっていたりする職場では、心身の疲労が慢性的に蓄積していきます。

定時で帰れる日がほとんどなく、食事や睡眠の時間が十分に取れない、プライベートの予定を立てられないといった状況が続くと、「休むために働いているように感じる」ようになることもあります。

また、人手不足や業務量の偏りによって常に時間に追われながら働いている場合も、精神的な余裕が失われやすくなるでしょう。

④正当に評価されない

仕事のモチベーションは、給与アップや昇進といったわかりやすい評価だけでなく、上司から褒められたり期待を寄せられたりすることによっても高まります。

しかし、努力や成果が十分に認められなかったり、評価基準があいまいだったりすると、「頑張っても意味がない」と感じやすくなり、次第に仕事そのものへの意欲も低下してしまう可能性があります。

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会社に行きたくない時の対処法7選

ここからは、一時的に気持ちが沈んでいるときから、働き方や環境そのものを見直したいときまで、状況に応じて実践できる対処法を7つ紹介します。

朝のうちに「自分へのご褒美」を考えておく

「何となく会社に行くのが嫌だな...」と感じた日は、朝のうちに「今日を乗り切ることができた自分へのご褒美」を考えておくと良いでしょう。

ご褒美に設定するものは、普段はちょっと贅沢に感じてしまうようなスイーツや食事、欲しかった服や靴、行きたかったお店やライブ、見たかった映画や劇など、自分の気持ちが前向きになるようなものがおすすめです。

尊敬する人の言葉をヒントに視点を変えてみる

悩んでいるときは考え方が一方向に偏りやすく、物事がうまく進まない原因を周囲に求めてしまうこともあります。短期的に気持ちが落ちてしまった場合におすすめなのが、尊敬する人やビジネス書の言葉をヒントに視点を変えてみるという方法です。

自分とは違った考え方に触れることで、「別の見方もあるかもしれない」「今の状況を少し違う角度から考えてみよう」と気持ちを切り替えるきっかけになります。

無理に前向きになろうとする必要はありませんが、考え方の選択肢を増やすだけでも心の重さが和らぎ、憂うつな朝の一歩を踏み出しやすくなるでしょう。

有給休暇を取って休息する

「休んでしまったら、会社に行くのが余計につらくなる...」と思う方がいるかもしれませんが、数日間休むことによって、心身の落ち着きが得られる場合もあります。有給休暇は労働者の権利ですので、必要なときは積極的に取って休息にあてましょう。

なお、有給休暇を取る際に理由を正直に言う必要はなく、「私用のため」と伝えれば問題ありません。

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部署異動を希望する

上司や同じ部署の仲間が原因の場合、同じ場所にいることすら精神的な負担になります。もしも、「せっかく入社した会社を簡単に辞めたくない...」という思いがあるのなら、部署異動を願い出るのも一つの方法です。

部署異動のフローは会社によって異なりますが、一定の基準を満たしていれば部署異動を申請できる「自己申告制度」「社内公募制度」「社内FA(フリーエージェント)制度」などを設けている会社もあります。

ただし、部署異動は原則として会社に裁量権が与えられているため、必ずしも希望が叶うとは限りません。異動を希望する際は、まず上司や人事部に相談してみましょう。

ハラスメントは相談窓口や専門機関に相談する

パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントを受けている場合は、早急な対応が必要です。最近では、社内にハラスメントの相談窓口を設けている会社も多く、産業医が常駐している場合もあります。

決して一人で抱え込まず、まずは身近な相談先に声を上げることが大切です。もし社内に相談できる窓口がない場合は、以下のような公的機関などの外部窓口を活用しましょう。

労働基準監督署
労働基準監督署内には総合労働相談コーナーという窓口があります。対面でも電話でも相談可能です。

みんなの人権110番
パワーハラスメント、差別、虐待など、さまざまな人権に関する相談電話。電話をかけた場所の最寄りの法務局・地方法務局につながります。

雇用環境均等部
労働局管轄で主に男女雇用機会均等法の関わるトラブルの相談を受けつけています。

こころの耳電話相談
働く人のこころの悩みを相談できる電話相談窓口です。

都道府県労働局(個別労働紛争解決制度)
労働相談、助言・指導、あっせんの3つの労働紛争解決制度があります。都道府県労働局に設置された総合労働相談コーナーに相談をすると、助言・指導が行われ、解決しない場合はあっせんへと移行します。

休職を検討する

特に、20~30代前半では休職に不安を感じる人も多いかもしれません。しかし、人生は長く、今しっかり休むことは、これから先を前向きに進むための大切な時間になります。将来のことを考えるのは、少し元気が出てからでも良いでしょう。

長期休暇や休職の申請の仕方は、上司や人事部との面談をして、申請書を提出する流れが一般的ですが、医療機関の診断書が必要になる可能性もあるので、会社の就業規則などに従うようにしましょう。

なお、次のような症状がある場合は心身が疲れきっている可能性がありますので、医療機関などで適切な診断を受けるのがおすすめです。


【こんな症状がある時はSOSを!】

  • 吐き気、めまい、頭痛
  • 疲労感
  • 動悸
  • イライラしやすい
  • 退勤後、急に元気が出て夜通し遊んでしまう
  • 何もする気が起こらない、気分が沈みっぱなし
  • 食欲の減退または増加
  • 1、2カ月で5キロ以上など、短期間の大きな体重増減
  • 睡眠障害
  • 自分には価値がないといった強い罪悪感
  • ちょっとしたことで涙が出る

転職を視野に入れる

「どうしても会社に行きたくない」「仕事自体を辞めたい」と感じる場合は、最終的な選択肢として転職を考えてみても良いでしょう。転職は逃げではなく、自分に合った働き方を探すための前向きな行動です。

転職活動では、どんな環境で働きたいのか、今の会社で合わなかった点、自分の強みややりたいことを整理することが大切です。「会社に行きたくない」と悩んだ経験は、自分に合う職場を見極めるための大切な判断材料になるでしょう。

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転職すべきか悩んだときは

転職すべきか悩んだときは、一人で答えを出そうとせず、客観的な意見を取り入れることが大切です。迷っている段階だからこそ、次のような外部のサポートを活用してみましょう。

診断コンテンツを活用する

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また、リアルな社内の様子を教えてもらえるため、ストレスの少ない環境で働きたいと考えている方に特におすすめです。

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まとめ

「会社に行きたくない...」と感じることは、決して珍しいことではありません。多くの人が一度は経験する気持ちです。ただし、その原因によって取るべき対応は異なります。今回紹介した方法で解決できそうなものがあれば、ぜひ試してみましょう。

もし、一人では抱えきれない悩みを感じている場合は、SOSを出したり、つらい環境から距離を置いたりすることも大切です。勇気のいる選択かもしれませんが、自分を守るため、まずは一歩を踏み出しましょう。

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