新型コロナウイルスの感染拡大防止で、テレワークでの勤務になった方もいらっしゃるかと思います。本連載では、会社の方針でテレワークをすることになった筆者のテレワーク体験をつづっていきたいと思います。
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今日はテレワーク開始後初のWEB会議。しかも、朝夕のミーティングとは異なり、サイトの細かい運営方針を決める、重要な会議であり、テレワーク開始後初めてのがっつりした会議となる。
参加人数は3人。自分の言いたいことはきちんと伝わるだろうか、しっかりした方針は決められるだろうか。そんな不安を抱えながら、午後3時に会議は始まった。
モニターに、会議のもとになる資料を画面に掲出しながら、互いの提案、意見を吟味していく。思ったよりスムーズで、サイドに表示されている画面経由で相手の顔も声も見聞きできるので、安心感もある。最近テレビでも出演者が自宅からネット中継でコメントを述べたりするのを見聞きする機会が多くなったが、画面の質以外では、ほとんど支障はない。
今回のWEB会議もお互いの意見も言え、課題や今後の方針も確認でき、しかも予定通りの1時間できっかり終わった。会議はともすれば長くなることが多いが、WEB会議は、時間を効率的に使えるのでは、と感じた。
何より、コロナウイルス感染拡大防止に、大変有効である。話す相手に、飛沫を飛ばすことがない、これが一番の利点だ。
政府の会議も、机を囲んでやっている様子をテレビで見ることもあるが、いっそWEB会議にして、ネットで誰でも見られるようにするべきではないか。
そんなことを思った、テレワーク初のがっつりWEB会議であった。
(イラスト:ConChan)
筆者プロフィール
thatcher
福岡県出身。メーカーの経理部員、新聞記者、雑誌編集者などを経て、現在はWEBサイトの編集者。話好きだが声が大きすぎ、ひんしゅくを買うことがしばしば。周りからはうるさいおじさんと思われている。
趣味は血液型占い、星座占いと、ちょっとした予言。意外と当たり、周囲を当惑させている。