コロナ禍の結婚指輪、10万円未満にした理由「少しでも出費を抑えたかった」

コロナ禍の結婚指輪、10万円未満にした理由「少しでも出費を抑えたかった」

新型コロナウイルスの感染拡大はさまざまな形で私たちの生活に影響を与えています。今回は、全研本社株式会社が実施したアンケートをもとに、コロナ禍が結婚指輪市場に与えた影響についてみていきます。

全研本社は、2021年7月16日~同年7月19日、コロナ禍で結婚指輪を購入した方111名を対象に、インターネットで「コロナ禍のおける結婚指輪の購入事情」に関する調査を行いました。

1.結婚指輪、「20万円~30万円未満」が最多

まず、購入した結婚指輪の金額について質問したところ、「20万円~30万円未満」が39.6%で最も多く、次いで「30万円~40万円未満」が21.6%、「10万円~20万円未満」が18.0%、「40万円以上」が15.3%、「~10万円未満」が4.6%という回答となりました。

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(【画像出典】全研本社プレスリリース)

2. 結婚指輪を10万円未満にした理由、「少しでも出費を抑えたかった」が最多

「~10万円未満」と回答した方にその金額で購入をした背景・理由を教えてください(複数回答)(n=5)と質問したところ、「少しでも出費を抑えたかった」が60.0%、「予算がこの金額だった」が40.0%、「気に入った結婚指輪がこの金額だった」が40.0%でした。

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(【画像出典】全研本社プレスリリース)

3. 「10万円~20万円未満」も「少しでも出費を抑えたかった」が60.0%

「10万円~20万円未満」と回答した方にその金額で購入をした背景・理由を教えてください(複数回答)(n=20)と質問したところ、「少しでも出費を抑えたかった」が60.0%、「予算がこの金額だった」が30.0%、「気に入った結婚指輪がこの金額だった」が30.0%、「予算をオーバーしても買いたいと思う結婚指輪だった」が10.0%という結果となりました。

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(【画像出典】全研本社プレスリリース)

4. 「20万円~30万円未満」では「少しでも出費を抑えたかった」は45.5%

さらに、「20万円~30万円未満」と回答した方にその金額で購入をした背景・理由(複数回答)(n=44)を聞いたところ、「少しでも出費を抑えたかった」が45.5%、「気に入った結婚指輪がこの金額だった」が43.2%、「予算がこの金額だった」が36.4%という回答となりました。

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(【画像出典】全研本社プレスリリース)

5.結婚指輪選びで困った事、「給与の減少、ボーナスカットにより予算を見直した」が31.5%

また、結婚指輪選びの際に、新型コロナウイルスの影響で予算の決定時に困ったこと/悩んだことがあれば教えてください。(複数回答)(n=111)と質問したところ、「貯金を使うかどうか悩んだ」が59.5%、「Afterコロナに予定している結婚式や新婚旅行との予算の兼ね合いが難しい」が46.8%、「給与の減少、ボーナスカットにより予算を見直した」が31.5%、「コロナ禍における結婚指輪の相場がわからない」が23.4%、「特に困ったこと/悩んだことは無かった」が9.9%という結果となりました。

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(【画像出典】全研本社プレスリリース)

また、結婚指輪の購入に至るまでの検討期間はどのくらいでしたか(n=111)との質問には、「2ヶ月~3ヶ月未満」が43.2%、「1ヶ月~2ヶ月未満」が25.2%でした。

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(【画像出典】全研本社プレスリリース)

6.まとめ

全研本社では、「今回の調査では「悩み、困ったこと無し」という方は約1割弱と僅かで、約9割の方が悩みを抱えながら結婚指輪を購入しています。その中でも、コロナ禍の影響と考えられるのが「Afterコロナに予定している結婚式や新婚旅行との予算の兼ね合いが難しい」、「給与の減少、ボーナスカットにより予算を見直した」です。今後、コロナ禍がどのようになっていくのか、先行きが不安な方は多く、判断に迷う要因になっていると考えられます。今後購入する方は購入するタイミングや予算など、焦らず検討することが望ましいでしょう」としています。

(【記事出典】全研本社プレスリリース「【コロナ禍で結婚指輪を購入した111人アンケート】約3割が、コロナの影響で「給与の減少・ボーナスカットにより結婚指輪の予算を見直し」低価格帯の結婚指輪の需要高まる」)

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